異世界転移した最強の俺、追放されたSSS級冒険者(美少女)を拾う
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接触-4
やってきた資格のうちエリカの分も数名倒したころには、エリカもすでに何人も倒した後だった。
これで雑魚らしき人物たちは倒し終わったがために、俺は、
「それでこの襲撃者のボスであるらしい人物である貴方にお話を聞きたいと俺はおもいます」
そう俺が聞くとそのボスらしき人物は、
「こ、この……だがこの俺が簡単に内部情報を話すと思うなよ?」
「別に話す必要はないからな。というわけで俺はこれから、気絶させ用と思うのでよろしく」
そう告げて俺がそのボスらしきものを倒そうとした。
だがそこでエリカが、
「このボスを倒すのは私に任せてもらえるかしら」
「いいが、どうしたんだ?」
「いえ、そういえばこの声を聞いたことがあったと思いだしただけよ。たしか、やけにあの魔王討伐グループに入るのを進めてきた人物だったわ」
「そうなのか。なるほど……ということは、こういった結界を張っておくのもありだよな」
そこでエリカの憎悪がにじむ声を聞きながら俺は、以前に聞いた話を思い出していた。
つまり、魔王討伐の依頼を受けた場所のいたその人物は、この場所に今は簡単には来れない、そしてもしもその人物がいるとするなら……転移の魔法が使えている、ということになる。
一応この世界でも一般的ではないが転移の魔法はあり、俺みたいに自由に使えるわけではないが、使えるものもいるらしい。
そもそも俺の魔法自体がこの世界についての“理解”によるものだから、俺以外にその魔法が使えてもおかしくはない。
というわけで転移の魔法が使えないように周囲に結界を俺は張った。
するとそのボスらしき人物が、
「なんだこの結界は」
「特定の魔法を禁止する設定を施した。これで逃げようと思っても逃げられないぞ」
「? 何を言っているんだ?」
「いや、転移魔法の能力を持っていたら面倒だと思っただけだ」
「? この俺が転移魔法なんて高等なものを持っているわけがなかろう。持っているのはあの方だけだ」
「あの方?」
そこで新たな人物の情報を得た俺は、そう聞き返すもそのボスらしき人物は答えない。
だがあのお方とやらについて知っているのならば十分だった。
後でこいつを捕まえて、情報を引き出そう、そう俺が思っているとエリカが攻撃を仕掛けた。
ボスらしき人物はいくつもの、小さな盾のような結界をはるが、それらは全てエリカの力によって“解除”されて、同時に風系のm作法をエリカは打ち込んでいる。
だがボスらしき人物はそれを防ぐと同時に、大きな斧のようなものを取り出して、
「そんな細い剣でこの私を止められると思うなよ!」
そう言って振り回す。
だがエリカはそれらを華麗によける。
しかも服の一部にかすったものの、反対におのがはじき返されているようだった。
ルーシーの加護のおかげかもしれない、そう思いながらお入れが観察しているとそこでボスらしき人物が、
「なんだその服は。私の斧を跳ね返しただろ」
「そうね。私もこの服はちょっとと思ったけれど、実力はお墨付きね」
そうエリカは淡々と答え、更に剣戟を加えようとしたのだった。
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