| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

八条学園騒動記

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第五百八十話 これも役作りその六

「これもね」
「おつまみもだね」
「食べようね」
「チーズだね」
「ワインにはこれだよね」
「チーズ合うよね」
「チーズはね」
 それこそというのだ。
「どんなワインにも合うよ」
「赤でも白でもロゼでもでね」
「青でもだよ」
 ベンはその青ワインを飲みつつ話した。
「合うよ」
「勿論緑や黒や紫でもね」
「合わないワインはないから」
 チーズにというのだ。
「だからね」
「チーズをだね」
「食べよう、あとドライフルーツも」
 言いながらオレンジやマンゴーのそれも出す、見ればその中には胡桃もある。そしてレーズンもある。
「食べよう」
「それもワインに合うよね」
「この濃厚な甘さがね」
 まさにというのだ。
「いいんだよね」
「ワインにも」
「だからね」 
 それでというのだ。
「今はね」
「飲むんだね」
「どんどんそうして」
 そしてというのだ。
「フォルスタッフになるんだよ」
「そうなるんだね」
「そしてね」
「そして?」
「明日の朝は」
 ベンは笑って話した。
「起きたらまずはね」
「お風呂だね」
「そこに行こうね」
「それで二日酔い解消だね」
「うん、もう絶対にね」
 それこそというのだ。
「フォルスタッフみたいに飲んだら」
「その時はだね」
「朝は二日酔いになっているから」
 だからだというのだ。
「もうね」
「朝はだね」
「起きたら」
 その時はというのだ。
「もうね」
「まずはお風呂だね」
「そこで身体を洗って」
「身体洗うだけでもお酒抜けるしね」
「そして湯舟に入る前は」
「エチケットだね」
「ちゃんと洗ってね」
「入るものだね」
「皆も入るから」 
 湯舟、そこにだ。
「だからだよ」
「まずは身体を洗う」
「自分も奇麗になるしね」
「しかもエチケットも守れてね」
「皆も迷惑しないから」
「お風呂に入ったらまず身体を洗う」
 最初にそうすることがというのだ。
「凄くいいよ」
「そうだね」
「だからね」
「まずは身体を洗って」
「それでね」
「お風呂に入るんだね」
「お湯もいいけれど」
 それ以外にもとだ、ベンは話した。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