オズのジンジャー将軍
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第十一幕その二
「貴方達にもね」
「待ってました」
「じゃあミルク飲んでパトロールに出ます」
「そうさせてもらいます」
「ミルクを頂いてから」
犬達も言いました。
「是非共」
「ミルク飲むと元気出ますから」
「果樹園の中もよく動けます」
「それによく寝られるんですよね」
「ミルクを飲んだら」
「ええ、私もよ」
将軍はにこりと笑って彼等に答えました。
「ミルクを飲んだらね」
「元気が出て」
ワインが言って来ました。
「そして寝る時はよく寝れるんですよね」
「それがミルクですよね」
サフランは笑顔で言いました。
「美味しいうえにです」
「元気にさせてくれて気持ちよく寝かせてもくれる」
ふわりのお顔もにこりとなっています。
「最高の飲みものですよね」
「お茶やジュースもいいですが」
桜の尻尾は丸くなって上で振られています。
「ミルクも最高ですよね」
「ヨーグルトやチーズもいいですが」
ビスケットも言います。
「ミルクをそのまま飲むのもいいですね」
「じゃあ今から頂きます」
レモンのお顔は早く下さいというお顔になっています。
「待ってますね」
「この待つ間が待ち遠しくても」
それでもとです、杏仁は言いました。
「絶対に飲めますからね」
「沢山飲んで」
そしてと言うメイプルでした。
「行ってきますね」
「パトロールをして皆さんにどの木が収穫出来るかお話したら」
シュガーはそれからのことを考えています。
「お昼寝ですね」
「そうしてね、本当に皆よく動いた後はよく寝るのよ」
将軍は彼等に寝ることは特に言いました。
「よく働いたらよく寝る」
「それは絶対のことですよね」
「やっぱり身体を動かしたら」
「その後は寝ないといけないですね」
「どうしてもそうですね」
「そう、だから今日もよく寝るのよ」
こう言うのでした。
「よく動いた後はね」
「わかりました」
猫も犬達も笑顔で答えてでした、カルロス達と一緒にミルクを沢山飲んでそうしてから彼等のお仕事に出ました、そしてカルロス達もです。
今度は苺の収穫にあたりました、そこにはかかしと樵それにビリーナがいましたが。
ビリーナは彼等が来るとこう言いました。
「美味しそうな苺が沢山あるわよ」
「そうだね」
「奇麗な青い苺が一杯だね」
「どの苺も美味しそうだよ」
「もう今にも食べたい位だな」
「畑一面奇麗な苺ばかりね」
「そうでしょ、その苺を摘んで」
そしてとです、ビリーナはさらに言いました。
「楽しみましょう」
「見事なマンチキンの苺だね」
かかしはその苺を摘みながら言いました。
「本当にね」
「全くだね、コバルトブルーでね」
樵は苺の色のお話をしました。
「見ているだけで惚れ惚れするよ」
「宝石みたいだね」
「うん、サファイアにも負けていないね」
「そうした青さだね」
「この苺達はね」
「私はマンチキンの苺も好きだけれど」
ビリーナはかかしと樵にも言いました。
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