ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第七千七百八十一話 カゼルタ宮殿
第七千七百八十一話 カゼルタ宮殿
日本は今度はナポリに来ました、ロマーノもイタリアやドイツにはともかく日本には普通の態度です。
「まあ観ていってくれよ」
「はい、カルロス三世の宮殿ですね」
「おい、もう勉強してきたのかよ」
「事前にと思いまして」
この辺り実に日本らしいです。
「そうさせて頂きました」
「じゃあこの宮殿のモデルもわかってるよな」
「ベルサイユ宮殿ですね」
日本はロマーノにすぐに答えました。
「そうですね」
「ああ、そうだよ。それでな」
ロマーノは日本にさらにお話します。
「映画のロケ地になったりな」
「そうしたことにも使われていて」
「ここは十八世紀に建てられた宮殿では一番大きいな」
「その様ですね」
「じゃあ案内してやるからな」
「宜しくお願いします」
「後で飯もご馳走するからな」
本当に日本には普通の態度です、ロマーノは日本を連れて広大かつ壮麗な宮殿の中を案内するのでした。
第七千七百八十一話 完
2019・5・24
ページ上へ戻る