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社会人共がクトゥルフやった時のリプレイ

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おまえがちょうどいい
  Part.1

 あいよ、みんな揃ったねい。んじゃま、TRPG【クトゥルフの呼び声】のセッションを始めていこうかねい。

「「「はーい」」」

 プレイヤーは3人。GMはあたし、前回セッション星熊勇儀の中の人が担当するよい。いつものGMの人はプレイヤーとして参加しているねい。ちなみに話し方なんだが、小説書く人がキャラがわかりやすいようにわざとやっているらしい。どっちかって言うと咲の三尋木咏に近い気がするけどまぁ気にしないでくれ。
 話を戻そうか。今回はクトゥルフ神話TRPGシナリオ集【アカシック13】に掲載されているシナリオ【おまえがちょうどいい】をやっていこうと思う。大体2時間くらいで終わると思うよい。

「お、新しく出たサプリメントか」

「てかそれ、明日発売予定じゃなかったっけ?(現実セッション2018/3/30)」

 昨日書店行ったら売ってたんだよ。先行販売してたのか間違えたのかどうかはわからんが買うっきゃないだろ? で、とりあえずざっとシナリオ見て回しやすそうなやつを選んだ。
 本当はアレンジ加えたかったんだけどねい。でも1回元のシナリオプレイしたほうがいいかなと思ってさ。まぁちょっとだけ弄ってるけど。

「シナリオ背景はなに?」

 舞台は現代日本。みんなはとある高校の生徒になってもらって、そこで次々と起こる怪奇現象の原因を突き止めてもらう。

「生徒? ということは学生探索者で作らないといけないんですか?」

「たしか学生探索者って作るの面倒な上に弱いんじゃなかったっけ?」

 ああ、高校生の探索者の作り方がこの【アカシック13】に書いてあるから安心してくれ。
 まず高校生の探索者は《EDU》以外のステータスは普通の探索者通りにダイス振る。《EDU》は原則、プレイしたい探索者の年齢マイナス6で固定するんだ。例えば高校3年生の探索者を作りたい場合は18-6で《EDU》は12になる。誕生日を迎えておらず17歳である場合でも《EDU》は12になるよい。つまり《EDU》は10~12までになるわけだ。
 あとこれは昨日考えたハウスルールなんだが、まずは探索者を留年生とした場合。別に設定として選んでもいいけど、何年留年しても《EDU》は12で固定だ。おまけに教師や他の生徒からの信用は低いし、中には見下されていることもあるだろう。ただし任意の技能に留年した年×20ポイントのプラス修正を入れることを許可する。
 それから海外からの留学生、または帰国子女として入学した場合《EDU》を+3することを許可するよい。だがその場合、留学生は《日本語》を、帰国子女は任意の《外国語》を最低50ポイント、趣味的技能から技能値として習得してもらう。喋れない、読み書きできないのに留学するなんておかしいからな。

「つまり職業技能を上げる代わりに自由な技能が取り難くなる、ということか」

 その通りだ。
 そしてその職業なんだが、例えば【警察官】を選んだ場合は、そのPCは警察官を目指している生徒であって本物の警察官ではない。従来の【警察官】は《信用》を使う場合に警察手帳を見せれば技能値に修正が入るが、当然学生であるおまえらにそんなもんはないから修正は入らない。【医者】に設定しても手術することなんて当然できない。知識や素質があるだけで社会的な立場はないに等しいということだ。普段の通りに技能を振ると役に立たないどころか、逆に足を引っ張るかもしれんから注意してくれ。
 ただし【スポーツ選手】や【アイドル】【ディレッタント】【タレント】【店員】【使用人】といった職業を選んだ場合はその場限りでない。設定がしっかりしていれば技能ボーナスを許可する。ただしそれにふさわしい技能を取得することを義務とする。
 あと最大技能値なんだが、特別な理由がない場合は最大70までにすること。学問の場合は80ある時点で大学卒業クラスだからな。
 とまぁこんな感じだ。さぁさぁみんな、探索者を作ってくれ。別に必須技能とかないし、自由にPCを作ってくれて構わないよ。その間あたしはシナリオのおさらいしとくから。んじゃ、よろしくねい。

