| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第七千四百八話  決まったのは

第七千四百八話  決まったのは
 ハンガリーは引いたくじを見てセーシェルに言いました。
「まずは日本さんね」
「あっ、お寿司と枝豆ですね」
 セーシェルは日本と聞いてこの二つのお料理を挙げました。
「お寿司に枝豆は欠かせないですね」
「それイギリスが言ったことだから」
 ハンガリーはセーシェルに困った笑顔で突っ込みを入れました。
「信用しないで」
「イギリスさんはお料理については」
「だから最初から行ってないの」
 セーシェルに案内もしていません。
「そうしたの」
「そうでしたか」
「それで日本さんのところに行っても」
「それでもですか」
「お寿司と枝豆はセットじゃないわよ」
 このことを伝えるハンガリーでした。
「それにお寿司だけじゃないからね」
「日本さんのお料理は」
「だから楽しみにしてね」
「どんなお料理が出るか」
 二国が次に向かう先は日本のお料理つまり和食のコーナーでした。そこで欧州各国とはまた違った美食を堪能するのでした。


第七千四百八話   完


                 2018・11・18
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