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ヘタリア学園

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第七千七百八十話  歴史は長い

第七千七百八十話  歴史は長い
 イタリアは日本にビエモンテのワインを飲みながらお話しました。
「ここの歴史長いんだ」
「イタリア君が生まれる前からあるそうで」
「うん、ローマ祖父ちゃんの若い頃のことで」
「それはかなり古いですね」
「三千年以上前からね」
「となりますと」
 日本は三千年以上前からと聞いて言いました。
「私が生まれる前ですね」
「そうだよね、日本も長いけれど」
 その年齢が実ははっきりしない位長いです。
「ここの歴史はね」
「私以上に長いですね」
「そうなんだ、伝統もあるんだ」
「伝統というか歴史ですね」
「祖父ちゃんの若い頃からだからね」
「そうですね」
「ただその頃のワインはね」
 イタリアは昔のワインのこともお話しました。
「今みたいにストレートで飲まなくてね」
「高価でしたし保存の関係で酸っぱかったので」
「うん、お水とかで割って飲んでいたんだ」
 当時のワインの飲み方はそうでした、イタリアは日本にこのこともお話しました。


第七千七百八十話   完


                  2019・5・23 
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