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剣製と冬の少女、異世界へ跳ぶ

作者:炎の剣製
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079話 記憶巡り編 とある視点で見る記憶 その6

 
前書き
更新します。約一か月ぶりですね。 

 

サーヴァント(おそらくライダー)に襲われてから翌日になった士郎さんはもう桜さんに台所をほぼ占領されていた。
聖杯戦争にも思考を割かないといけないんだしおちおち料理をおろそかになってしまうもんだよねー。
士郎さんを起こしに来る桜さんがマジで彼女じゃないのが不思議でならない。
こんときの士郎さん、マジで朴念仁。

それはそれとして昨晩にセイバーさんから『無事でよかった…』と言われていたけど布団に入ったままだったからあまり説得力が薄かった。
バーサーカー戦以来戦闘は起こっていないしねー。

「なるほどなー。こんときのセイバーは士郎からの魔力供給がほぼないに等しいからああして寝て回復に当たらないといけんほどに節約してたのか」
《ああ……。俺が不甲斐ないばっかりだったな》

お、久しぶりに士郎さんの生の声を聞いた。
回想が声変わりする前だからこの低い声の方がやっぱり士郎さんって感じがする。
というか、少年期、青年期、今の成人期で士郎さん、声変わりが三段階変わってるのか。
まるで声優がまるっと変わってるみたいな……。
いや、よそう。変に勘ぐるとどこからか反動が来るというわたしの直感というか警報が囁いている。
でも、男の人ってこんなに声が変わるってやっぱりすごいわ、うん。

桜さんからすぐに来てくださいと言われて行こうとしている士郎さんのタイミングを見計らってかセイバーさんが襖を開けて一言。

『シロウ……なぜ私を呼ばなかったのですか』

と、お叱りを受けていた。
まぁ、セイバーさんの言い分も分かるよ?
わたしも呼べるもんならすぐに呼ぶもん。
他にも凛さんとの共闘も慎重になるべき、と……。
まぁね。

「セイバーさん、なにか焦ってる感じですかね?」
「まぁ最終的には敵同士にはなるのですからセイバーさんの意見も分かるです。ですが……」
「そうアルネ。本調子とはいかずとももう少し士郎老師とじっくり話し合う時間があるといいネ」
「まぁ、それも聖杯戦争中じゃ叶わないって感じかねぇ……」

ネギ君の言葉にユエ吉、クーちゃん、朝倉が反応していたけど、わたしは単にセイバーさんが脳筋なんじゃね?と思う事しばしば。

そして朝の食事時になってセイバーさんは魔力を回復するためとはいえ、ご飯を四杯以上お替りする爆食ぶりを発揮していて、

「なんだ? セイバーの奴、この世界で食に目覚めたのか……?」
「まぁ、シロウの料理はおいしいもんね」
「まぁ、そこに関しては反論はねぇが……」
「そういうランサーは何を食わされてたのよ……?」
「…………激辛泰山マーボー…………」
《ランサー……くっ……》

なになに?士郎さんも反応するくらいその泰山とかいうお店の麻婆はひどいもんなの!?
興味半分で食してみたいかもしれない。

《早乙女……その、食してみたいという顔がありありと浮かんでいるが、あれだけはやめておけ。本来の麻婆を冒涜するかのごとき所業の料理だからな》
「士郎さんもお勧めしないってどんだけですか!?」
《興味があるならあとで食わせてやらないでもない……俺も出来れば作りたくはないが……》
「遠慮しておきます……」
《ならいいんだ。さて、脱線したな。再開するぞ》

そして再開した光景は玄関を出ようとするとセイバーさんも一緒に出かけようとしていて、士郎さんがなんとかなだめようとするが、そこに油を注ぎこむがごとく凛さんまで玄関先で待っているというヒロイン三名が集合する修羅場。

