新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション
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歴史が変わる瞬間・・・そして戦力の配備において・・・
1983年十二月中旬
欧州、海王星作戦が終わり火星軍、との交渉が終わった数か月後・・・・・・
世界は流動的にではあるが・・・・・・加速度的に代わりつつあったのだ。
実際に米国はようやく、企業側と政府側がともに、重い腰を【ATSF計画】を始動し始めたのだ。
BETA大戦後、の世界を見越した、次世代戦術機の開発、が米国内で極秘裏に開始されることとなった。
これには米軍内部、でもMSと呼ばれる、機動兵器の存在があったからだ。
元々火星軍が、地球側に、売り出していた、中距離専用機、【量産型ガンキャノン】や、
長距離支援用の【量産型ガンタンク】を60機ほどまとめ買いしているおかげでもあったからだ。
そのためか、戦術機相手にしていた、ステルス機の開発計画、も【新規戦術機開発計画】の中にはあったが。
どんなにステルスの性能を上げようとしても、現状は火星軍の量産型の支援機、や中距離機、のレーダーですらも、簡単に居場所がわかるのでは、今がないと前回は、判断はされたが、
だかそれでも研究する価値は、あると再評価された結果、新型戦術機計画の一端に、盛り込まれる結果となっていく。
この結果・・・・・・アメリカ国内で世論が二分したのだ、 当たり前と言えば当たり前すぎたのだ。
実際にMSの技術はガンキャノンとタンクとはいえ第二世代型の戦術機より高性能で有りながら、大量生産品ということもあり、
さらには、量産型可能なチタン系の合金、を使われている為に、防弾性も戦術機より格段に上であり
とどめにアメリカが開発していた、【ステルス技術】を普通に破れるほどの出力を持った量産型であるのだ、そのためにエース機や、限定生産機などの性能は考えるだけでも、頭が痛いことになっていた。
事実アメリカは戦後においては戦闘機がまた戦場の花になると思って開発に力を入れていたが
だが現実は違っていた、確かにMSは強いが戦術機と、違って空をを飛べない弱点があるが
だがそれに有り余るほどの、特性があったそれは、陸上においては、MSの方が、拠点攻撃・防衛に対しては圧倒的に有利になっていることであった。
確かに戦術機は、空を自由に飛べるように作られている為に、軽い上に装甲も撃たれ弱く戦闘機や下手おすれば戦車の砲撃、ですら倒せる機体ですらないのだが。
だがMSは戦車の砲撃を食らっても、倒れないどころか逆に、建物のを遮蔽物として使って確実に迫ってくるのだ。
しかもだ、レーダー系が発達しているおかげもあり、この時点で作られた【試作型のステルス機】の戦術機実験小隊は、見事に市街地戦においては、事実上の負けを認めるしかなかったのであった。
しかもだ足の遅い支援機【ガンタンク】中距離機【ガンキャノン】の砲撃によって一方的に敗れたのも痛かった。
故にアメリカは、戦術機とMSの技術の融合機を作るのか、またはMS機と戦術機は別々に開発部門を分けて独自開発するのかで色々ともめていたのだが
結局は表向きは【ATSF計画】の計画を発動させつつ、アメリカ製のMS機の開発計画も同時にスタートさせることで決まった。
一方の日本も耀光計画始動した、アメリカの【ATSF計画始動】を受け、国産次世代機開発研究機構は目標を第3世代機開発へと方針転換したが。
こちらも、やはり今まで日本が作った戦術機と、その戦術機のデータと交換で特別に【初期ジムが12機】火星軍と交換することと成った。
これによって日本は後に、MSの技術力と戦術機の技術力の融合型として、【武御雷】が誕生するのだが
その姿形は完全に、【ガンダムアストレイ・レッドフレーム・フライトユニット装備型】であった。
のはある意味仕方がないことであった。