「「「はーい」」」

「お、私の《DEX》高いですね! じゃあキャラはこれです!」

「うえぇ、《SIZ》8……あ、でも《INT》は高い」

「俺は……普通だな。無難に作ろう」


     ――――・――――・――――・――――


 へいへい、みんな出来上がったみたいだねい。というわけでキャラ紹介ヨロ。

「はいどーも! 清く正しい射命丸文! 新聞部に所属しています! 職業は当然、ジャーナリスト志望!」

射命丸 文
性別:女 年齢:高校2年生
職業:ジャーナリスト 特徴:俊敏 夜に弱い
STR:14 《幸運》55   《言いくるめ》50 《聞き耳》53
CON:10 《アイデア》55 《説得》50    《隠れる》50
POW:11 《知識》55   《写真術》50
DEX:17 《母国語》55  《心理学》50
APP:13 《回避》85   《図書館》54
SIZ:10 《耐久力》10  《歴史》50
INT:11 《MP》11   《精神分析》50
EDU:11 《DB》±0    《目星》54
SAN:55 《年収》0    《応急手当》50

 おまえさんは……まぁいつも通りの割り振りだな。安定しているんだか不安定なのかよくわからん。

「50パーセントあれば何でもできます!」

 50パーセントの《応急手当》とか現実ならあたしは絶対ゴメンなんだがねい。まぁいいや。ほい次。

「萩村スズ。2年生、帰国子女。生徒会の会計です。《法律家》を目指して勉強中です」

萩村 スズ
性別:女 年齢:高校2年生
職業:法律家 特徴:バイリンガル 夜に弱い
STR:09 《幸運》50   《言いくるめ》70 《歴史》67
CON:08 《アイデア》85 《説得》70
POW:10 《知識》70   《法律》70
DEX:15 《母国語》70  《心理学》60
APP:15 《回避》30   《経理》65
SIZ:08 《耐久力》07  《聞き耳》70
INT:17 《MP》10   《隠れる》60
EDU:14 《DB》-1D4 《英語》80
SAN:50 《年収》0    《博物学》64

 おまえさんもまぁ、いつも通りだねい。《目星》《図書館》初期値。特に欲しい技能はないっつったけどよ、それでも重要な技能なんだよその2つ。

「ロールプレイでカバーするわ」

 《英語》が80あるけど帰国子女なら問題ないな。むしろこれくらいが自然なくらいか? んじゃあ最後。

「俺の名前は不動遊星。2年生。部活はやっていないが個人経営のカフェで週4のアルバイトをしているぞ」

不動 遊星
性別:男 年齢:高校2年生
職業:カフェ店員 特徴:鋭い洞察力 方向音痴
STR:14 《幸運》60   《言いくるめ》55  《図書館》60
CON:07 《アイデア》65 《聞き耳》65
POW:12 《知識》55   《経理》60
DEX:12 《母国語》55  《心理学》45
APP:13 《回避》24   《信用》65
SIZ:17 《耐久力》12  《コンピュータ》36
INT:13 《MP》12   《製作(料理)》80
EDU:11 《DB》+1D4 《目星》65
SAN:60 《年収》85万  《芸術(料理)》50

 お、唯一の年収持ち。このステータスからして厨房を担当しているのかい?

「厨房というか、まぁ、色々と全部だな。料理はするし接客も会計もこなすぞ。バイト歴は1年経ったくらいだ。1年の時からバイトを始めてある程度覚えたところで、今はメニューも一緒にマスターと考案している。料理は出来るが芸術的センスは勉強中だ」

 なるほどねい。ところでみんな2年生なんだがアレかい? クラスメイトってことでいいのかい?

