ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第七千三百七十一話 プロレタリアアート
第七千三百七十一話 プロレタリアアート
イタリアとドイツは先程ロシアとのお話で出たポスターのコーナーに行ってみました、するとでした。
そこにはソ連時代のポスターが一杯ありまして。
「ううん、凄いよね」
「うむ、見事な芸術だ」
その素晴らしいポスター達に二国も唸ります。
「俺達との戦争のものもあるが」
「それでもいいよね」
「うむ、これは素晴らしい芸術だ」
「見応えがあるよ」
「こういうの得意なんだよね」
国家単位で、です。
「だから熱中して描いていたけれど」
「戦争以外のものもいいね」
「色合いもいいな」
「恰好よく奇麗にね」
このことを意識してというのです。
「描いたけれど」
「芸術はいいね、ただね」
「どうもスローガンがわかりにくいものもあるな」
芸術性は確かに素晴らしいけれど、です。テーマが伝わりやすいものとそうでないものもあったりします。
第七千三百七十一話 完
2018・10・31
ページ上へ戻る