八条学園騒動記
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第六百四十四話 まずいものその八
「そうしている」
「日韓関係みたいなものだ」
「あれより遥かにましらしい」
「ましか」
「あれはもう論外だ」
日韓関係はというのだ。
「韓国は政治だけでなくスポーツでも産業でもだな」
「何でも日本に対抗しようとするな」
「文化も芸術も技術もな」
「何でもだな」
「日本を見てだ」
そうしてというのだ。
「対抗しようとするからな」
「アイルランドはそこまでいかないか」
「歴史でどうかでだ」
それでというのだ。
「国益が一致したらな」
「それならか」
「共闘もする」
「そうなんだな」
「対立するのはな」
それはどうしてかというと。
「歴史的な理由で国益は割り切っている」
「今も仲が悪くてイギリスと揉めている国の方についてもか」
「それでも国益が一致するならな」
その場合はというのだ。
「共闘する」
「それが普通なんだな」
「日韓関係がおかしいだけだ」
連合の中で最も険悪な関係と言われている、連合建国以来常に対立している関係としても有名である。
「もうな」
「そうなんだな」
「日本の国益は日本にどう利益があるかだ」
それがというのだ。
「イングランドもアイルランドも同じだ」
「イングランドがイギリスでな」
「そうだ、しかし韓国はな」
「違うからな」
「日本に対することがな」
そのこと自体がというのだ。
「国益だ」
「そうした国だな」
「だからな」
そうした考えだからだというのだ。
「韓国はあらゆることでだ」
「日本に対しているんだな」
「流石にエウロパには向かうがな」
連合の中にある国だからだ、
「そうなるが」
「エウロパ以上に日本に向かっているな」
「それが現実だ」
まさにというのだ。
「あの国はな」
「どう見てもそうだな」
「洪童は例外中の例外だ」
「韓国人でも日本を意識しない」
「それで日本に留学に来る奴もな」
韓国人ではというのだ。
「本当にな」
「例外中の例外だな」
「もう政府だけでなくな」
「市民もあらゆる団体もだな」
「韓国人ならな」
彼等で構成されているならというのだ。
「まず日本がどうか」
「そこからだな」
「そして日本にどう勝つか」
「そればかりだな」
「産業も力を入れているのは日本の得意分野だけだ」
あえてそうした産業にばかり進出しているのだ。
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