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僕は 彼女の彼氏だったはずなんだ 完結

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11-⑽

 美鈴と打ち合わせするために、いつものカフェで待ち合わせをしていた。今日も、ジョギングをしてきたと言って

「こめんね 汗臭い?」

「いいや 頑張るね」

「お腹 出てきちゃぁ嫌でしょ?」

「まあな それより、もう少し、太れば それで、よく体力持つよ」

「そうだね 胸はもっとあった方がいいのかなー」

「もう、いいって 充分だよ かわいいって そーいえば 式のドレス 写真見たよ 可愛いなぁ」

「そう 良かった 喜んでもらえて お母さんに甘えちゃった 高いのよ 蒼は、どうするの?」

「いいじゃぁないか 一生一回だよ 僕は、折見て、ホテルに行くよ、クリーム色のタキシードにするつもり」

「ウン わかった 楽しみだね 招待状 20部で間に合うかしら?」

「うーん リスト作ろうよ」

「私はね 松永さん 田中さん 堤さん あと、ホテルの進藤マネージャー そんなものよ」

「そうか 僕は、伯父さん、社長、製造部長、友部さん、天野原さんと、後、昇二、光瑠 じゃぁ 余り過ぎちゃうね」

「そうだね テーブルは私の親族席 松永さん夫婦、田中さん呼ぶから、5人でしょ 来賓席は堤さん夫婦、進藤マネージャー、晋さん、舞依ちゃんの5人」

「僕の所は、伯父さん夫婦呼んで5人、会社関係が4人、あと友人席に昇二、光瑠、明璃の3人かぁー じゃぁ大学の時、仲の良かった増渕呼ぶかなぁー」

「うん 任せるよ 私ね 今年のお盆休みに、3人で旅行しようと思うのよ そんなこと、最後だから それに、工事するから、3日ほどお店休んで欲しいって言われたから」

「そうか 良いんじゃないか お父さんも喜ぶよ」

「あそこの海岸に行ってみようかなって思って 何か、思い出すかも知れないし」

「うーん あんまり、思い出してほしくないこともあるんだろう?」

「そう なんだけどね 私 今 2つの夢が叶おうとしている 私だけがこんなに幸せで良いのかって思うの 旅行でね お父さんが、何かを思い出さなくても、いいの せめて、今回のことを想い出にしてもらえたらなって思うの」

「美鈴 優しいな」 
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