真説魔法少女リリカルなのはエトランゼ改
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1部 稀有な人生の始まり
1章 人生何があるか分かったものじゃない
対決
そうこのような場所で服が所々破られて端に追い詰められているすずかを発見
相手はあの神威とかいう下衆やろう
「君があの男と一緒に暮らしてるみたいだね
もう容赦はしないよ」
俺は言葉の最中に飛翔呪文を使いながら横からすずかを救出
「言わなかったか?
人の女に手を出しやがって
しかも泣かせやがって・・・てめえ殺すぞ!」
「君もやはり転生者か・・・
だがこの世界に転生者は僕一人で十分だ!」
「寝言は寝ていえ、大丈夫かすずか」
「う・・・うん・・・でも見てくれるのは恥ずかしいから・・・」
「悪いな」
すずかの姿は制服を真っ二つに切り裂かれ下着が完全に見えてる状態だ!
この年で胸のふくらみがあるのはビックリなのだが
それだけ早熟なら恥ずかしさもあって仕方ないか
「僕を置いていちゃつくのはやめてほしいな
王子様が来たみたいだけど、結界を張らせてもらったよ
もう君は僕が許可を出さないと出られないよ」
≪ティア≫
≪強固な結界で解除に時間がかかります≫
「すずか」
「はい」
「そこに居ろ」
「え・・・うん」
俺は何もない空間から愛刀の夕姫を出す。
奴が俺を向いた瞬間に俺の存在が消える。
そして奴の目の前に現れ一刀両断をして元の場所に戻ったんだが・・・
「すごいスピードだ
それが御神の神速で奥義か?」
マジか
一刀両断が効かないだと
一撃離脱の必殺の一撃であり
防御結界を壊し致命傷を与え
ぶっ倒す技
二撃目は必要なし
その一刀両断が奴の防御によって止められた。
「驚いているようだね!
僕は聖王の鎧をまとってるんだよ
そんなちんけな技が効くもんか」
≪聖王の鎧とは面倒ですね≫
ティアが言うには所説はあるのだが
聖王の能力全般なのですが防御はほぼあらゆる攻撃を防ぎます
そりゃ厄介だ
「僕は君にもよくわかるように説明してやろう
魔力はSSS
闇の書の闇にも勝てる魔力を持っている僕にそんな炎の刀だけで勝てるというのか
絶対精神防御には驚いたが、君に勝ち目はないよ」
「面倒くせえな!」
「その余裕が気に入らない
そんな余裕は僕だけが持っていればいい」
奴の目が光ったのだが俺には何ともなかった
後ろからすずかが抱き着いてきて首筋に痛みを感じた。
血を吸われてる
ちらっと横を見てると、いやらしい目をして俺の首筋に牙を付け血を吸ってやがる。
その眼にはいやらしさもあったのだが、俺が見た瞬間悲しみの目を見せ泣きながら吸っていた。
「すずか、気にするな」
俺は血を吸われながら頭をなでそういう
「そんな目にあっても余裕だな
彼女は吸血鬼、人とは違う
長命な生き物なんだよ
僕が何であんなまどろっこしいやり方したと思ってるんだい
僕は平和主義でね
あそこにいる女性、男性すべて手に入れたかったのさ
なのはとすずかに効かせることはすぐにできたのだが
抵抗力が弱い人間だと精神破壊される可能性もある
まだ成熟しきって内のに壊れたら元もこうもない
君は効かないからね
マックスで魅了と媚薬効果の目を使わせてもらったよ
危険を賭してきたんだ、愛しのすずかに血を吸われて死にたまえ
あの世からすずか、アリサ、なのはが僕の奴隷になっていくところを見ているがいい」
≪バカの御託のおかげで時間が稼げた
ティアあのバカの防御を壊すことは可能か?≫
≪出来なくは無いです。
あなたもご存知だと思いますが絶対防御じゃない限り上回れば壊すことは可能です
あなたが望んだのは無限大です
私はあなたのサポートとして長い日月を過ごしました
代償はありますよ。いいですか≫
≪すずかは助かるのか?≫
≪大丈夫です。代償はあなた自身ですから≫
≪ならいい、どうせ二度死んでるんだ
こいつをかばって死ぬのも悪くはない
どうすればいい≫
≪神刀夕姫に魔力を込めてあなたの全力をもって一刀両断してください≫
≪全力全開でぶった切ればいいんだな≫
≪はい、ドライブモード全開≫
後ろからすずかが抱き着いてきてるのでいないの構えで魔力と闘気を刀に送る
血を抜かれすぎてめまいがするが関係ない
すずか、アリサ、なのは短い間だったが楽しかった
俺は大きな一歩を踏み込んで奴を切り裂く動きをする
『殺界』
俺の渾身の一撃は奴の結界を壊し、奴を覆っていたものも破壊した。
俺の体からすべての物が排出された感じがする
血も魔力も力も全てを・・・俺は前のめりに倒れる瞬間に何者かに抱き止められた。
この匂いはすずか
「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
まだ意識はある・・・大丈夫まだ生きてる
「無事か・・・」
「う・・・うん」
「や・・・奴はどうなった」
「完全に倒れてるよ」
「そうか・・・」
そう言った瞬間
倉庫の奥から扉が開く音が聞こえてきた
あぁこの感覚は・・・もう大丈夫だ
≪ティア最後にお願いがある≫
≪了解です≫
≪助かった。もうこれで空っぽだ≫
≪彼の封印は完了しました≫
それが聞こえて俺は意識を手放した。
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