新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション
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転生してもいいよ
突然の出来ことではあったが青年はただなにもない 部屋に一人だけでいた。
「ここはどこだ 俺は死んだのか?」
それに答えるようにして 何もない部屋から全体に向かって声が聞こえてきたのだ。
「いいえ あなたはまだ死んではいません、私の力によってこの部屋に精神だけが呼ばれただけです。」
実際に青年の体はまだちゃんと地球に存在しており なおかつ 生きているのだ。
これには色々とわけが有るのだが・・・ 一般的な理由としても神である存在としても、
むやみに生命活動を勝手に停止させてはいけないという 独自のルールが存在していた。
これが存在する前では、普通に神様連中が好き勝手に自分が作った宇宙の星のひとつに地球人の転生者を何かしらの能力やチートと呼ばれる物を与えて
その後の活躍を見ていたりして 遊んではいたが やがてそれでは世界運営に重大な亀裂を与えて最後には何もかも無くなってしまうということがかなりの件数が発生していたのだ。
これはにはさすがにその世界を作って運営している、絶対神たちも頭にきたようで、
それまで好き勝手に転生していた神様連中のすべてを見せしめとして、力も何もかもなくした状態で、
自らが転生させた転生のがいる世界にすべて送り込んだのだ。
その後その神様連中は当然のごとく送り込まれた世界で死亡しているのだ。
これを見ていたほかの神様連中のトップ達が導き出したことで、新しいルールによって新たな転生や能力を与えて 異世界や別の地球に送り出すということをしていたが。
だがやはり自分たちに害がなければまたそのような勢力は復活するわけで。
結果としてはそれを無視したごく一部の神様はその力を奪われて自ら作った世界に落とされて悲惨な末路になって意のである。
この青年にコンタクトしてきた神様も このルールによってちゃんとした手順で今は青年にはなしかけているのだ。
このことを青年にその神は話すと。
「なるほど つまりは、自分を転生または能力を持たせていかせる世界があると・・・もしもこの話を断ったら自分を殺しますか? 」
「いいえ、それは規約に違反しますので、貴方の記憶を消して ただ眠っているだけの状態で貴方の部屋に戻るだけです、人間・・いいえ1生命体の命を奪うのは、神であってもその人が出す未来の可能性によって世界が変わることがありますから、それを壊さない処置だとおもってください。」
実際にそうである。 幕末で活躍した坂本竜馬にしても最初の段階で暗殺されていれば、いまだに幕府が日本に残っていた可能が高いのだ、 それを神の一方的の都合で排除し続けていれば、
世界という歴史に重大な歪みを発生させて・・・世界滅亡というありえないことが起きてしまうために
神はむやみに世界には干渉はしないようになっている これもルールの一つである。
ただし転生者を用意する時一時的にでもこの制限が有る程度解除されるので 転生する世界を壊さない程度であれば・・・十分に力を発揮できるというわけなのだ。
だだしそれは一度だけの力の行使であり、転生者を送った神様はその後に再び新しい転生者を使えるまで一兆年という途方もない時間制限がある。
これも転生者の乱発を抑える処置の一つなのだ。 これによって転生者の大量投入によって転生先の世界が壊れることを極力なくしている処置の一つである。
昔はそんな制約もないために一時的に大量の転生者が生まれたのだ、それを絶対神は不振に思って調べた結果このようなルールが出来上がったのだ。
「では自分は転生をお願いします 行き先は何処でしようか?」
青年にしてみても チャンスなのだ、確かにこのまま普通に生きるという選択肢もあるのだが・・・
だが青年はそれを選ばなかった 転生というチャンスにかけてみたかったただそれだけである。
「いいでしょう では貴方の転生先は・・・そうですね 現状ではこれしか残っていないようです」
そうして現れたのは 転生先は【マブラヴオルタネイティヴシリーズの】世界と書かれている文字が部屋に浮かび上がっただけである。
実際には他にも転生先が有ったのだが それは他の神が選んだ転生者によって選ばれてしまって全く乗ってはいなかったのである。
他にもドラゴンボール・ガンダム・ワンピース・ヒカルの碁・魔法少女系の世界など100近くは残っていたが、それは他の神が全ての説明が面倒になっており、
実質転生してとおもっているまだ生きている人間達の意識をこの部屋に呼び出して。
簡単な説明をだして次々と能力と転生を繰り返して残ったのはこれだけだったのだ。
「うげ・・・なるほど・・・確かに他の転生者にしてみれば・・・これはひどい世界だから行きたくなくなりますね 実際に柴犬というアニメもつい最近までやっていましたから」
そうなのである。 マブラヴオルタネイティヴシリーズの世界に行く人間は限りなく少ないと言っていい、だれもあれぼとの残酷な世界を行きたいとは思わないのだから。
そして神としても行き成り転生先で転生者が死亡するのを避けるためにも有る程度の力の開放が許可されていた。
そして転生者が望んだのは以下の通りであり。
一つ目は 拠点である。しかも それは火星であって【1968年頃】を頼んでいた。
無論BETAやハイヴは排除済みであり。 人がちゃんと住めるようにした【火星】をだ。
二つ目はガンダムシリーズの作品に出てくる全ての技術力と技術などそっち方面であった。
確かに相手はBETAであるのだ 普通に考えればそれに対抗できる機体や力が必須なのだ。
三番目がある一定の人口を得ているということであった、これには転生者としても一人で人の住める火星に放りだせても、技術などをどう扱っていいかわからないことが挙げられたのだ。
最後に自分を不老不死にしてほしいと頼んできたのだ。 これもある意味では間違ってはいない、
実際に基地などは神様が作ってくれるが中身やMSのなどの機体の開発と量産に時間がかかるのは仕方がないのだ。 ただし二つ目の願いによって機体データなどが有るのでそれを機械に打ち込むだけで事実上直ぐにでも量産が出来る体制にはなっている。
通称Gジェネレーションシステムと呼ばれており、今までGジェネシリーズのように即戦力が欲しい時は
【生産登録】している機体のみしかお金と資源を使って呼び出すという方法である。
この特典は実際に神様としてもマブラヴシリーズの世界をゲームやアニメで知っており、どう考えても普通の転生者程度では生き残れないと考えていたのだ。
「いいでしょう、確かにあの世界では力が必須、また地球を開放しても月に他の惑星からも移動型ハイヴが飛んでくる可能性も有りますからね、この程度の当たり前でしょう そして少しだけでは有りますが、向こう側に付いたら 私からの贈り物があります ぜひそれを有効に使ってマブラヴの世界をどうか救ってください。」
「わかりました」
青年の返事と共に 青年の体は徐々に光に飲まれて消えていく…そして全てが消えた後には
その部屋しか残ってはいなかった また元の世界では青年が若くして緊急性の心臓発作によってなくなったことが 二日後には一地方のニュースで静に報じられた。
こうして神様と契約を結んだ 転生者の青年サトシは無事に新たな拠点となるマブラヴの世界の火星へと送り込まれていった。
後書き
色々といじりました。 そうしないと 基本的にはやってられないので。
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