仮面ライダージオウ 眩い世界
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第二十三章
「変身」
「フューチャータイム」
「カメンライダーウォズ」
機械音とウォズの時計を背に光に包まれ変身し仮面ライダーウォズとなった。
ツクヨミはベルトを装着し両手でツクヨミのスイッチを出した、そして。
「ジクウドライバー」
「ツクヨミ」
「変身!」
機械音の中でツクヨミは両手を下から上に少し動かした、すると。
「カメンライダー」
「ツクヨミ」
機械音の中光に包まれ仮面ライダーツクヨミとなった。
明光院も変身ポーズに入る、左手に出したゲイツのスイッチを右手に持って前に出してスイッチを入れた。
「ゲイツ」
機械音が響く中スイッチをベルトに置き後ろに出たゲイツの時計を背に両手を拳法の演舞の様に旋回させてから下に置いた、すると。
「ライダータイム」
「カメンライダー」
この機械音と共に彼は仮面ライダーゲイツとなった。
常盤は腰にベルトを置いた、そこからだった。
「ジ、オウ」
機械音の後でジオウのスイッチをベルトに装着し右手を開いて腰の横に引いて身体を左に捻り左手は斜め上に掲げた、左手も開いている。その姿勢で叫んだ。
「変身!」
「ライダータイム」
「カメンライダー」
後ろにジオウの時計が出た、それを背景に両手を下にやった。そうして光に包まれ仮面ライダージオウとなった。
全員変身した、そうしてアナザーライダー達に向かうがここでだった。
ビルドはジオウに言った。
「君とゲイツはスウォルツに向かってくれるかな」
「俺達がだね」
「他の連中は俺達が引き受けるから」
だからだというのだ。
「君達はあいつを頼むよ」
「あいつが一番強いから」
「他の奴等は俺達一人一人で倒せるし俺や龍我達だったら二対一や三対一でも倒すことが出来るけれど」
「あいつについては」
「そうはいかないから」
だからだというのだ。
「二人で頼むよ」
「それじゃあ」
「うん、そういうことでね」
「それでいこうか」
「わかったよ」
ジオウはビルドのその言葉に頷いた、そうして自分の隣にいる仮面ライダーゲイツに声をかけた。
「いいよな、それで」
「それしかないと思っていた」
ゲイツはジオウにこう答えた。
「あいつは俺達が戦ってだ」
「倒す相手だね」
「そうした因縁の相手だ」
「兄さんは私が」
仮面ライダーツクヨミがここで言ってきた。
「それが」
「いや、それは駄目だ」
「どうしてなの?」
「兄妹で戦うのはよくない」
だからだというのだ。
「俺達に任せろ」
「けれど」
「責任を感じることはない」
ゲイツはそれでもと言うツクヨミにさらに言った。
「お前はお前でやることがある」
「他のアナザー達との戦いね」
「そうだ、そっちに行ってくれ」
「うん、その方がいいよ」
まさにとだ、ジオウもツクヨミに話した。それも優しい声で。
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