仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百七十八話 ゴルゴムの大群と戦いその一
第四百七十八話 ゴルゴムの大群と戦い
いきなりだった、そのライダー達に匹敵するまでにこの世界には場違いの特攻服を着た白い髪の毛を整えた威勢のいい顔立ちの男は言った。
「天下無敵の看板背負い!やって来たのは修羅の道!」
「つ、遂に出て来たか!」
クイーンは両目をハートマークにさせて叫んだ。
「俺はこの時を待っていたんだ!」
「落ち着きなさい」
ホワイトはその妹を止めに入った。
「霧雨さんが出て来ても」
「これが落ち着かないでいられるかよ」
「それでも落ち着きなさい」
あくまで次妹に言う長姉だった。
「ここは」
「どうしてもかよ」
「どうしてもよ、それにしてもまた急に出て来たわね」
ホワイトはその霧雨を見つつ言った。
「あの人は」
「そうよね」
ルナもそれはと応えた。
「これまで何処にいたのかしら」
「そこは言うな」
九内は真相を知っているトロンにこっそりと囁いた。
「いいな」
「わかってるわよ」
トロンも応えた。
「そこは安心して」
「ならいいがな」
「そうした趣味もないし」
こうも言うトロンだった。
「だからね」
「お前の性格がよくて何よりだ」
「しかしだ」
門矢は霧雨を見て言った。
「強いな」
「敵が強ければ強い程燃え上がるタイプだ」
九内は門矢にも話した。
「そして私だからな」
「話も出来るか」
「自分自身で動いているがお互いにだ」
まさにというのだ。
「心の中でやり取りも出来る」
「そのこともわかった」
「私が二人になった、心も身体もな」
「そういうことだな」
「元々私は実家であいつは一人暮らしだ」
「そうか」
「そしてだ」
それにと言うのだった。
「今は実家と一人暮らしの家が同時にある」
「そういうことだな」
「そしてだ」
門矢にさらに話した。
「これからは実家と一人暮らしで同時にだ」
「戦っていくな」
「そうしていくか」
「そうしてゴルゴムと戦い」
「スサノオともだな」
「そうしてだ」
そうしてというのだ。
「あいつを倒す」
「おい、話は聞いてるぜ」
その霧雨も言ってきた、九内とも心の中で話している。
(いいいな、俺とお前は別人だ)
(そうしていこうな)
九内と霧雨として話した。
(あくまでな)
(トロンだけは知っているけれどな)
(演技でやっていくぞ)
(別人としてな)
このやり取りの後で霧雨はあらためて言った。
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