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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百四十三話 恐怖の克服その九

「少なくとも今の麗の面々は連れて行くつもりだ」
「僕もなんだよ」
 葵は嬉しそうに言ってきた。
「今から楽しみだよ」
「小金井もだしお前も言えばな」
「そんなのいいさ、そっちで行けよ」
 烈火は兄に笑って話した。
「それでな」
「母上とか」
「楽しく食って来いよ」
「それではな」
「俺は別にそこまで卑しくないつもりだしな」
「寿司っていっても回転寿司だしな」
 花菱が笑って言ってきた。
「だからな」
「ああ、そんな特上の寿司とかな」
「お前には縁がないからな」
「俺達の家族にはな」
「そうか、だが食いたいなら何時でも言うといい」
 紅麗は烈火達の話を聞いて述べた、そうしてそのうえで烈火に対してこうしたことも言ったのだった。
「お前とも縁が深いしな」
「兄貴って気前がいいんだな」
「寿司位何ということはない」
「そう言えるだけの金があるからか」
「そうだ、金のことは気にするな」
 一切、という返事だった。
「銀座でも何処でもな」
「金持ってると凄いこと言えるな」
「全くだよな」
「本当にそうよね」
 烈火だけでなく土門と風子も言った。
「私達じゃ絶対に無理よ」
「銀座の寿司屋とかな」
「それを何でもないって言えるとかな」
「全くだ」 
 水鏡も言ってきた。
「寿司なんて滅多に食えない」
「俺だってそうだしな」
 泊も言ってきた。
「寿司なんてな」
「そうですね」
「ああ、本当にな」
 こうした話をお握りを食べつつ言った、そして。
 この話の次の日の朝訓練をしようとするとだった。
 そこにロイミュードの大群がいた、泊はその彼等を見て言った。
「この時が来たな」
「そうですね」
 烈火は泊のその言葉に頷いた。
「いよいよですね」
「ああ、訓練の成果を活かしてな」
「戦う時が来ましたね」
「用意はいいな」
「これまでの訓練のことを思い出しながら」
「そのうえでな」
「戦うんですね」
「そうしような」
 是非にという言葉だった。
「これから」
「わかりました、それじゃあ」
「俺達は変身するな」
「わかった、では変身だ」
 ベルトさんも言ってきた。
「これからな」
「ああ、そうしてな」
「戦うぞ、進ノ介」
「ベルトさん宜しく頼むな」
「こちらこそな」 
 ベルトさんの言葉は信頼しているものだった、そしてだった。 
 彼も他のライダー達もハート達も変身してだった、戦う用意に入った。そして烈火達もそれは同じで。
 それぞれ魔道具を出した、そうしてだった。
 それぞれ陣を組み構えも取った、その中には煉蓮もいたが。
 烈火は煉蓮に横から言った。
「いいか、訓練通りにな」
「やっていったらいいのね」
「落ち着いていけばな」
 それでというのだ。 
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