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ハッピークローバー

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第六話 中間テストその七

「それじゃあね」
「一段落ついたら」
「その時はね」
「お鍋出して」
「ィンスタントラーメン出して」
「皆お野菜切って」
 台所でそうしてというのだ。
「そのうえでね」
「皆で食べるのね」
「そうしましょう」
「それじゃあね」 
 こう話してそうしてだった。
 五人はまずは勉強に励みそれが一段落してかだった。
 鍋を出して買っておいた野菜を切ってだった。
 まずはその野菜達を鍋に入れてインスタントラーメン袋のそれを入れてだった。
 最後にスープを入れてそうした、三分経ってだった。
 富美子は鍋を見て言った。
「もういいわね」
「そうね」
 一華は富美子のその言葉に頷いた。
「それじゃあね」
「皆で食べよう」
「そうしましょう」
「いや、インスタントラーメンはね」
 富美子は他の四人に箸を渡しながら言った。
「ただ食べるよりも」
「お野菜入れるとね」
「余計にいいわね」
「そうよね」
 一華もその通りと頷いた。
「かな恵の言う通りに」
「そうよね」
「ただこのラーメン好きやねんだけれど」
 一華はラーメンの種類の話もした。
「ワンタンメンもいいわね」
「あの柔らかい感じがね」
「それで塩ラーメンもね」
「ああ、あれもね」
「いいわよね」
「王道よね」
「そうよね」
 こちらのラーメンもいいというのだ。
「あっさりしていてね」
「美味しいのよね」
「あのシリーズだと塩とんこつもいいわよ」
 留奈はこれもいいと言った。
「そっちもね」
「そうなの」
「ええ、そちらもね」
 留奈は富美子に答えた。
「だからね」
「一度食べるといいの」
「富美子もね、それと豚骨なら九州よね」
「博多よね」
「あそこは名物の一つにラーメンがあって」
 麺類なら他にはうどんもよく食べられる。
「豚骨だけれど」
「あと熊本とか鹿児島もなのよね」
「ちゃんぽんだけれど長崎もね」
 長崎ちゃんぽんもスープは豚骨である、白いスープは濃厚な味で非常に美味い。長崎の中華街にもある。
「それでインスタントだと」
「塩とんこつなのね」
「あとうまかっちゃん」
「ああ、あのラーメンね」
「あれもね」
 そのうまかっちゃんもというのだ。
「美味しいでしょ」
「そうね」
 富美子もその通りだと頷いた。
「あれも」
「私も好きやねん好きだけれど」
「関西在住だしね」
「神戸でね、けれどね」
「好きやねんもなのね」
「好きよ」
「確かにうまかっちゃんいいわね」
 理虹も頷く、五人共それぞれの碗にラーメンだけでなく野菜も入れて食べている。スープもそうしている。 
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