『遠坂先輩……どうして……』

と、案の定桜さんも暗い顔になっていて、

『今日から衛宮君と一緒に学校に行く事にしたの』

凛さんパネェ。
いきなり作り話ぶっこんでくるとは。
士郎さんもまんまと誘導されてしまっていた。
それで悲しい顔をしながら桜さんは先に行きますと言って行ってしまった。

「「「「「士郎さん……」」」」」
《待ってくれ。これはさすがに事前に言っておいて欲しかったんだぞ?本気で》

士郎さんへの軽蔑の眼差しを向ける一同。
いや、わたしとしてはむしろ凛さんの行動力ッ!の方を賞賛したいんだけど。
こうやってじわじわと士郎さんのフィールドの外堀りを埋めていくんだろうなぁ……。
この今夜くらいにはもう凛さんがその行動力をいかんなく発揮してなにかとでっちあげの理由を付けて下宿する話に持ち込みそうだと予想する。

そして堅物のセイバーさんをも簡単に説得して学校に来ないようにする説得とコミュ力。
この人、マジモンで完璧超人か!?

「なんやつまらん女同士の争いしとるなぁ……」

あ、なんか空気を読めないこた君が変な事を言ってしまい、そして、



ギンッ!!



という擬音が聞こえてきそうな感じでアスナ達に睨まれていた。

「ウオッ!? なんや!?」
「コタロー君、さすがに空気を読もう……」
「ネギ!? お前までそう言うんか!?」

普段のどかやユエ吉とかであたふたしているネギ君にまで言われてしまう始末だから困った困った。



そして士郎さん達は校門までやってきた瞬間であった。
突然士郎さんは胸を抑えて苦しそうにしだした。

『たぶん結界のせいね』

と凛さん。
そこに一成さんが来て、あまり凛さんの事を好ましく思っていないらしく士郎さんから遠ざけようとしている。
なんだろう……?こういっちゃあなんだけどわたしのBLセンサーが一成さんから反応してるんだけどさぁ……。
そのうち、士郎さんがマスター探しでも始める際に一成さんの服を剝ごうとしてそんな空気になったり……?
寺の息子で質素な飯を食っている一成さんに、いつも生徒会室で料理上手の士郎さんのお裾分けを貰っている……そこから未知な感情が芽生えて一気に開花した時に花開く薔薇!!
描ける!描けるぞ!!
しかも一成さんはどちらかというと攻めより受け側!
士×一か!?それとも一×士か!?
あ、いや……それはそれとして落ち着けわたしのパトス。
今は物語に集中しないと……。

そのままお昼に屋上でと言い残して去る凛さん。
うん、屋上って都合いい場所だよね。わかるー。

お昼にも一成さんが絡んでる……。やっぱりBL?
そして屋上にいこうとして桜さんと遭遇して士郎さんは桜さんをなんとか説得しようと追っていってしまう。
少しして桜さんを説得できたのかなんとか一息ついたが、急に凛さんが現れた。
ある意味ドタキャンした感じだから怒っているけど桜さんの名前が出た途端に凛さんもなにかを考えてかそのまま屋上へと向かっていった。
それを追う士郎さん。
うーん。完全に凛さんのペースだね。

