| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

魔法少女リリカルなのは 転生者は平和に暮らしたいだけなのに

作者:古手雅樹
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第18話 夜の一族

次の日俺は学校に行く事にした

「お兄さん明日からテストだけど大丈夫?」

「大丈夫だ、問題はない」

「・・・すごく、嫌な予感しかしないけどわかった」

「安心しろ。」

「うん、わかった」

俺はフェイトの頭をなでると後ろからアリシアがきた

「あ!ズルーイ!私も私も」

「はいはい」

俺はアリシアの頭もなでた

「えへへ」

「むう、お兄さん私も撫でてください」

「お前ら、そろそろ着くからそこらへんにしとけ」

俺が正門につくと2人は降りた

「それじゃ」

「うん」

俺は車をいつもの通り近くの駐車場に置いて子供の姿になり学校に移動した

「おっす」

「よぉ、菊池」

「どうだ?最高の妹を持った感想は」

「最高の妹?なんじゃそりゃ」

「ああ、お前いなかったからか
この前学校1の美少女コンテストがあってだな
そこの2人が選ばれたんだ」

「まじか、へぇ、知らなかった」

「まあ、仕方ないさ」

俺は学校の教室の中に入ると男達が続々と俺に来た

「おい!古手!お前の妹俺に紹介しろよ!

「何言ってんだよ!オレだよ!」

「お前じゃブサイクのオチだ」

「なんだと!」



「うるせぇ!いい加減にしろ!誰も紹介しねぇ」

「同感だな」



「「「orz」」」

「さて授業、授業」

俺は授業を受けることにした



一方その頃フェイト達は

「もぉ!どっか行ってぇ!」

「「待てよフェイトー!アハハハハハ」」

「こっちにこないでぇ!」

「「アリシアも待てよー、アハハハ」」


自称オリ主2人に追いかけられていたそうだ
それを俺は遠くから見ていたのであった

「おーおー・・あの馬鹿ども・・今日もやっているのか・・」

ちなみに俺の教室からフェイト達の教室は丸見えなのだ
だからあっちからもこっちは見える・・ことは多分ないと思う


さて学校の帰りフェイト達はそのままアースラの方に行くらしいので俺はアリサ達を車に乗せて家の前に送った
もちろん大人モードだよ?

「そういえば犬神さんってどこに住んでるんですか?」

「せやな、隣町の大きなマンションがあるんやけどわかる?」

「えーと、駅前の?」

「せや、駅前の大きなマンションの埼○西○ライ○ンズマンシ○ンなんやけど」

「へぇ、意外に大きな所に住んでるんですね」

「じゃないとあの2人には狭いからね。せめて不自由じゃない所に住まわせたかったし」

「そう・・なんですか」

「そうや、2人とも何か食べる?」

「いいですよ、私達は。別にね?アリサちゃん」

「う、うん大丈夫ですよ?」


すると古手が運転中あの音が聞こえた


「「くー・・・・」」


「「・・・/////////」」

「・・何か食べよっか」

「「はい//////////////」」


俺は近くのファミレスで2人にいろいろ食べさせた
いろいろね

しかし2人が食べていると後ろから大きな音が聞こえた

「「「っ!?」」」

「静かにしやがれ!」

「・・・強盗か・・」

だがそれも違う
4人の男たちがこっちに来て
2人を見た

「・・こいつか?」

「ああ」


「・・なんや?あんたら」

「貴様は黙ってろ!」

俺は1発殴られそのまま倒れる

「犬神さん!」

「こっちにこい!」

「なによ!離して!」

「お前もこい!」

「きゃああっ!」

4人組の男たちはバニングスと月村をかっさらい車に乗って行った
俺はすぐに起き上がり気と魔力を合成
大人の姿のまま追った

「待ちやがれ!」

「ちっ追ってきたか、おい!スピード上げろ!」

ブゥゥン!

車はスピードを上げる

「このやろぉ!」

俺は瞬動術+虚空瞬動を使い車に追いついた

「アリサ!すずか!伏せるんや!」

2人はすぐに伏せて俺はグーで正面のフロントガラスを割った

「ぐあっ!」

「2人は返させてもらうで!」

「ちっ!」

パァン!