「いいんじゃないですか? 仲良し3人組ということで」

「そうね。そっちの方がやりやすそうだし、いいんじゃないかしら?」

「ああ。俺も特に抵抗はない」

 よしオーケー。そんじゃあシナリオ始めるぜい!


     ――――・――――・――――・――――


 おまえさんたちは東京のとある高校に通っている。とある高校っていってもまぁ、どこでもいい。そうだな、ここはあたしたちの母校のあの高校に通っているとしようか。

「俺たちの母校東京にないんだが」

 細かいことは気にすんじゃないよい。(コロコロ)……さてと、んじゃまぁまずは遊星、おまえさんの導入から行くよ。

「なんだ今の1D6」

 はっはっは、まぁシークレットダイスってやつさ。
 遊星は今、学校から下校しバイト先に向かおうとしている最中だ。普段なら特に何をすることもなく普通に下校する遊星だが、今日は日直の仕事やら教室の掃除やら先生の手伝いやらで遅くなってしまって今はすっかり夕暮れ時。午後4時45分。
 グラウンドから聞こえてくるスポーツ系の部活動に励む声を流しつつ、おまえさんは夕日が照らされオレンジ色に染まったタイル張りの廊下を1人で歩いている。周りには誰もいないよ。

「遅くなってしまったな。連絡はしておいたとはいえマスターには迷惑をかけてしまった。ちゃんと謝らないとな」

 と思いつつ廊下を歩いていた遊星、《聞き耳》で振ってくれ。

 遊星 《聞き耳》65 → 17 成功

 遊星は自分が何者かに見られている気配を感じる。具体的にどんな感情が込められているのかはわからないが、それが好意的なものではないことはなんとなくわかる。

「気持ち悪いな、辺りを見渡す。GM、その視線はどこからきている?」

 《目星》で判定ヨロ。

 遊星 《目星》65 → 97 ファンブル

「うおっ、いきなりファンブルか!」

 《目星》ファンブルかぁ……んじゃあ遊星はどこから視線が来ているのかわからなかったねい。辺りに人影はなく自分1人だけしかいないはずなのに確かに感じる視線は今もなお自分に向けられ続けている。一抹の不安と気持ち悪さを覚えた遊星は《SAN》チェックだ。

「く、ファンブルだから《SAN》チェックを入れてきたか」

 遊星 《SAN》60 → 78 失敗

 んじゃあ1点の《SAN》値減少だねい。まだまだ続くよ。
 誰かに見られている恐ろしさを感じ取った遊星の鼻に微かな甘い香りが漂ってくる。そしてその後……

「おまえはダメだ……」

 というどこか落胆したかのような呟きが小さく、おまえさんの背後から確かに聞こえた。それは大人の男性の声。そしてその声は遊星に心当たりがない。

「誰だ! と叫びつつ後ろを振り返って見る。誰かいるか?」

 誰もいないよ。すぐ近くから聞こえたはずなのにおかしいねい? てなわけで、この奇妙な出来事に遭遇しちまった遊星は《SAN》チェックだ。1/1D4。

「連続《SAN》チェックか。ファンブルのせいだな」

 遊星 《SAN》59 → 28 成功

「さっきの分と合わせてもビビった程度か。気味が悪いなと言いながら速足で歩こう」

 というわけで遊星の導入は終わり。ほんじゃあ次は萩村、おまえさんの導入行こうか。


     ――――・――――・――――・――――


 時間は進んで次の日のこと。時刻は朝7時半過ぎ。帰国子女、萩村スズは通学路を歩いて学校に向かっている。通学路にはおまえさんの他にも多くの生徒たちが友達と喋りながら、音楽を聴きながら、自転車に乗りながら、自分と同じ方向に向かって進んでいる。
 さて、校門が見えてきた。ここを潜れば学校の敷地に入る、というところでおまえさんは奇妙なものと遭遇した。体育館の陰の方に1つ、背の高い人影を見つけたんだ。