そして屋上で凛さんがいきなり悪いニュースを教えてくれた。
美綴綾子さんが意識消失状態で発見されたって……。

「その、士郎さん……先日の生徒とおんなじ感じなんですか?」
《ああ。美綴もたぶん魔力を抜かれていたんだろう》
「そう、ですか……」

ネギ君が辛そうに表情を歪める。
話だけ聞くと前にエヴァちゃんが襲っていた時と同じ感じかな?
まきちゃんとか春に気絶していたし。

凛さんは結界を遅らせようと相談してきた。
呪刻を破壊すれば何とかなるかもという。
士郎さんには呪刻を見つけてほしいというと、

『たとえば、こことか?』

と、屋上の地面を指差すが、凛さんはそんなに簡単に見つけられれば苦労はしないといいつつも調べると、発見する。

「えっ? そんな簡単に見つかるもんなのかよ?」

千雨ちゃんがそうまともな判断をするが、

「士郎に限ればそう難しくもないんだろうがな」
「エヴァちゃん……?」
師匠(マスター)……?」

どういうことだろう? 士郎さんにとっては発見するのは簡単な言い方。
いいだろう。いっちょ聞いてみよう。

「エヴァちゃん。それってどーいう事?」
「士郎の魔術の適正と最奥を知れば簡単な事だ。士郎のそれは……」
「エヴァ。まだネタバレはないんじゃない?」
「む。そうだったな」

なんかモヤモヤするなぁ。
そこにイリヤさんが、

「シロウのもっとも得意な魔術を思い出してみなさい」
「投影、ですか……?」
「そう。しかも自分の力量を越えた英雄の宝具まで作り出せる異常なもの。だけど一から作るんじゃなくってとある(・・・)場所から引き出しているとしたら……?ヒントはここまでね」

それって……結界と関係しているもの。とある場所から引き出している……。
もしかして……士郎さんはなにかしらの結界を使えてとある場所にわんさかに引き出しを持っていて、それゆえに結界の基点に敏感……。
まさか一つの世界を持っているとか……?


必殺!!ほにゃらら結界!!

そのほにゃららの部分が分かれば苦労しないんだけどね。
とにかくそれから意外にも士郎さんの活躍劇が始まった。
放課後に次々と呪刻を見つける士郎さん。
それを鮮やかな手腕で破壊していく凛さん。
即席にしてはいいコンビかもしれない。

そして士郎さんが見つけられるものをあらかた発見して壊して放課後に二人で屋上でくつろいでいると、凛さんの猫かぶりの話に及んでいく。
詳しく聞くと凛さんの親も死んでしまっているらしい。
なんか過去にありそうだね……。たとえば前の聖杯戦争とかで死んだとか。

もう暗くなって校門で別れようとして意外にも凛さんのツンデレぶりが発揮されてて和やかなムードだなって思っていたんだけど、突如として士郎さんは悪寒を感じて令呪を見つつも確かめるだけと言い訳して一人でまた校舎の中に入っていく。
場所は弓道場。
中に入っていくとなんとそこには、

「うわぁ……」

先ほどまで破壊していた呪刻が可愛く見えてくるほどのおぞましい巨大な呪刻が壁にでかでかと刻まれていた。
士郎さんはすぐさまに凛さんを呼びに行こうとするけど、そこにはライダーの姿があった。

「まさしく最悪の展開でござるな……士郎殿はセイバー殿を今度こそは呼んだでござるか?」
《いや……この時はその場にマスターもいて戦闘にはならなかったんだ》
「そのマスターって……」

話は進んでいき、そこになんと慎二さんが姿を現した。

『久しぶりに遊ばないか? 僕のうちで……』

慎二さんがライダーのマスターで、驚く士郎さん。
さらにはまさかのホームグラウンドまで招くとは慎二さんの考えとは一体……。
話をすると慎二さんも無理やりマスターにされたという。

「「「「「嘘だね(ね)(ですね)(だと思います)(アルネ)(やな)」」」」」

この慎二さんの信頼の無さよ……。
まぁわたしももう信用していないけどね。
それから慎二さんは士郎さんに協力しようと相談する。
だけど士郎さんはまず聞いた。
美綴さんについてだ。
だけど慎二さんは僕じゃないという。心を痛めているとも言う。

「ちょっと……かなり嘘見え見えなんだけど」
「友達という鎖で士郎さんを躍らせているのを見て楽しんでいるのでしょうね。虫唾が走ります」
「士郎さんは慎二さんの事を信じたいって気持ちを逆手に取っていますね」

