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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百四十七話 妖怪の森からその一

                第四百四十七話  妖怪の森から
 ライダー達も妖怪達もそれぞれの世界のことを詳しく話した、その話が全て終わってからまなは天空寺達を見て言った。
「物凄い戦いの連続だったんですね」
「それは君達もだよね」
 天空寺はまなに笑って返した。
「もうこれでもかっていう位にね」
「色々なことがあったとですか」
「思ったよ、君だってね」
 まなにしてもというのだ。
「本当に色々あったね」
「そう言われますと」
「今は普通の生活をしていても」
「暫く鬼太郎達のこと忘れていましたけれど」
「今は思い出したね」
「はい」
 まなは天空寺のその言葉に答えた。
「そうなりました」
「そうだね、まなちゃんも他の皆もね」
「色々なことがですか」
「あったと思うよ、俺は」
「そうなんですね」
「物凄い死線を潜り抜けたね」
「正直よく皆ここにいられるよ」
 垢舐めが言ってきた。
「振り返ってみると」
「そうじゃな、わしにしてもな」
 鏡じじいが垢舐めのその言葉に応えた。
「色々あってな」
「名無しが来たり」
「西洋妖怪が来たりしてな」
「ぬらりひょんのこともあったし」
「よく皆ここにいるな」
「全くだよ」
「色々あり過ぎてね」 
 花子さんはお茶を飲みながら言った。
「もう振り返ると目が回る状況だったわね」
「それであんた達もね」
 呼子はライダー達に話した。
「そうだったね」
「拙僧達も眼魔からもありましたしな」
 御成が応えた。
「振り返ってみると」
「そうそう、土管から出て来る人と一緒になったり」
「色々な世界も巡りましたぞ」
「そうだよね」
「そう考えると色々ありましたな」
 自分達もとだ、御成は述べた。
「拙僧達も」
「本当にそうだね」
「その中でどうしたらいいのかと途方に暮れたことも」
 そうした時もというのだ。
「ありましたな」
「しかしそうした時こそ気持ちを確かに持ってね」
 アカリが笑って話した。
「乗り越えてきたわね」
「左様ですな」
「タケルも他の皆もね」
「いや、常にそうでしたな」
「そうよね」
「そうだ、どんな状況でも道はある」
 仙人も強い声で語る、表情もそうなっている。
「そこで役立つのが知恵だ」
「そうだよな、しかしおっちゃんってな」
 すねこすりが言ってきた。
「その知恵出したことないだろ」
「そこでそう言うか」
「これまでの話でおっちゃん役に立ったことねえぞ」
「確かに一度もなかったよ」
 のっぺらぼうが聞いてもだった。
「というかいつも変なことしてそれが大変なことになってるね」
「おっちゃん本当にトラブルメーカーなのね」
 ろくろ首も容赦がない。
「やっぱりあんた動いたら駄目ね」
「この人いて大丈夫か」 
 たんころりんはかなり真剣に心配している。
「本当に」
「大丈夫だ、最近は余計なことしねえ様にいざって時は真っ先に動けなくしてるからな」
 心配なたんころりんにユルセンが話す。 
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