仮面ライダージオウ 眩い世界
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第三十二章
「読んで下さい」
「わかりました、それじゃあ」
「またお会い出来る時を楽しみにしています」
「俺も何かあったら連絡してくれ」
氷室も言ってきた。
「その時はだ」
「来てくれますね」
「忙しい身だがな」
それでもというのだ。
「すぐに来る、そしてだ」
「そして?」
「ファッションの話なら何時でも大歓迎だ」
「あっ、この人スーツの時はいいけれどね」
「それ以外の私服最低だから」
紗羽と美空がここで常磐達に話した。
「絶対に参考にしないでね」
「有り得ない位だから」
「いいファッションだろう」
氷室自身は紗羽と美空にこう返した。
「俺は」
「正直全然よ」
「本当に最低だから」
「常磐君にも真似させないわよ」
「何があってもね」
「やれやれだな、だが何かあればだ」
氷室は常磐達にあらためて話した。
「呼んでくれ」
「そうさせてもらいます」
「また会おう」
「そういうことでね」
「また会おうね」
紗羽と美空も別れの言葉を告げた、こうしてだった。
氷室達も内海に続いて帰っていった、そして次は。
猿渡が三羽と一緒に分かれの挨拶を告げた。
「普段は畑にいるからな」
「美味い作物いつもあるからな」
「何時でも来てくれよ」
「ご馳走させてもらうな」
「宜しくお願いします」
常磐は猿渡と三羽にも応えた。
「その時も」
「ああ、じゃあな」
「また会おうな」
「畑に来たら西瓜も苺もあるからな」
「どれでも好きなの食ってくれよ」
「そうさせてもらいます」
「そういうことでな」
猿渡は常磐に笑顔で告げた。
「また会おうな」
「そしてその時は」
「また思いきり戦うか」
猿渡はさらに話した。
「それか遊ぶか」
「じゃあ美味しい農作物ご馳走になるかも知れないです」
「そうか、野菜も果物も色々あるからな」
「だからですね」
「好きなの食ってくれよ」
自分達の農園に来た時はとだ、こう話してだった。
猿渡と三羽も彼等の場所へ帰っていった、後には何も残さなかった。
万丈は常磐に言った。
「いいか、何かあればすぐに呼べ」
「そしてですね」
「スサノオをぶん殴らせろ」
こう言うのだった。
「いいな」
「そうさせてもらいますね」
「俺がいればな」
万丈は強気な声でさらに言った。
「スサノオなんて何でもないからな」
「お前一人でいけるか」
ここでだ、桐生が万丈に言った。
「俺も一緒に決まってるだろ」
「お前もか」
「当たり前だろ、お前一人でやっていけるか」
それこそというのだ。
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