| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第七千四百六十九話  たこやき嵐

第七千四百六十九話  たこやき嵐
 大阪は日本の提案を受けてでした。
 たこ焼きの屋台を出してたこ焼きを凄まじい速さで作って各国に出しました。
「やっぱりわてはこれですわ」
「おお、たこ焼き」
「ここでどんどん作ってきたか」
「そう来たか」
「ソースに鰹節、青のりも忘れてませんで」
 勿論紅生姜もです。
「中にちゃんとあげ玉も入れてるさかい」
「あっ、あげ玉入れると滅茶苦茶美味しいな」
「これはびっくりだな」
「そうです、お好み焼きでも焼きそばでもですわ」
 関西の粉ものならです。
「あげ玉も忘れはいけません」
「それでこの味か」
「見事だな」
「そうでっしゃろ、万博やったら好きなだけ食べられますで」
「ううん、ボルシチ出そうにもね」 
 ロシアはこのたこ焼き攻勢にかなり参りました。
「この勢いには負けるかな」
「さあ、やりますで」
 どんどん作っていく大阪でした、最後の夫婦善哉を前に得意のたこ焼きで一気に勝負をかけにきたのです。


第七千四百六十九話   完


                    2018・12・19 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