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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百六十七話 【集結】集まった戦士達その四

「貴方達が仮面ライダーね」
「ジャベリンです」 
 紫の癖のある髪で青い目と白い服の小柄な少女だ。
「はじめまして」
「イラストリアスです」 
 おっとりした顔立ちで薄紫の左右を細く束ねた巨乳のメイドである。
「お会い出来て嬉しいです」
「ジェフィールドです」
 きりっとした強い目の光を放つ金髪のメイドである。
「どうもです」
「エディンバラです」
 おっとりとした顔立ちで丸眼鏡に癖のある長い白髪のメイドだ。
「ようこそ」
「私達がロイヤルの軍艦達よ」
 クイーン=エリザベスは胸を張って答えた。
「そして私が連合艦隊の副盟主よ」
「あれっ、貴女が盟主じゃないのよ」
「ジャンケンで負けたのよ」
 クイーン=エリザベスは顔を赤くしてみのりの問いに答えた。
「長門とのね」
「それでなの」
「どちらを盟主にするかっていうね」
「あちらがどうぞと言われたのですが」
 フッドが微笑んで話した。
「どうしてもと言われまして」
「こうしたことは正々堂々と決めてこそよ」
 クイーン=エリザベスは毅然としてフッドに反論した。
「真の王者でしょ」
「はい、確かに」
「だからなのよ」
「あえてですね」
「私がジャンケンでと言ってね」
 そうしてというのだ。
「そのうえでなのよ」
「決められましたね」
「そうよ」
 そうしたというのだ。
「そしてなのよ」
「クイーン=エリザベス様は副盟主ですね」
「そうなったのよ」
「左様ですね」
「ええ、それで私はね」
「副盟主ですね」
「そうなったのよ、今回の戦いではね」 
 グロンギとのそれではというのだ。
「それでだけれど」
「はい、ライダーの方々はこちらです」
 ベルファストは左手でライダー達を示しつつ話した。
「皆さんおられます」
「そこの人かなり強いわね」
 ウォースパイトは五代を見て話した。
「そうね」
「ええ、わかるわ」
 プリンス=オブ=ウェールズも応えた。
「この人は」
「私達なんか足元にも及ばない」
「恐ろしいまでの強さを持っておられるわ」
「はい、そして」
 フッドはここでクイーン=エリザベスに顔を向けて微笑んで言った。
「今クイーンは」
「私は?」
「敬語を使っておられますね」
「そ、そういえば」
「そうだにゃ」
 ニーメも明石もそのことに気付いて言った。
「あのクイーン=エリザベスがにゃ」
「まさにクイーンと言うべき方なのに」
「敬語を使ってるにゃ」
「それも無意識のうちに」
「そ、そうね。確かにそうね」
 クイーン=エリザベス自身戸惑いつつ認めた。
「敬意を持ったから」
「それでいいかと」
 プリンス=オブ=ウェールズはこう述べた。
「この方々は他の世界の方々で」
「私達とはまた違いますので」
「そのこともあるし」
「そしてお強く」
「立派なものも感じるから」
 それでというのだ。 
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