ヘタリア学園
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第七千七百五十二話 勝利数の問題ではなく
第七千七百五十二話 勝利数の問題ではなく
ベルギーはスペインに深刻なお顔で尋ねました。
「若しここでうち等が委員長さんに何も言わんかったらどうなります?」
「モレノが普通に起こることになるで」
スペインはベルギーにサッカーに例えてお話しました。
「俺とあいつの試合とかな」
「よおわかりましたわ」
「お前も委員長苦手やったな」
「サッカーで豚に例えられて上司の上司の服間違えられました」
「俺もめっちゃ苦手や、正直勝てん」
「欧州で委員長さんに勝てる国ないですね」
「けれどここで動かなな」
それこそというのです。
「ほんまにモレノがまかり通る状況になるわ」
「WTO機能しなくなりますか」
「そうなったら大変や」
だからだというのです。
「ええな、EUが一つになってな」
「今回は異議を唱えますか」
「何もせんかったら何も変わらんやろ」
「はい、ほんまに」
「そやからやるで」
こうベルギーに言うスペインでした、今回の件はとにかくEUにとって動かないといけない件でした。自分達にもとなりますので。
第七千七百五十二話 完
2019・5・9
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