仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百六十六話 【邂逅】海の乙女達その十四
「これ位は」
「よくないわよ、女の子同士でもセクハラはセクハラよ」
「あら、真面目ね」
「真面目というか常識でしょ」
「そういうものかしら」
「そんなことはしたら駄目だから」
「その通りよ」
アドミラル=ヒッパーはプリンツ=オイゲンにひかりに同調しそのうえで言った、かなり強く咎める口調だった。
「貴女はそこが駄目よ」
「同じ鉄血でも言うのかしら」
「同じだから言うのよ」
このことはというのだ。
「全く、そんなのだからいつも引かれるのよ」
「正直皆困ってるにゃ」
その重桜の明石も言う。
「プリンツ=オイゲンのセクハラには」
「幸い私達には何もしないですが」
ユニコーンも言ってきた。
「重桜さんの皆さんは困っています」
「それで止めろっていうのね」
「そうしたことは」
「私の生きがいなんだけれど」
「生きがいを別のことにして下さい」
そこは変えてというのだ。
「どうか」
「そう言って変える人でもないけれど」
ラフィーはこのことはわかっていた。
「気をつけて欲しい」
「そうよね」
ハムマンはラフィーのその言葉に頷いた。
「セクハラなんてね」
「女の子同士でも」
「あの、それでなんですが」
今度はヴェスタルが言ってきた。
「お二人が来られました」
「それは何よりです」
ベルファストはヴェスタルのその言葉に微笑んで応えた。
「ではライダーの皆さんに」
「はい、紹介させてもらいましょう」
「是非」
その場に二人の少女が来た、見れば。
黒い軍服と軍帽、短いスカートのそれを着た長身で巨大な胸を持つ長い金髪と碧眼の少女に白く長い髪に紫の瞳、黒い軍服とミニスカートそれに青ネクタイと白いシャツと軍帽の少女だった。その二人が来るとだ、
金髪の少女がライダー達を見てすぐに言った。
「この人達がなのね」
「ええ、仮面ライダーよ」
プリンツ=オイゲンが答えた。
「来てくれたわ」
「そうなのね」
「それであんた達もね」
「名乗ることね」
「そうしていいかしら」
「わかったわ。私はビスマルク」
金髪の少女達はライダー達に名乗った。
「鉄血所属よ。宜しくね」
「エンタープライズ」
次に白い髪の少女だった。
「宜しくお願いする」
「こちらこそね」
五代達は笑顔で応えた、そして。
彼も他の面々も名乗った、そうしてから五代はあらためて話した。
「俺達のことも覚えてくれたかな」
「名前も恰好いいなんて」
ヴェルタルは五代達の名前を聞いてから驚きの目と口で述べた。
「凄いですね」
「恰好いいかな」
「はい、ヒーローみたいです」
「俺達はヒーローなんだ」
「そう思います」
「我が軍で言うとエンタープライズね」
ヴェスタルは笑って話した。
「まさにユニオンひいてはアズールレーンの顔だしね」
「そうなのか」
「何言ってるの、あんたがいてこそじゃな」
ヴェスタルはそのエンタープライズにも笑って話した。
「私達はこれまで戦えているのよ」
「そこまでなのか」
「最高の殊勲艦よ」
エンタープライズ、彼女はというのだ。
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