これは日本の戦術機思考が、接近戦になることが、限定によって作られることが、決まっていたために、それと、後にガンダムの戦闘データ、などを【譜代武家である篁家の当主】のチーム達が近衛に持ち帰ったことも大きいが、その持ち帰る情報なども、やはり、日本側と火星側が政治的、取引があったのは言うまでもない。
そのような結果では、あったとしても、結果としては、日本としても、元々は白兵戦を主体として作られたはずの、ガンダムの設計思想を、出来うるかぎり受け継いだのが、レッド・フレームの誕生秘話であった。
それはまだ、ずいぶん、先の話であるがすでに、【譜代武家である篁家の当主】率いる、1チームはマダガスカル島の軍港に入っており、最初の契約者といわれる、アイリスディーナとベアトリクス・ブレーメ両少佐、と共に軍港に設置された会議室で最初の挨拶を行っていた。
一方の欧州側もEU本部をロンドンへ移転作戦中の時期でもあった。
EU側は本部機能を、ブリュッセルからロンドンへ移転、ベルファストの本部が完成するまでの、一時的措置することと成った。
確かに海王星作戦は、成功を収めたが、それはあくまでも、一地方の戦略が成功しただけであり、
いまだにBETA大戦は、欧州側が徐々にだが、BETAの大群によって、徐々に戦線が押されているのは仕方がないのだが
だが今回のBETA側が出した損害は普通に30,000~500,000万近くとも言われており
その数の補填をするまでは、ドイツ方面軍では、いまだに一ヶ月が経過したのに、もかかわらずBETA側の進撃が無かったのであった。
だからこそ、今のうちにロンドンへと、本部機能の移転が決まったのだ、
また、欧州側も、やはり火星軍との取引によって戦術機のデータや戦術機との交換により
【量産型ガンタンク】と【量産型ガンキャノン】とビーム兵器を除く武装などを技術交換したのである。
これにより欧州側も、MSの技術力を、解析した上で戦術機にどのように組み込むか
それを調べる部署が、設立されて上に、戦術機の第二世代型の技術の、スピンオフ計画が開始された。
元々MSの武装は一部を除けば、戦術機でもある程度の改造さえすめば、普通に使用することが可能になっていたからだ。
特にジムの【100mmマシンガン】と【90mmマシンガン】と【380mmハイパーバズーカ】の
三種類は対BETA戦戦において貢献できるのは、戦術機大隊に装備させた上に、BETAとの実戦を通して使用した結果、この三種類は本当に使い勝手が良かったのだ。
特に、380mmハイパーバズーカは、反動が大きいがそれでも、一撃で要塞級に大ダメージを、与えられる上に、当たり所が良ければ一撃で倒せるほどの威力を持っていたからだ。
残りの二つにしてみても、戦術機の元々の装備とあんまり大差ないために、多少の反動と衝撃を抑える改修と射撃システムの変更によって、簡単に扱えることも大きかった。
あとは一番欧州側に喜ばれたのは、【グフのヒートソード系の武装であった】この装備によって、要塞級でも、一撃で倒せる利点があるが、同時に戦術機のバッテリーの消耗率が、大きく跳ね上がるために。
これの対策が必須であると、欧州側の政府は考えていた、事実ヒートホーク系もずいぶんと使い勝手が良くて、小型種と中型種程度ならば、ある程度は簡単に、戦術機でも倒せるようにはなっていた。
1984年 二月すでに火星政府が地球側、と接触を持ってから半年以上が経過していた。
そのためか マダガスカル島は、完全に火星軍が軍事基地化を行い、
サトシが新たにルナツーから呼び出した【特殊治安部隊エコーズ】が火星軍が、駐留する場所に最大で1個大隊が派遣されていた。
またマダガスカル島にはベクトラ級二番艦の代わりに、ロンド・ベル隊の元旗艦であった。
【ネェル・アーガマ級機動戦艦】一番艦【ネェル・アーガマ】が配備運用されること、と成っていた。
これは後の、ハイヴ攻略戦や、地上においての戦いにおいても、こちらの方が面を攻撃する能力が、圧倒的に高い為に、配備されたのだ。