拳銃が俺に向けられ放たれたが俺は先読みしそれを避けた

「なっ!?グハッ」

俺がグーパンで相手を殴ろうとしたがいきなり横から突撃される

「このっ!」

「行って下せぇ!」

2人は違う車に乗り換えられまたどこかに行った

「こんの!」

俺は相手を蹴り1回離れてすぐにハマノツルギ(スチール)を呼んだ

「ああん?いつの間に・・しかもハリセン?」

スパァン!

「ぐはっ」

相手は瞬殺された

「ちっどこだ!」

俺は誰もいないところで空を飛びすぐに上空からクルマを探す

「確か・・ジープだったなぁ・・」

そして海の方を見ると倉庫にジープを見つける

「見つけたで!」

俺は隠れるように降りてハマノツルギを構えながらチラリと見る

「門番が2人か・・」

俺は瞬動術を使い2人に近づく

「グハッ」

「ガッ」


2人をそのまま縛り前に進む、がしかし開かない

「しょうがない・・神鳴流奥義!斬岩剣!」

バァン!

「なっ!お前もう来たのか!」

「ちぃす、宅急便です荷物を引取りに来ました」

「フザケやがって!」
「てめぇらヤッちまえ!」

するとぞろぞろと大勢出てきたスーツをきたおっさん達が

「へぇ・・ならこっちも本気で行かせてもらうで!」

俺は気力と魔力を合成させた

すると大きなオーラみたいなものが出てくる

「なっ!なんだ!?オーラみたいなものが出てるぞ!?」

「み、見せかけだ!行け!」

「うおおおおおおお!」

俺はハマノツルギをそのまま大剣にし構えた

「神鳴流奥義・・・百烈桜華斬!」

「「「ぐおおおっ!?」」」

俺は2人を見ると縄に縛られていた

「「んー!んー!」」

だが後ろからかすかに音が聞こえ後ろを見た

「ぐっ・・なら人質を!」

俺はすぐに2人の目の前に行き庇う
男は2人に狙いを定めていた

パァン!

