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『永遠』

作者:零那
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『いつかの君と僕』



突然の出来事が夢物語の様。
合言葉で笑い、瞳の奥見つめる度、近付く距離。

孤独を叫ぶ深い海の底。
ゆらゆら煌めいて、キラキラ美しい昊と海。

君は其処に居て、柔らかい笑顔を此方に向けた。
僕は君をそぉっと優しく抱き締めた。

君と僕の永遠。
あの時は現実逃避するだけで精一杯だった。
ふたりの時間が唯一の聖域。

幼過ぎた僕達が犯した罪は重かった。
君を護りたい、其の想いが強過ぎた。

君との夢物語、今も此処にしまって在る。
此の昊の遥か向こう、君は笑ってるといいな。


 
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