| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第七千四百二十九話  スパムは

第七千四百二十九話  スパムは
 セーシェルはスパムバーガーを食べて美味しいと思いました、それでアメリカにもこう言うのでした。
「素敵な食べものですね」
「しかし飽きた時もあったぞ」
「そんなに食べたんですか」
「戦争に出ている時はこればかりだったんだ」
 第二次世界大戦の時です。
「もうずっと食べていたんだぞ」
「それだとやっぱり飽きますね」
「そうだったんだぞ」
 今度はスパムのステーキを食べるセーシェルにお話します。
「だから幾ら美味しくてもだぞ」
「そればかりはどうにも、ですね」
「そうなんだぞ」
「ただ当時あそこまでお肉が戦場で食べられる軍隊ってなかったわよ」
 ハンガリーはこのことを指摘しました。
「アメリカさんだけよ」
「それを言うのかい?」
「言うわよ、あの時はまだまだね」
 戦場のお食事はです。
「酷かったから」
「そう考えるとそれは凄いですね」
 セーシェルはハンガリーに応えました、当時戦場でお肉をふんだんに食べられたということに対して。


第七千四百二十九話   完


                  2018・11・29
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