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ヘタリア学園

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第七千八百六十一話  東奔西走

第七千八百六十一話  東奔西走
 日本の上司の人は大忙しです、おもてなしも大事ですが。
 日本にハンカチで額の汗を拭きつつお話します。
「いやあ、貿易に環境に」
「世界規模のことですし」
「何かとお話してね」
「アメリカさんの上司の方の中国さんの上司の方も」
「あの人達はお話するけれど」
 それでもというのです。
「果たしてどうなるか」
「それは、ですね」
「わからないからね」
 どういった結果になるかです。
「だから私としてもね」
「秘かにですね」
「仲介というかね」
 そうした役割をというのです。
「しているかどうかはね」
「内密ですね」
「そこはね、けれど」
「どちらの方ともお会いされて」
「本当に忙しいよ」
 とにかく大忙しです、日本の上司の人は大阪において文字通りの東奔西走の働きを見せています。そうでなければ困りますが。


第七千八百六十一話   完


                    2019・7・3
 
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