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ヘタリア学園

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第七千九百四十話  小男じゃない

第七千九百四十話  小男じゃない
 ドイツのかつての上司の人、あのナチスを率いていたちょび髭の人については小男だったとか言われていますが。
 イタリアはこの人についてドイツに言いました。
「一七五あったよね」
「一七二だったという話もあるな」
「当時のドイツの国民の人達の中で小さかった?」
 イタリアはドイツに尋ねました。
「そんなに」
「いや、普通かだ」 
 ドイツはイタリアに答えました。
「少し高めだった」
「そうだよね」
「体格のいい人達に囲まれていたからな」
 軍人さん達は当然そうした人が多いです。
「だからだ」
「小さく見えていたんだね」
「親衛隊の入隊条件は背が一八〇以上だった」
「それで充分背が高いし」
 それでというのです。
「じゃあね」
「そうだ、あの人は実はな」
「小柄じゃなかったね」
 映像や写真を見るとわかります、実はあの人は結構背があったのです。


第七千九百四十話   完


                   2019・8・12
 
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