| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第七千七百三十八話  イスラムでモンゴルだった

第七千七百三十八話  イスラムでモンゴルだった
 インドは各国にかつて自分の上司の人だった皇帝のお話をしました。
「ムガール帝国だったたい」
「イスラム教の国だったな」
 ドイツがそのインドに応えます。
「そうだったな」
「そうたい」
「そしてムガールという名はな」
「モンゴルだったたい」
「インドってモンゴルと一緒にいたことなかったよね」
 このことはイタリアが指摘しました。
「モンゴルはガンジス川渡ってないし」
「それでも憧れがあってたい」
 それでというのです。
「上司の人はそう名乗っていたたい」
「そうだったね」
「僕の主な宗教はヒンズー教たいが」
 それがというのです。
「イスラム教でとよ」
「モンゴルの名前でね」
「帝国だったたい」
 それがインドの皇帝でした。
 インドもまた皇帝を戴いていました、アジアには中国と並んでインドにも皇帝が存在していたのです。


第七千七百三十八話   完


                    2019・5・2 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