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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百五十四話 それぞれの世界の勇者達その五

「一回マアムの胸わざとじゃなくて揉んでえらい目に遭ったしな」
「ああ、その時の光景が目に浮かぶわ」
 きなこにしてもだった。
「災難やったな」
「俺が悪いにしてもな」
「ラッキースケベはしゃあない」
「そうなんだけれどな」
 ポップが言うえらい目に遭うというのだ。
「だから気をつけないとな」
「ほんまにな」
「あの、本当にそうしたことをすると命に関わりますので」
 茂夫も言うことだった。
「しないでおきましょう」
「そういえば貴方もそうしたこと一切しないわね」
 霧乃が見てもである。
「織戸さんみたいなことは」
「よくないことだからね」
「それでなのね」
「しないよ、ちなみに奴村さんもそういうことする人には」
「容赦はしないわ、私に対してもだけれど」
「朝霧さんにしてもだね」
「ええ、一切ね」
「そうだよね」
「全く、俺達って女の子の方が強い気がするんだよな」
 昴はここでこんなことを言った。
「腕力にしてもな」
「それは私も入れてですか?」
「あんたは魔力がな」
 昴はめぐみんにこう返した。
「滅茶苦茶強いからな」
「爆裂魔法専門でもですね」
「ああ、工夫で何発でも撃てる様になったしな」
「魔力回復の薬を飲んで」
「そうなってるしな」
 それでというのだ。
「俺なんてあまり強くないからな」
「昴は昴で凄いと思いますが」
「そうか?」
「その精神力が」
「昴は凄いよ」
 ゲルサドラも認めることだった。
「心の強さでは誰にも負けないからね」
「だからか」
「その強さは僕なんて足下にも及ばないよ」
「だといいけれどな」
「心の強さが一番の強さやで」
 ジョーカーが微笑んで話した。
「何ていってもな」
「そうなんだな」
「自分これまで色々あったやろ」
 これは昴の目を見てわかることだ、ジョーカーは彼の死に戻りは知らないが幾度も死を見て来たことは察していた。
「それでも今おることはな」
「凄いか」
「わいよりもずっとな」
「心が弱いと幾ら身体が強くても限界があるからね」
 葵も言うことだった。
「その点昴は本当に凄いよ、だからこれからも頑張っていこうね」
「ああ、そうするな」 
 昴は葵に微笑んで応えた。
「これからもな」
「僕達も一緒にね」
「ああ、やっていこうな」
「それで今度の敵はバグスターといったな」 
 ラインハルトは敵のことを尋ねた。
「私ははじめて戦う相手だ」
「だからなのね」
「詳しく知りたい」
 ラインハルトはニコに話した。 
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