伝説となった狩人達
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二十七人目
BLADE 4th
六話
その頃、街は大変でした。
剣が効かない龍の話で持ち切りです。
どんなに強い狩人が行って、必死に戦っても…
硬い甲殻を貫くどころか、傷も付けられないと。
真っ黒の体で…
口から火を吐き…
山のように大きい…
それは珍しい、黒い鎧龍です。
昔からたびたび現れますが…
勝てる狩人は、今まで一人もいませんでした。
お…俺…
戦ってみたい…
いいよ?
ちょっと怖いけど…
私は…
男の子は、もう勝てると思い込んでいます。
ふと…
いつも鼻を垂らしてるのに、今日は違う…
女の子は気付きました…
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