子猫を産んで幸せに

　　　　　　　　　　　　　　　　子猫を産んで幸せに
　カナダモントリオールで猫の保護活動をしているミレナ＝ギネスは勤務先の動物病院を出て近道で所属しているボランティア団体とか別の団体に近道で向かっていた。
　その時にだ。
「ニャ～～～」
「猫？」
　見れば生後七ヶ月位の灰色の毛の猫だった、近寄ってその猫に持っていた自分のおやつを出してあげようとするとだった。
「ミャ～～～」
「もう一匹いるのね」
　もう一匹今度は上が黒下が白の八割れの猫が来て一緒に食べた。この時彼女は団体にケースを渡すつもりだったので丁度ケースを持っていた。そのケースに猫達を入れてだった。
　その団体まで運んで獣医に診てもらうとだった。
「二匹共雌で姉妹みたいですね」
「そうですか」
「丁度いい時に保護出来ましたね」
「ここに来る時にでしたから」
「よかったですね」
「はい、ではこの娘達は」
「このままこの施設に入って」
　そしてというのだ。
「里親を探しましょう」
「それでは」
　こうして二匹は灰色の娘がフレヤ八割れの娘がケイシャと名付けられた、すぐにフレヤが妊娠しているとわかったので。
　里親募集は出産まで待たれた、フレヤはすぐに四匹の自分そっくりの猫達二匹は雄で二匹は雌の彼等を産んだ、それでだった。
　フレヤはホッパー、ヒッパー、マリー、キャミーと名付けられた子供達と共に里親に迎えられた。
「じゃあ幸せにね」
「ミャ～～～」
「ウニャ～～～」
「ニャ～～～ン」
「ミャ～～～ン」
「ニャオン」
　五匹は優しい家に入りケイシャもだった。
　その里親の近所の穏やかな家庭に入った、そしてだった。
「貴女も幸せにね」
「ウニャン」
　彼女も幸せになった、そして二匹の姉妹はそれぞれの里親の配慮で子猫達も交えてよく会いそれぞれの家出幸せになった。