「誰かしら? その人影を注視するわ」

 その人影が誰のものなのか、皆目見当もつかない。なぜかってその人影は、全身真っ暗な影法師だったんだから。だけど目だけははっきりと見えた。視線をやや下に落とす影法師は酷く悲しげに見える。
 そんな影法師はおまえさんのみならず校門を抜ける生徒たちを目で追って見つめ続けている。それはまるで、誰かを捜しているかのような様子だった。

「不審者の可能性が高いわね。生徒会役員として見逃せないわ。そこにいるのは誰! 何をしているの! と体育館を指差しながら叫ぶ」

 その声に反応したのか、視線を泳がせていた影法師はしっかりとおまえさんを捉えた、その時。

「おまえもダメだ……探さないと、探してあげないと……」

 という成人男性の声がおまえさんの真横から聞こえてきた。さらにさっきまでいたはずの影法師が忽然と姿を晦ましていることもこの時をもって気が付く。《アイデア》チェックだ。

 萩村 《アイデア》85 → 02 クリティカル

「んげ、このタイミングでクリティカルはマズい……」

 マズいねい。じゃあ萩村はずっと見ていたはずの人影が気が付けばいなくなっていたこと、さらにさっきの真横からの声から、自分は人間ではない得体のしれないものと遭遇してしまったのではないかと考えてしまう。こちらが反応できないスピードで近づいてきた謎の存在に恐怖し、鳥肌が立つ。1/1D4の《SAN》チェックだ。

 萩村 《SAN》50 → 08 成功

「成功ね。じゃあその影法師がいたところまで向かうわ。なにか落ちているかもしれないし。恐る恐る警戒しながら近づく」

 無事に辿り着くことができたねい。さっきまで影法師が立っていたところにはなにも落ちていない。だけど、微かに甘い匂いか漂っている。《生物学》または《アイデア》でこの匂いについて調べられるよ。

「《生物学》はないから《アイデア》で判定するわ」

 萩村 《アイデア》85 → 82 成功

 じゃあ萩村はこの匂いが植物……何かの花の匂いだってことに気が付いたよ。何の花かはわからないけどねい。

「気味が悪いわね……今日の会議で報告しておきましょうか」

 てなわけで萩村スズの導入終わり。最後射命丸、おまえさんの導入行くよ。


     ――――・――――・――――・――――


 さて、時刻はさらに進んで1限目の授業中。おまえさんは現在歴史の授業を受けている。あ、おまえさんだけじゃなくて萩村と遊星も授業は受けていたねい。

「そうだな。俺は射命丸の後ろの席に座っていることにしよう」

「じゃあ私はその前に座っているわ。ちなみに席は最前列」

 わかった。じゃあそういうことにしておく。まぁ今は射命丸の導入だから2人はちょっと静かにしていてくれ。
 話を戻そう。歴史の授業は中年の男性教諭が担当している。淡々とした説明と板書ばかりの授業はとても退屈だ。その上先生の声もゆったりしたものであったがゆえにおまえさんは思わず眠気を催してきた。

「すやすや、こくりこくり」

 こっくりさんになっているおまえさん。あと少しで夢の世界に旅立つだろうまさにその時だった。突然、射命丸はポンっと誰かが自分の肩に手を置いたような感触がした。そしてその後耳元で、

「おまえがちょうどいい」

 というどこか満足げな声が確かに聞こえた。

「気持ち悪っ!? びっくりして飛び起きます。そして誰!? と声を上げて周囲を見渡します」

 おまえさんの周りの生徒は全員座って授業を受けている。立っている生徒なんていないし、後ろに座っている遊星は肩に手を置く程度のことは出来るだろうが、耳元で囁くことなんてできやしない。というか今の声は囁くなんてレベルの小さな声じゃない。はっきりとした声だった。

