仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百八十八話 最初の戦い~戦いの時はサンドイッチ~その一
第四百八十八話 最初の戦い~戦いの時はサンドイッチ~
戦士達の訓練は続いていた、少女達から見てライダー達の強さは相変わらず圧倒的なものであったが。
それでもだ、サレンは訓練の中で言った。
「少しずつでも」
「そうね」
シオリが応えた。
「敵う様になったわね」
「何とか」
「一人一人じゃどうしようもなくても」
ハツネが言った。
「それでもね」
「何人かでは劣勢でも渡り合える様になったわ」
サレンはハツネにも話した。
「私達も」
「そうね」
「陣形や連携の訓練もしているからだよ」
ジオウが言ってきた、丁度訓練の中で休んでいるのだ。
「それでだよ」
「だからですか」
「私達もですか」
「俺達にもね」
サレンとハツネに話した。
「渡り合える様になっているんだ、それにね」
「それに?」
「それにといいますと」
「君達自身も強くなっているから」
このこともあってというのだ。
「尚更なんだ」
「そうですか、強くなっているんですね」
ハツネはジオウに問う様に話した。
「私達も」
「間違いなくね」
「それは何よりです」
「だからね」
それでというのだ。
「君達もこのままいくとね」
「怪人達にですね」
「かなり有利に戦えるよ、そしてね」
ジオウはさらに話した。
「怪人達のことはね」
「頭に入れることですね」
「そう、パンチ力やキック力だけじゃなくて」
そうしたデータ以外にというのだ。
「さらにね」
「戦い方もですね」
キョウカが言ってきた。
「知っておくことですね」
「そう、そうしたね」
ジオウはキョウカにも話した。
「覚えておいて特に」
「弱点をですね」
「怪人はほぼ確実に弱点があるから」
だからだというのだ。
「それでね」
「弱点を衝いて攻める」
「そうしたらね」
それならというのだ。
「勝てるよ」
「楽にですね」
「そうなんだ」
「流石に弱点がない怪人はいないですね」
ナナカはそのファイルを読みつつ言った、デストロンの怪人達のそれを。
「有り難いことに」
「少なくともデストロンには」
「そうした怪人もいるけれど」
「実はですね」
「そうした怪人も今はあるってわかっているから」
弱点がというのだ。
「だからね」
「弱点はですね」
「徹底的に衝いて」
そうしてというのだ。
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