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夢幻水滸伝

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第百七十七話 ケバブを食べながらその一

                第百七十七話  ケバブを食べながら
 綾乃達十人はアフリカの星の者達が集まっているケバブのコーナーに向かった、そうしつつ綾乃はこんなことを言った。
「ケバブも定着したね」
「日本にな、秋葉原からか」
 中里が応えた。
「定着したんは」
「東京からなん」
「あそこでお店が出てな」
 そうしてというのだ。
「定着してな」
「日本全体でもやね」
「そうみたいやな」
「そやねんね」
「それでこのプールでもや」
「お店あるんやね」
「それで結構人気があるみたいやで」
 ただお店があるだけでなくというのだ。
「美味しくてな」
「そやねんね」
「それでアフリカ組はな」
「今そこにおるんやね」
「それで僕等はそこに向かってるけどな」
「何かいい加減腹減ってきたな」
 羅は眉を曇らせてこう言った。
「ほんまに」
「そやな、皆が食べるの見てな」
 メルヴィルは彼のその言葉に同意して述べた。
「そうなってきたな」
「そやろ」
「ああ、ケバブ見たらな」
「食べたくなるな」
「そろそろな」
「ほんまにな」 
 トウェインも言った。
「腹減ってきたわ」
「そろそろ何か食いたいな」
 施も言う。
「美味いもんな」
「ラーメンでもハンバーガーでもな」
「フランクフルトでもお好み焼きでも」
「ほんまにな」
「そうなってきたわ」
「案ずることはない、ここでは食べものは逃げへん」
 リーはそうした話をする四人に告げた。
「そやからな」
「ここはか」
「まだ我慢か」
「そうするべきか」
「挨拶回りが終わってからか」
「そうした方がええ」
 こう言うのだった。
「まだな」
「正直私もお腹減ってきたけど」
 シェリルも言ってきた。
「それでもやね」
「食べるのはその後でええやろ」
「逃げへんから、食べものは」
 四人に言うのだった。
「行こうな」
「ほな今は顔見せ続けるか」
「それぞれの面子の自己紹介聞いてな」
「そうしてこか」
「暫くな」
 四人も頷いてだった、今度はケバブの店のところに着いた、そこにアフリカの面々がいた、早速ゴーディマーが笑顔で言ってきた。一八五の伸張でがっしりとした体格だ。黒いがやや薄い感じの肌で白い歯と明るい目が眩しい。黒髪は短い。赤いトランクスタイプの水着だ。
「よお来たな」
「おう、元気そうやな」
「見ての通りや」
 ゴーディマーは中里に笑顔で応えた。
「美味いもん食べて泳ぎもしてる」
「それは何よりやな」
「ああ、ただな」
「ただ?」
「自己紹介はせなあかんな」
 ゴーディマーはこのことも自分から言ってきた。 
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