魔法少女リリカルなのは 小さい頃から時空管理局に勤めていた少年
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クリスマスの日に。
僕はなのはさんに連れられて、なのはさんの家にやって来ました。
「ただいま。」
「お邪魔します。」
僕となのはさんは、挨拶をした。
「なのはさん、隣の男の子は一体どちら様なのかしら?」
「えっと、」
「お初目にかかります。僕はリンディー母の子供の未来と申します。これをリンディー母から預かってます。」
なのはさんのお母さんにリンディー提督から渡された手紙を渡した。
それを読んだなのはさんのお母さんは、
「わかりました。少しの間だけどよろしくね。」
「こちらこそお願いします。」
僕は一般的な挨拶をした。
「士郎さん、なのはさんが男の子を連れてきましたよ。」
なのはさんのお母さんはリビングの戻っていくと、士郎さんと呼ばれた男性に報告をしていた。
「そうか、なのはが男の子を。」
「士郎さんどうしましょう。空いてる部屋はないの。」
「それならなのはの部屋で一緒に寝てもらえばいいだろう。」
「それもそうね。未来君、入ってきなさい。」
「失礼します。お初目にかかります。」
僕を見た士郎さん、なのはのお父さんは驚いていた。
「若いな。君はいくつなんだい?」
「僕は七歳です。」
「七歳!?ということは小学一年生なのかい?」
「はい。」
「学校はどうするんだい?」
「リンディーさんが戻るまでは休むと言うことで連絡してあるそうよ。」
「そうなのかい。短い間だけどよろしく。」
「こちらこそよろしくお願いします。」
「夕飯はどうするんだい?」
気を使ってくれるが、ご飯はすましてあったので、
「いいえ、大丈夫です。」
「そうかい。お腹がすいたらいつでもいいなさい。」
「ありがとうございます。」
「未来君行こうか。」
僕は再びなのはさんに連れていってもらった。
「未来君はクロノ君と同じ執務官何だよね?」
「そうですが。」
「どっちの方が偉いの?」
僕は返答に困った。
僕は二等空尉兼執務官であるのに対してクロノが執務官の他に役職があるかどうかがわからなかった。
「多分だけど、クロノの方が偉いと思います。」
「やっぱりそうなんだ。」
僕は一息ついてから、
「すいません。」
「いきなりどうしたの?」
「僕がいきなり押し付けてしまったから、一人の時間が減ってしまい。」
「そんなの気にしないでほしいかな。私は誰かと話すのが楽しいの。」
「そうですか。」
「最近は話し相手がいなくてちょっと寂しかったから。」
「僕と話すよりフェイトさんと話した方が楽しいのでは?」
「そんなことないよ。」
「そうですか。でも今日はすみません、明日用事があるので早く寝ます。」
「どうぞ。」
なのはさんの許可を得た僕はゆっくりと眠りについた。
「寝ちゃった。未来君、女の子みたいな顔をしてるの。」
私は目の前で寝ている未来君を見て、率直な感想を口に出してしまったの。
「起きてないよね?」
私は顔を近づけてみて、スヤスヤと寝ていることを確認すると、
「毛布をかけてあげないと。」
急いで毛布をかけて、私はお風呂に入りにいきました。
僕は起きると直ぐに時空管理局の制服に着替えて外に出た。
「調査と同じならこの病院に守護騎士が通っているから、待ち伏せをして捕まえれば。」
僕は、この町にある病院に向かって歩いていった。
結構長い時間だったけれども迷わずに着くことが出来た。
まだ病院はやっていなかったが、それでも隠れて守護騎士が来るのを待った。
気配を消すのにも苦労はしたが、それで僕の存在がばれるよりはいいと思った。
「来ないな。来るのが早かったかな。」
まだ8時なのだから当然だけれども、病院がやっていない。
「近くのお店で朝御飯でも食べてくるかな。」
僕は来た道にあったファーストフード店で朝御飯を食べながら、時間を潰した。
そんなことをしていると、時間は10時を回っていた。
僕自信もこんなにいたなんて知らなかったから、慌てて病院に向かった。