「がああっ!」

「「んー!!!!」」

俺は腹と肩を撃たれた

「ハッハッハ!いいこと教えてやるよ!
そいつはな!吸血鬼と人間のハーフなんだよぉ!」

「それがどうした!吸血鬼と人間のハーフだからなんだ!
月村すずかは人間を襲うやつではない!」

俺はおもいっきし相手の顔面にパンチを入れた

「ぐあっ」

バタン

俺はすぐに2人を解いた

「犬神さん!」

「犬神さんああ・・血が・・」

「俺は大丈夫や。はよ。これでうちの人電話せな」

俺は携帯を渡すとすぐにカードを取り出し扇をふる
するとすぐに傷は治ったが血がかなり出てしまったため俺は倒れた


sideout


sidein


「夜の一族のあの妹も無理だったかまぁいい
次回に必ず「必ずなんだ?」っ!?」

「貴様が今回の犯人か・・月村安次郎!」

「それが何だ?」

「・・お前を殺す」

「だが断る」

足元に何かを転がし急に光が光りだす

「ぐっ・・フラッシュか!」

光が消えると誰もいなかった

「・・逃がしたか・」

1人の男はすぐにもう1人の方に移動した

sideout



sidein




「ん・・ん・・ここは?」

俺はどこかに運ばれたようだ
だけど病院には見えない・・

「・・とりあえず傷はないな・・」

俺はゆっくりとベットから降りた

「ぐっ・・まだちょい響くか・・」

そして俺は今気づいた
今俺が小さくなっている事を

「なんで小さく・・ああ、時間切れか・・・
しかし本当にここは・・」

すると後ろから1人の女性が来た

「あら?目覚めたのね」

「・・誰ですか?」

「私は月村忍。すずかの姉よ」

「・・そうか月村が電話したのか。すまない迷惑かけたようだ」

「いいのよ。あんたも私の妹を助けてくれたんだし。
それに・・あなた何者?」

「・・・」

「あなたのことは妹から聞いたわよ。」

「犬神小太郎から古手雅樹になっていて大人から子供になるなんて・・
そんなもの聞いたことはないけど。私は妹を信じてるからね」

「・・・わかった。全て話す。とりあえず
そこのドアにいる人たちを入れてくれ」

するとドアが開き3人が入る

それは高町なのはの兄、高町恭也。
月村忍の妹。月村すずか
高町なのはの同級生、アリサ・バニングス

「古手君って何者なの?」

「・・俺は。魔法使いだ」

「魔法!?魔法使いってあの・・」

「そうだ、小説とかファンタジーに出てくるあの魔法だ」

「それは本当か?」

「ああ、なら高町兄。この飴玉を食べてみろ」

「何だ?この青い飴玉は?」

「食べ見ればわかる」

パクッ

高町兄はそのまま口に入れるといきなり煙が出てくる

「ゴッホゴッホなにこれ!?」

煙が晴れると1人の子供がいた

「な、なんだこれは?煙が多くて何も見えん」

「き・・き・・恭也・・」

「なんだ?どうした?ん?なんかみんなデカくなったな」

「恭也さん」

「すずかちゃん!?君もでかくなって・・」

「いや恭也鏡見てみろ」

忍が鏡を持ってくる

「鏡?」

恭也は鏡を見た

「こ、これは昔の俺じゃないか!?」

恭也は自分が小さい頃の姿を見てびっくりしていた

「その飴玉は青い飴玉を食べると若くなり
赤い飴玉になると何年後の自分の姿になる物だ」

「だから俺が食べると」

パクッ

「こういうふうになるんや」

「い、犬神さん・・」

「まぁうちは関西弁なのは大人の姿と子供の姿をちゃんと別にしてるからな」

「そ、そうなんですか・・」

俺は普通の口調に戻し喋り続けた

「さて、全ては話した。今度はそっちも教えてもらおうか、夜の一族の事を」

「「「っ!?」」」

「なんで・・そんなこと・・」

「ま、大体知ってるんだけどね。夜の一族は人間と吸血鬼のハーフだって事を
それが何だ?別にどうでもいいじゃねぇか。こっちは魔法使いだ、
それに俺は真祖の吸血鬼を知っているからな」

「そりゃ驚かないわけだね・・・」

「い・・古手君」

「ん?」

「こ、怖くないの?」

「全然。そしたら吸血鬼と人間のハーフより俺の方が怖いと思うけどね」

俺は月村妹に頭を撫でると
何かしら頭が吹っ飛んだように煙が出てきた

「ど、どうした?!」

「な、なんでもない!」

「そ、そうか。」

「それで。これからどうする?」

「これからって?」

「俺はお前ら、夜の一族を知っている。
お前らは俺が魔法使いだと知ってしまった
これをどうするか」

「そっちの魔法も秘密なんだよね?」

「ああ、そうだ、そっちも同じだ」

「わかった。両方とも内密にって事でいいかい?」

「ああ、両方ともバラしたらやばいからな」

「じゃあ、そういうことで」

「ねえ、あんた魔法使いなら空飛べるの?」

「ん?飛べるけど?」

「なら飛んでみて」

「ああ、別に良いけど、ネギセットアップ」

『了解』

光が急に強くなり俺の服装が学ランに変わる
そして右手にはネギの杖を持っている

「ふ、服装が変わった」

「こいつはバリアジャケットって言ってな。
まぁ戦闘服って言えばわかりやすいな」

「なるほど、でもどうして学ラン何だ?」

「これが俺の戦闘スタイルだからな。
格闘。砲撃魔法。剣とか自由に使える、だから・・」

古手は1枚のカードを取り出す

「アデアット」

するとカードが剣になった

「それは、あの時の」

「恭也見たことあるの?」

「1回勝負した時に古手君がそれを使ってな」

「そうなんだ」

「それとそのカード何枚あるの?古手君」

「ん?合計で5枚だな。」

俺が持っているカードは
ネギ、アスナ、このか、フェイト・アリシアの5枚のカードだ

「へぇ・・あ、これフェイトちゃんだ。それにアリシアちゃんも」

「結構可愛いね。その2人誰?」

「フェイト・F・テスタロッサちゃんとアリシア・F・テスタロッサちゃん。
私と同じクラスなんだよ」

「へぇ、そうなんだ。」

「それに、古手君の妹なんだよ」

「まぁ・・義理の妹なんだけどね。託されたから・・」

「託された?」

「ああ、俺はあの人に託されたから・・あの2人を・・」

「誰から?」

「あいつらの母親、プレシア・・プレシア・テスタロッサだ」

「・・・その話詳しく聞かせてくれないか?」

「・・・良いだろう、ただし聞いたら戻れなくなるが・・いいか?」

「・・・ああ、心構えはできている」

「良いだろう。」

俺は指を鳴らす

パァン

「話をしよう」


俺はあの時の話をすることにした






 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