みんな散々だね。
士郎さんも一応それで納得し、次にマスターになった経緯を聞くと、間桐の家は魔術師の家系であり参加する義務があるという。

「まぁ、マトウもといマキリの一族は海外から日本に渡ってきた家系だからね」
「そうなのですか?イリヤさん」
「ええ。聖杯戦争のルールを作ったのも私のアインツベルンの家系、リンのトオサカの家系、マキリの家系の合わせて御三家、そしてトオサカの家系の師匠筋である魔導元帥ゼルレッチも立ち会って作られたのよ」
「「「「「へぇー……」」」」」

なんか御三家までは分かったんだけど、最後にすごい大物感がある名前が出てきたね。
魔導元帥とな?
良い響きだ……。

だけどそこで士郎さんは大声を出す。
内容は桜さんも魔術師なのかどうか。
だけど慎二さんは言う。
魔術師は一子相伝。長男あるいは長女だけが魔術を習ってその下の子達は何も知らされずに育ち、大体の場合は子宝に恵まれなかった、あるいは大きな魔術師の家に養子に出されるのだという。
だけど、慎二さんは知識があっても魔術師じゃないという。これって……。

「(イリヤさん……もしかして桜さんって前々から気にしている凛さんの……)」
「(え? うーん……ネタバレになるからあまり言いたくないんだけど直接私たちの聖杯戦争に絡んでくるわけじゃないから教えてもいいかな?そう。サクラはリンの実の妹よ)」

それを聞いてやはりか!と思った。
それじゃライダーを召喚したのはやっぱり……。
いよいよきな臭くなってきたね!
士郎さんの反応からすると本当に士郎さん達の聖杯戦争には桜さんは絡んでこないけど、ふとした瞬間に壊れるような思いを桜さんはしたのかもしれない。
思い出せ!
士郎さんが怪我したときにやってきた頃の桜さんのあの無表情を!
士郎さんのおかげで笑顔を取り戻してきていたけど、それまでは感情を殺すほどの想いをしていたんじゃないか……?
慎二さんに疎ましく思われていて、考えたくないけど慎二さんに……その……あ、あれだよ!うん、最悪な事をされていたんじゃないかって……。
いよいよわたしの中で桜さんは第三のヒロインとして格上げされてきた。
しかも最悪な方向で。
わたしの勘違いでなければ桜さんは汚れ系で被害者から加害者側になって鬱積した感情を爆発させて士郎さん達の敵になるんだろうなって……。
そして、万人の正義の味方になりたい士郎さんの夢をも諦めさせようとする存在になるんだって!
桜さんを護るためにただ一人の正義の味方になって世界を敵に回させるんだって……。
でも……それだけじゃ桜さんの悪役としての立場は弱いな。
この士郎さんの記憶だけでなにかうまいピースを回収できればいいんだけどね。





とにかく記憶を見ていこう。
慎二さんは士郎さんに協力して凛さんを倒そうと提案するが、士郎さんはそれを断って交渉は決裂する。
だけど、そこで慎二さんは士郎さんにとある情報を教えてくれた。
なんでも一成さんが住んでいる柳洞寺にマスターがいるという。
ライダーの情報が正しければ魔女が住んでいて大規模に魂を集めているという……。


嘘くさいけど帰り際にライダーに外まで見送りをされて、士郎さんがまだ慎二さんを信じたいのか『慎二の事を頼む』と言っていると、ライダーは意外にもいい感じに受け答えをしてきた。

『人がいいのですね、あなた……』

むっ……?意外にライダーさんも話が通じるしそれにいい声しているし、スタイルもいいし、もし本当に桜さんが呼び出したサーヴァントであるならば桜さん次第では共闘ルート……もっと突き詰めればライダーさんルートもあり得る、のか……?
いや、もしなくとも考えようによってはゲーム的に考えればファンディスクでヒロインになる得るのではないか!?
いやー。なんかわたしの脳内がマジでフル回転!!しているけどまさか、受信している……?よもやよもや……。