そして尚且つベクトラ級に、関しては元々は地球連邦軍が、地球の衛星軌道上に、配備運用する為に作った巨大な空母であり、
その運用の為にも、二番艦の【ジェネラル】と三番艦【グランブルー】四番艦【エバーグリーン】の3隻は共に地球上の衛星軌道上に待機しながら、月面から来るハイヴを、地球上から打ち上げられる、ハイヴを、打ち落とす迎撃任務をこなしていた。
これにより地球側の、経済負担や、宇宙からくる、ハイヴの迎撃の、ための予算など、または核兵器以上の、戦略衛星の配備の、阻止を意図的に、火星側が阻止するように、するために、色々と政治的にも、軍事的にも動いていたのだから。
この迎撃任務には、基本Zシリーズを配備・運用されているために、このメガビームランチャー/ハイパー・メガ・ランチャーを装備したウェイブライダー形態で収納されている。
時たま、地上のハイヴから時々、何かが撃ちあがってくるために、その確保が出来るときは確保し、できないときは、そのまま艦隊の砲撃や、Zシリーズの攻撃によって、問答無用で破壊しているのである。
さすがに突撃級、戦車級・レーザー種も、無重力空間では、なにもできないからだ、実際に打ち上げて、くる物の中に、BETA種はいるが、あくまでも重力内で動くために作られた、ものたちは、どんなに頑張っても、無重力空間では、簡単におぼれてしまう。
そして、倒された残骸の多くはコンテナに収容された上で、ルナツー要塞にある、【空中元素固定装置】にもっていき、さまざまな資源に変換をしているのだ。
そのためか、この地球の近くには、【ラビアンローズ型】の補給地点が最大で、10か所の浮ドック艦として、存在しているために、ここにはZZガンダムを中核して、ようやく試作品として先行量産型として、作られたFAZZシリーズも、当然のごとく配備されていた。
これはドック艦の防衛が主な目的であり、たとえハイヴが近づこうが、超長距離射撃の特化した、FAZZ(ファッツ)集団の武装によって、簡単に宇宙空間に漂う、ハイヴ如きは、簡単に消し炭に出来るからである。
宇宙空間では、このような戦いを、火星軍が引き受けている為に、地球上の各国は、迎撃予算を割かなくて済むようになっていた、実はこれが結構な負担になっていた国々もあったからだ。
最もそれに伴い地上では火星軍は、ホバークラフトシステムで動く、【ビックトレー級陸上戦艦を3艦】【ヘビィ・フォーク級 陸上戦艦を10艦】を配備しているのだ。
これは元々ルナツー内部で、部品ごとで、作り上げた物を、ベクトラ級で、地上に輸送した上で、3島の軍港の製造ドッグで作り上げたため事で、より地球側の警戒度を上げてしまったが。
これが配備されている、硫黄島などはなにも、問題ではなかったが
その砲撃力などは、海に砲撃したことで、証明されたことで、地球上の各国では、
特にBETA側の激しい戦いが、行っている国ほどこの、砲撃戦艦をほしがっていた。
実際に火星政府としてもだ、幾ら別世界の地球連邦軍での活躍があったとはいえだ、
こちらは完全に、怪獣相手であるから、どうしてもその実戦データもほしいことからも
激戦区の欧州戦線とインド方面軍に、特別に、ヘビィ・フォーク級 陸上戦艦を合計で10艦を配備・運用された結果、BETA側進撃速度が、飛躍的に落ちたのだ。
事実他にも、火星軍からの61式戦車などを配備・運用されていることからも、
戦車程度の技術の流失することは、火星軍と政府としても、織り込み済みであった。
元々戦車の役目は、MSに変わっているために、事実上この程度の技術が漏れたとしても、火星側はなにも痛くは無かった。
こうして1984年 二月~六月まで間は何事も無く過ぎていった。
本来の歴史では奮闘も、虚しくベルリンが陥落が、陥落する予定ではあったが。
だがこの歴史では、ベルリンは陥落すらしていなかった。
こうして歴史はどんどん変わっていく火星軍と政府の介入によって。
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