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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百五十七話 空美町の者達その八

「いいサポートが出来る様になるわよ」
「俺達後ろがしっかりしてるとな」 
 石動は明るく言ってきた。
「その分戦う子達も楽だろ」
「すぐに美味いものが食えてですか」
「寝られてな」
 そしてというのだ。
「手当を受けられたらな」
「それはその通りですね」
「だからな」
 それ故にというのだ。
「俺達もだよ」
「訓練をしていくんですね」
「皆をよりよく助けられる様にな」
 そうなる為にというのだ。
「やっていこうな」
「そのこともわかりました、じゃあその訓練を」
「していこうな」
「お料理だったら」
 そはらが言ってきた。
「任せて下さい」
「医療品とかも用意しますね」 
 美香子はそはらとは別のものをと言った。
「そうしますね」
「私もお手伝いします」
 日和も言ってきた。
「そうします」
「皆で手分けしてやっていくわよ」
 美空は智樹達に話した。
「そして万全の状況にしていくわよ」
「若し誰かが傷付いてもですね」
「そう、すぐに手当てが出来る様にして」
 美空は義経に話した。
「食べものもね」
「出せる様にしますか」
「その通りよ」
 まさにというのだ。
「訓練次第でね」
「それが俺達の訓練ですね」
「そうよ、だから今もね」
「気を抜かないで」
「それでやっていくから」
 こう義経に言うのだった。
「いいわね」
「わかりました」
「皆ね」
 美空は義経以外の面々にも話した。
「そうしていくわよ」
「はい、俺達も頑張ります」
 智樹が笑顔で応えた、そうしてだった。
 戦士達はそれぞれの訓練をしていった、その後は美香子の家で夕食を食べて風呂に入って落ち着いた。その後で。
 部屋で明日の訓練の話をした後でそはらは智樹に問うた。
「とも君沙羽さんや美空さんにはどう思ってるの?」
「どうって仲間だろ」
 智樹は何を言ってるんだという顔と声で応えた。
「お二人もな」
「ライダーの人達と同じね」
「ああ、そうだろ」
 こう答えるのだった。
「お二人もな」
「いやらしいことは思わないのね」
「そういえばこいつお二人には何もしないわね」
 ニンフも言ってきた、その右手には小鳥がいる。かつて彼女が飼っていて殺してしまったその小鳥も戻ったのだ。
「いやらしい目で見ることもないわね」
「言われてみればそうだな」
 智樹はニンフの言葉にはっとなった。
「俺はお二人にはな」
「そうでしょ」
「何かな、そんな感情がな」
「起こらないの」
「そうなんだよな」
 これがというのだ。 
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