転生貴族の銀河
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第四十三話
前書き
投稿します。
明日も同じ時間に投稿します。
宇宙艦隊司令部
「それで進攻作戦は中止になったが、三個艦隊程は同盟軍のエルファシルに進攻する。最前線基地として大規模に新規基地として立ち上げる」
「司令長官。話は分かりましたが反乱軍の経済の停滞でリスクを少なく進行し、尚且つ前線基地を新たに作るのですね」
「そうだ。ロルフ」
視線で命令された。無視するか?
出来ないな.....
でも、名前を言われただけで説明をするとは言われていない!
「何でしょうか司令長官?」
気持ちがいいな、分かっているのに何を言えば良いのか分からないと
「説明しろ」
額に血管が浮き出て良い具合に切れていらっしゃる
「何をですか?」
参加している120名以上の各司令官に参謀、分艦隊司令官などが!
また、また始まったぞ.....
司令長官に絡みはじめた。
最近何か二人の間であったのか?
等々の意見が静かにコソコソ話始めていた。
「貴様は宇宙艦隊副司令官だぞ、今の現状を説明しろ」
「・・・・・今の話の通りだ。補足で同盟は経済、食料等の問題で自由に動けない状態がこのまま変わらないだろうな。債権超過で金が不足していると言えば分かるだろう。ついでに言えば六個艦隊動かすぞ。何があっても直ぐに対処でき対策も出来る数を揃える、この艦隊は私が総司令官になり指揮を取りイゼルローン要塞には即戦力の五個艦隊を駐留させるし、フェザーン自治領方面には三個艦隊を動かす。作戦は無くなったが訓練で大規模艦隊を動かした場合の不都合を探し出す」
「それ程に緊迫しているのならば好機では?」
全員が頷くが
「いや、まだだ。それこそ一段と厳しくなる経済状況を更に深く深く悪化させ帝国軍が損害が進攻してもです。損害が少なくなるように時間が必要ですよ。部下が家族の元に戻る確率を上げる事こそ大事だ。顔見知りがやれる努力をしないで戦死など聞きたくも見たくない」
「変わりませんな。ロルフ副司令長官は功名心よりも家族ですね。私は賛成します」
「同じく賛成だ。」
「賛成」
「部下が無事戻る可能性が高くなるなら大いに賛成です」
「「「「「賛成」」」」」
「それと、楽に勝てる戦にかな?」
「この正式な作戦会議でなんと不見識な、作戦を計画し『うるせ~』」
「シュターデン貴様は何様だ! 今は副司令長官が発言しているのだぞ。」
「そうだ。たかが平の参謀が誰の許可を得て発言した。以前に副司令長官から更迭され役立たずの名前がある卿が何を言っている。誰の許可を受けてこの場所にいるのだ」
「後ろに貴族が居ようが関係無いのだ。ここは宇宙艦隊の心臓部で本来は司令長官に副司令長官と各司令官が発言する場所で貴様のような佐官如きが発言するな」
「尉官に降格ものの失態だぞ」
この部屋にいる七割はロルフのジークヴァルト伯爵家の列に連なる者がいるだけで、他は有能な自分の才覚でこの場所を得ていた。
その中で無理に後ろに居る貴族の力でこの場所に居るシュターデンは全員の目障りであったのだ..
「そうか、各司令官はシュターデンの降格を望むのか卿等は?」
「司令官のベルモンドです。役にも立たずに迷惑な輩は軍には入りません。以前ならば違いますが今は軍閥の自分の才覚で此処にいる立場を得ている者しかこの場に居る資格は無し」
全員が頷き
「シュターデン・・ 卿はこの場に相応しく無いそうだ。私も同感だ、リッテンハイム侯の強引なまでのねじ込みでこの場に参加させたが各司令官達が邪魔と判断した。私も同感だ卿の軍籍を今のこの時点で剥奪する。この場からされ」
「おい、リューネブルクそいつを叩き出せ」
「軍服を剥がして自宅に送還します」
「頼んだ」
「はっ」
フロアにいる全員がニヤつき笑っていた。
シュターデン彼は後ろに居るリッテンハイム侯共々嫌われていた。
シュターデンは遂に軍籍剥奪の上に追放されたとさ!
次話に続く
後書き
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