僕が慌てて病院に向かったのだが、守護騎士の気配はなかった。
「暇だな。病院の中に行って見ようかな。」
僕は病院の中に歩いて行くと、そこに守護騎士の一人であるシャマルがいた。
しかし病院の中で捕まえる訳にも行かないので、僕はシャマルの後を付けることにした。
僕は自分で愚かだったと思った。
僕も気配を消しているのだから、守護騎士も気配を消してくるのは当然だと。
静かに後ろを付けていくと、シャマルは一つ病室に入っていった。
僕は部屋の患者さんの名前をメモして、少し離れて監視を続けた。
「誰だお前。」
僕は慌てて振り替えると守護騎士の一人であるヴィータがいた。
「バインド。」
僕はバインドをかけると、急いで病院から出ていった。
しかし、僕が走って帰っていると、後ろから殺気を感じて、転移をかけた。
「逃がしたか。それのしても何者なんだ?」
先ほど逃がした男の子の事を考えていた。
「危なかった。もう少し判断が遅かったら僕もどうなっていたか。デバイスを持って行く方がいいよね。」
僕は自分のデバイスを持って病院の外に戻ることにした。
「バイス久しぶりだけど大丈夫だよね?」
『yes.』
「それじゃあ行こうか。」
僕は転移で病院の近くまで行った。
情報通りなら守護騎士は四人で、その内の一人が闇の書を保持しておりらしい。
「四時を回った。もうすぐ出てきてもいいんじゃないかな。」
後一時間で日没なのだから早く出てきてほしい。
そんなことを思いながら待っていたが、まだ出てこなかった。
諦めて帰ろうとした時だった。
「出てきた。待ちくたびれたよ。」
僕は四人の行動を見ていたが、普通の人間にしか見えなかった。
「いいな。家族みたいで。」
つい本音を言ってしまった。
でも守護騎士を見ているとそう思ってしまったのだ。
「今日のところは見逃して帰るとしよう。」
僕は家族みたいな守護騎士を攻撃する事に気が引けて、帰ることにした。
家に帰るとなのはさんが帰って来ていた。
そしてフェイトさんも一緒だった。
「未来君も一緒に夕飯をたべましょう。」
なのはさんのお母さんである桃子さんに誘われたが、
「今日も外食をしてきたので遠慮します。」
僕はそう言って二階に上がろうとしたが、なのはさんから念話で、
[未来君、本当に食べているの?]
[リンディー提督も夏村執務官のこと気にしてたよ。]
[夕飯は食べているので大丈夫です。明日も用事があるので先に失礼します。]
[そうなの。話す時間がないの。]
[すみません。でも今回の事件が終われば、いくらでも話せますから。]
僕は二階に上がっていって、寝ようとしたが、今日調べた病室の名前について考えていた。
「八神はやて。たしかグレアム提督との話のなかで聞いたことがあるような。気のせいかな?」
僕は頭はフル活用したが、結局のところわかったのは、はやてと言う子が今回の事件に関係していると言うこと。
「もう少し病院を見張っておくか。」
僕は家を飛び出して、病院に向かった。
病院にはまだ人が残っていた。
僕はアースラの自室から持ち出した寝袋を使って、病院の屋上で監視と仮眠をとった。
なのはさんにも、仕事で出掛けます。と伝えてあったので、今日は帰らずに監視することに決めた。
しかしなんにも起きずに夜が明けてしまった。
「結局何もなかった。このまま監視でもしてますか。」
僕は屋上で監視を継続する事にしたが、眠くて途中で眠ってしまった。
「ガッシャン。」
大きな音がなり、起きるとそこにはなのはさんと守護騎士がいた。
「これは一体どういう状態何でしょうか?」
僕はなのはさんに確認を取ろうと声をかけた。
「はやてちゃんが、私の友達が闇の書の持ち主だったの。」
「やっぱり八神はやてさんが。」
僕は守護騎士に向かって、
「時空管理局執務官の夏村未来です。武器を捨てて投降すれば弁護の機会を与えることができます。」
「誰が投降なんてするか。あとちょっとなんだから、邪魔すんなー。」
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