トップ
暁について
ランキング
イラスト検索
よくある質問
各種マニュアル
45,940人
トップ
>>
小説検索
>>
『漆黒の宝箱』
|
携帯サイト
|
感想
|
レビュー
| 縦書きで読む
[PDF/明朝]版
/
[PDF/ゴシック]版
|
全話表示
|
挿絵表示しない
|
誤字脱字報告する
|
誤字脱字報告一覧
|
『漆黒の宝箱』
作者:
零那
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
< 前ページ
次ページ >
目次
『赦し』
赦す事で洗われるならと思った。
赦す事が正しいと思った。
其れが愚かな勘違いだった。
赦しても何も変わらない。
むしろ歪んでく気がした。
尚更真っ黒に染まった気がした。
必要なのは波の音、海月の揺らめき、月の灯り。
こんな僕でも赦してくれる。
此処なら、何もかも包んでくれる。
たとえ、赦す事が出来なくても。
そして、赦される事が出来なくても...
< 前ページ
次ページ >
目次
ページ上へ戻る
全て感想を見る:
感想一覧