帰りにどこから来たのか一成さんと遭遇してちょうどいいから異常はないかと聞くと山には今目を奪われるほどの女性が客人として来ているとか。
どうやら話は本当らしい。

そして家に帰ると一番にセイバーさんが玄関を開けたところで待ち構えていた。
うーん。セオリーな展開……。
しかも凛さんもなぜか私服でいる。
士郎さんはちょうどいいから先ほどの情報を話す。

話をしていくうちに士郎さんはライダーは英雄らしくないという。
セイバーさんは訳が分からないというが、凛さんはなんとなくわかるという。
話によれば、サーヴァントはマスターの性格に近い英霊が呼ばれるとか。
高潔な意思の持ち主なら真っ当な英雄。
逆に性格が歪んでいる、異常がある、心に深い傷を持つものならそれ相応なものが呼ばれるとか……。
うーん……ますます桜さんと被る感じだね、ライダーさん。

それと凛さんは柳洞寺にはいないと思うらしいが、セイバーさんは違うらしい。
話によると柳洞寺には落ちた霊脈があるという。
お山には結界が張られていて、人間は大丈夫だけどサーヴァントは山門以外は侵入できないし、なまじ強行突破して足を踏み入れると能力が低下するという。
ん……?でもなんでセイバーさんはそんな情報を事前に知っているのか?
ははーん? もしかしてセイバーさんは前回の聖杯戦争にも呼び出されていて記憶も維持されているのかな?
でも、そういうのって普通前回の記憶って引き継げるものなのかな?
なにかカラクリがありそう。

でも、わたしはすぐに気づけたけどこの時の士郎さんは気づかなかったみたいでなんか違和感がある程度くらいにしか分からなかったみたい。
まぁそうよな。
そしてセイバーさんはすぐにでも攻め込むべきだというが士郎さんは即答でダメだという。
なんの策も無く敵陣に飛ぶこむのは自殺行為だと。
当然だ。
籠城しているのなら絶対に罠をいくつも用意しているもんだからね。
凛さんもそれに賛成する。
セイバーさんはそれで苦い顔になっていた。





だけどわたしの直感がそこでキュピーン!と音を上げた。
題して『バッドエンドその3』。
士郎さんがセイバーさんの提案を受け入れてしまい、なんの策もなく敵陣に飛び込んでいってどういう風かは分からないけど罠にはまって士郎さんは殺されてしまう感じ?
やるんだとしたらセイバーさんとの契約を壊すくらいしないとだけどね。
そんな都合のいい能力を持っている敵が果たしているのか……?





それからというもの、なぜか凛さんはわたしの思った通りに衛宮邸に下宿する魂胆らしく、後からやってきた藤村さんや桜さんの反論もものともせずに『家が改装しているのでうちに泊まったらどうだ?という提案を受けまして』というでっちあげもいいとこな話を切り出し、セイバーさんもいるし士郎さんも誠実でしょう?という感じで藤村さんはあっけなく陥落していた。
口ではこの猫かぶりには勝てんのだよ、口では。
それと凛さんはいつの間にか士郎さんの事を『士郎』と呼んでいた。
猫かぶりでは衛宮君、普段は士郎呼び……。
なんというヒロイン力……。

そして桜さん達を見送った後にまたセイバーさんと言い争いになって、ひと悶着あったけど、その晩は士郎さんは眠りについたのだけど、なーんか胸騒ぎがするね。
絶対に大人しくする性格じゃないもんね、セイバーさん。
これは一人で突進しに行っちゃったかな?



まさしくその通りな展開になるのであった……。
 
 

 
後書き
このか「せっちゃん、ウチら空気……」
刹那「ご辛抱を。お嬢様……」



まだパルはルールブレイカーの存在を知りません。
しかし、第三のルートとファンディスクも曖昧ですが当ててきていますね。
前回の聖杯の欠片まで予想できるか否か。 
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