仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百七十七話 魔王の仲間達その一
第四百七十七話 魔王の仲間達
ライダー達は暫く九内達と茶そしてお茶菓子の三食団子を食べながら人を待った、すると暫くしてだった。
黒髪を長く伸ばし切れ長の黒い目と白衣と白のブラウスに黒のミニスカートとタイツという女性が部屋に入ってきた、そして。
ライダー達を見て九内に問うた。
「この方々がですね」
「そうだ」
九内の返事は一言だった。
「仮面ライダーだ」
「やはりそうですか」
「失礼のない様にな」
「桐野悠といいます」
女は大人の女の声で名乗った。
「医学を得意としています」
「こちらこそな」
門矢が応えた。
「後で詳しい話をする時に名乗るが」
「仮面ライダーですね」
「通りすがりのな」
「その言葉が面白いな」
今度は茶色の短い癖のある髪の若い男が出て来た、現代世界でスナイパーをしていそうな服で引き締まった精悍な顔をしている。
「どうも」
「そうか」
「ああ、俺は田原勇だ」
男は笑って名乗った。
「宜しくな」
「あんたにもこちらこそな」
「ああ、銃は任せてくれ」
田原は笑って話した。
「そちらのことはな」
「二人共私の部下だ」
九内も話した。
「元々はな」
「そうか」
「だがスサノオと戦う時はだ」
「仲間か」
「そう考えている」
こう門矢に話した。
「私はな」
「そうなんだな」
「本来は八人いるが」
九内はこのことも話した。
「今はまずはな」
「二人をか」
「呼んだ」
そうしたというのだ。
「そしてだ」
「そのうえでだな」
「この世界でも一緒に戦っている」
「そのこともわかった」
「お前達が来たということはだ」
九内は桐野と田原に顔を向けて言った。
「他の面々もだな」
「はい、ゴルゴムの怪人との戦闘を終え」
「今は手当てを受けてるんだよ」
「この度出て来た怪人も手強く」
「それで俺達二人以外はダメージを受けてな」
「エンジェル=ホワイトさんの手当てを受けているので」
「あと少しで来るぜ」
こう九内に話した。
「だからな」
「あと少しお待ち下さい」
「わかった、しかしだ」
九内は二人の話を聞いて言った。
「やはりゴルゴムは強いな」
「歴代の組織の怪人でもかなり獣に近いしね」
海東はこのことを言った。
「だからね」
「確かに獣に近いな」
自分の席に座った田原が応えた。
「あいつ等は」
「外見も能力もね」
「殆ど獣だな」
田原はこうも言った。
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