ドラクエ10の小説
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エテーネの村の話その6
テンスの花を回収した後、俺達はリレミトで洞窟の外へ出た
リン「え!?あんな空だったっけ。さっきまで青かったのに」
カズマ「ああ、それに....魔物の気配が一つもない」
すると、遠くの方で雷が落ちた
リン「い......今雷が落ちた方角って.........」
シンイ「村の方角です!急ぎましょう!!」
カズマ「おう!」
俺達は全力で村の方へ走って行った
[エテーネの村]
俺達はエテーネの村に着いた。そこで俺達が目にしたのは
シンイ「なんなんだ......これは.......!」
カズマ「村が......」
リン「燃えている........」
魔物がはびこり、村は燃えている。まさに地獄絵図状態だった
シンイ「お、おばあさまは.......!」
シンイは走り出した
カズマ「お、おい待てよシンイ!」
俺達もシンイの後を追った、すると
「いやあああああっ!」
村人の一人が、魔物によって殺された。さらに
シンイ「くそっ!......!?」
カズマ「!?まずい!」
リンの方へ火球が飛んできていた
リン「..........っ!?」
シンイ&カズマ「リン!!(さん!!)」
リン「あ........ あ........」
俺とシンイは必死に手を伸ばす。届け....!!!!すると、俺の手から光が現れ、それがリンに当たると、リンは消えてしまった
カズマ「リンが消えた?.....それに今の光は一体.....」
シンイ「まさか今のは........」
すると
「ぎゃああああ!!!」
また一人村人が殺された
シンイ「カズマさん。テンスの花は私が命に代えても必ず、おばあさまに届けます!間に合わせてみせる.......!」
シンイは屋敷の方へ走って行った
カズマ「お、おい!シンイ」
俺も後を追おうとする。しかし、魔物が立ちふさがる
「くっくっく......見たぞ!」
カズマ「そこを.....どけ!」
俺は大剣を構える
「こいつです冥王さま!あの術を使いやがったのはっ!」
術.....?まさか、今のが時渡りの術か!?すると上から声がした
ネルゲル「やはり、時渡りの術を使う物が現れたか。だが、ネズミ一匹逃したところで、この冥王ネルゲルを阻む事はできぬ」
まさか....たった一人生き残れるってリンのことだったのか!
ネルゲル「冥王とはあまねく死を統べる者。生きとし生ける者が、死から逃れられぬように何人たりとも、我からは逃れられぬ。忌まわしき時渡りの術者よ!灼熱の獄炎でその身を焼き尽くしてやろう!」
ネルゲルは、火球を撃ってきた
カズマ「やれるもんなら、やってみやがれ!」
俺はガードの構えをする。しかし
カズマ「ぐわあああああ!!!!!」
防ぎきれず。俺はそこから意識を失った
[???????]
どこだ......ここは.......誰かに抱き抱えられている.....?誰だこの女の人は......初めて会った気がしない.......
?「海洋.....リン....ハルへ....出......は.....でしたね。あの.....おそ.....
...疫病が........ヶ月......かの......復興.......ざましい......ものだと........リンジャーラ様........よろしく.......え下さい」
この派手な白い鎧の男は誰だ......この人もこの女の人と同じ初めて会った気がしない。それに、リンジャーラって誰だ?
?2「うむ。リンジャーラの..........なた.......ぜひ........宴に.......れてきてくれと............あったのだが.........カズマが生まれた.........だからな。まだ.........遠出は......まい。........落ち着..........で訪れるとしよう」
カズマ?「あばばー!」
?2「はっはっは!......返事......ぞ。カズマ!.........にして......といい!」
すると、俺の頭の中に謎の声が聞こえた
「エテーネの民カズマよ.......。さあ、目を覚ましなさい。冥王の力によりあなたの命は尽きましたが、その魂にはまだ、果たすべき使命があるのです。」
俺は、目が覚めた。するとそこは、周りに銅像がある不思議な空間だった
カズマ「ここは.......」
「隔絶された島で生きていた、あなた達エテーネの民は知らないでしょう.......。あなた達の島の外にはアストルティアと呼ばれる、広大で偉大な母なる大地が広がっていて.....そこにはあなた達人間の他に、様々な姿をした種族が今も暮らしていることを........」
カズマ「アストルティア.........」
異なる種族って確か、オーガ、ウェディ、エルフ、ドワーフ、プクリポ、そして竜族だっけか。見た感じ、竜族っぽい像は見当たらない、と言うことは、絶滅したか.....あるいは.......っとこんなことを考えるのはやめだ
「これより、五人の神々があなたに力を貸してくれます。さぁ、どの姿な生まれ変わるか決めるのです」
カズマ「ふぅーむ........」
俺は必死に悩んで悩んで悩みまくった。そして
カズマ「決めたぜ!俺は.........オーガを選ぶ!」
「オーガで良いのですね?」
カズマ「ああ!」
「分かりました。不運にも今日、この世を去ったオーガの青年がいます」
そして、謎の声は、映像を見せてくれた。なるほど、こいつの体を借りるのか
「あなたは今日から、この青年の体を借り、新たな人生を歩んで行くことになります。それと、これを」
すると、本が現れた
カズマ「なんだこれ?真っ白だぞ」
「それは冒険の書。冒険者にはなくてはならないものです。ただし、この冒険の書は特別で、今後、あなたの行いは全て、その書に自動で記録されます。使命を忘れた時とかには、これを読んで思い出してくださいね」
カズマ「分かった」
「さあ、お行きなさい。母なる大地アストルティアへ。そして探すのです。あなたの使命を。生まれ変わることの意味を........」
そして、俺は光に包まれた
後書き
冒険の書(カズマ専用)
カズマ専用の冒険の書、普通の冒険の書は教会で祈れば記録されるが、カズマのは常に記録される。
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