ヘタリア学園
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第七千六百二十二話 春になって
第七千六百二十二話 春になって
日本は春になると一つ心配ごとがあります、それは何かといいますと。
「あの、花粉ばいか」
「はい」
日本はニュージーランドに暗いお顔で答えました。
「それが怖いです」
「春は色々ありますが」
「嬉しいことが」
暖かくなって春の食べものが一杯出て来てです。
「あります、ですが」
「それでもばいね」
「花粉が出てきます」
これが一番の問題ごとなのです、日本の春の。
「それで国民の皆さんもです」
「戦々恐々としているばいね」
「そうなのです」
「というか杉の木がそこまで多いとは」
「植林していってです」
それが過ぎたみたいでして。
「こうなってしまいました」
「おいにはわからんことばい」
「国中杉を植えればわかります」
それをしたのは日本だけでしょうか、とにかく今現在日本の春はこの花粉症が問題になっています。
第七千六百二十二話 完
2019・3・5
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