「どんな声でしたか? 男性? 女性?」

 大人の男の声だ。一瞬先生が居眠りしていた自分を驚かせようとしたのではと考えるだろうが、先生は教壇の前にいる。おまえさんに声をかけてからあそこに引き返すには少し時間がかかるだろうし、様子からして先生が犯人じゃないことがわかる。飛び起きたおまえさんの方をぽかんとした顔で見ていたんだから。

「あ、あれ? え、ええっと?」

 さて、状況からしてクラスのやつらも先生もおまえさんの肩に手を置き声をかけた人間ではない。じゃあ一体さっきの誰だったのか。不気味な体験をした射命丸は0/1D3の《SAN》チェックだ。

 射命丸《SAN》55 → 42 成功

「GM、さっき文に聞こえた声は俺たちにも聞こえているか?」

 うんにゃ、聞こえてないよ。射命丸にしか聞こえていない。

「どうしたの? と文に声をかけるわ」

「え、ええと? 今誰か私に話しかけませんでした? 肩に手を置いて」

「遊星? あんたなんかやった?」

「俺か? 何もやっていないぞ。というか誰もおまえに声なんてかけてないぞ」

「そ、そんな! そんなことありませんよ! だってしっかり聞こえたんですから! 『おまえがちょうどいい』って!」

 あー、正気度減ってないのにヒステリックになっちまっているおまえさんに歴史の教師が呆然とした顔のまま声をかけてくる。

「予坂、いったいどうした?」

「予坂って誰ですか!? 射命丸です!」

「え? あ、ああ、そうだったおまえは射命丸だったな。すまんすまん」

 そんなやりとりを見てクラスのやつらは吹き出したように笑い始める。どうやら先生は、わざと名前を間違えて呼び射命丸のツッコミを入れさせることでこの場を和ませようとしたんだろうねい。

「粋なことをする先生じゃないか。俺も少し吹いとこう」

「にしても予坂なんてのも珍しい苗字ね。普通に田中や佐藤でもよかったような気がするんだけど、そこんとこどうなのGM」

 そういう鋭いところに気付くかおまえさんは。んじゃあ先生に対して《心理学》しとくか? 公開で振ることを許可する。

「あ、じゃあ振っとくわ」

 萩村 《心理学》60 → 08 成功

 じゃあ萩村は、先生はどうしてそんな名前の間違い方をしたのか自分でもよく理解していないってことがわかった。少なくともさっきのやり取りは先生が狙ってやったものじゃあない。

「ふーん」

 話を進めようか。先生は軽く謝った後気を取り直して射命丸に話しかける。

「で、一体どうしたんだ?」

「どうしたもこうしたも……えっと? あの、さっき私の肩に手を置いた人……とか見ませんでした?」

「い、いいやそんなやつはいなかったと思うぞ? ちょうどおまえが飛び起きたときはみんなの方を見て話をしていたからわかるが、おまえの肩に手を置いたやつなんていない」

「こ、声は聞こえませんでしたか? 『おまえがちょうどいい』って」

「そんな声聞こえんかったぞ。はっはっは、予坂おまえ、寝ぼけているんじゃないか?」

「だから射命丸です!」

「え? あ、ああそうだった。おかしいな、先生も寝ぼけているのかもしれんな。さて、授業を再開するぞ。寝ないようにな」

 と言って黒板に向かってチョークを走らせる。周りの生徒も軽く笑った後授業に集中し直し始めたねい。

「おかしいですね。夢でも見ていたんでしょうか、と気を取り直して授業に望みます。もう寝ません」

 というわけで射命丸の導入終了。んじゃあ本編入っていこうかねい。




     ――To be continued… 
 

 
後書き
射命丸文=前回セッションGMの人
萩村スズ=前回セッション古美門研介の中の人
不動遊星=前回セッション不動遊星の中の人 
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