仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百八十一話 学園の少女達その十
「そうでしたか」
「そうよ、じゃあいいわね」
「はい、柴田勝家です」
まずはこの少女が名乗った。
「天下布部に所属しています」
「丹羽長秀です」
もう一人の少女も名乗った。
「宜しくお願いします」
「前田利家」
小柄で中い黒髪を束ねた無表情な感じの少女が急に出て来た、見ればスカートの下にはスパッツがある。
「宜しく」
「くすくす。滝川一益じゃ」
黒髪をおかっぱにした少女も出て来た。
「信奈ちゃんの下におるのじゃ」
「私も」
利家も言って来た。
「親は姫様の会社の社員」
「実は私の家IT企業を経営してるの」
信奈はこのことも話した。
「それでも神戸では新参者だけれどね」
「織田家はそうだよな」
信玄もそれはと言った。
「あたしんとこは有馬に昔からいるけれどな」
「山を登れることがいいですね」
小柄で一見穏やかな感じの少女も出て来た。
「私はいいと思いますよ」
「しかしあんたも織田家の企業のところにいるだろ」
「はい、そうです」
少女は信玄に答えた。
「私もです」
「そうだよな」
「そのあんたも名乗りなさい」
のぶなはこの少女にも言った。
「ちゃんとね」
「佐々成政です」
少女は信奈に言われて名乗った。
「趣味は山登りです」
「池田恒興です」
今度はあまり目立たない感じの少女であった。
「姫様の一の子分、切り込み隊長ですよ」
「そう言っていつも真っ先にやられてるでしょ」
信奈は恒興には怒って言った。
「だから迂闊に出せないのよ」
「あの、私ですが」
長い色素の薄い髪の毛で気弱そうな顔立ちの小柄な少女が出て来た。
「何か場違いですか?くすんくすん」
「何言ってるの、あんたもいないと駄目よ」
信奈はその少女にも言った。
「大切な軍師でしょ」
「だからですか」
「そう、天下布部のね」
「そうですか、それで私もですね」
「ライダーの人達に名乗りなさいよ」
「わかりました。竹中半兵衛です」
この少女も名乗った。
「小学生と間違えられますが違います」
「シム。姫路から来たぞ」
今度は薄紫の短い髪で褐色の肌の小柄な少女だった。
「学校は違うが天下布部の軍師になっている」
「何か色々出て来たな」
万丈は少女達を見て言った。
「何かまだ出て来そうだけれどな」
「鋭いわね、そうよ」
信奈もその通りだと答えた。
「実はスサノオが喧嘩売ってきた人は多くてね」
「それでか」
「私の天下布部もまだいるのよ」
「そういえば光秀いないな」
義晴は今いる面子を見て言った。
「天下布部で」
「そうね、十兵衛いないわ」
「まだ部室か?」
「隆景と元春もまだね」
「そうだよな」
「あの、私もいるんですが」
ここで黒髪を髷の様にした一見しっかりとした感じの利発そうな少女が出て来た。
「お忘れですか?」
「ああ、あんたもいたのよね」
「あの、あんたもって」
信奈に言われて少女は泣きそうな顔になった。
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