魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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9部 ViVid!
7章 ルーフェンでの戦場
上司への報告
「亡霊戻った」
「おかえりなさい、報告を聞きましょうか?」
俺はルーフェンでの現場が終わり、
ただいま本局レティ提督のオフィスに来ていた。
「軽く伝えましたが・・・」
俺が話を始めた瞬間レティ提督が軽く手を上げたので話が止まってしまった。
「今は私たちしかいないから普段通りでいいわよ」
「じゃ、えっとバックに大きな組織の影がある。」
「ええ、私たちもあなたの映像を途中まで見させてもらったわ、
映像に流せないのは、あなたの企業秘密でいいかしら?」
「お願いします。観てたんなら報告しなくてもいいんじゃないの?」
「フォーマットは必要よ!
一つだけ質問しても良いかしら?」
「答えれる範囲なら」
「転生者ってどういうこと?」
「私のことは?」
「リンディから聞いてるし、もう十数年の付き合いだから、
ある程度は知ってるつもりよ
でもアースラスタッフやあなたの伴侶や友人たちよりは知らないわ」
「は~他言無用でお願いしても」
「ええ!」
「違う次元世界の前世を持っているのって言ったら信じますか?」
「確か、あなたが懇意にしている覇王の末裔の子がそんな感じだと聞いてるわ」
「アインハルトは次元同じじゃないですか、私は違う次元軸の記憶を持っているんです。
今回のボスもそんな記憶持ちだったってわけですよ。
ファンタジーかもしれないけれど、転生って言葉がしっくりくると思いません?」
「そういうことにしておくわ、今回はヴィヴィオちゃんと同じ年の子が被害にあっているから手伝ってもらえたけれど・・・」
「また面倒くさい世の中になりそうで、なのは達に4年前のようなことは、
やらしたくないので出来る限りお手伝いしますよ。」
「本当に過保護ね、もう護られるだけの小学生じゃないのよ」
「それでも、あの3人とヴィヴィオ、地球にいる大切な人は俺の宝物ですから、
神様じゃないので全ては出来ないかもしれないけどね。報告も終わったから帰っても良い」
「ええ!管理外世界に行くのなら人数とかこちらで提出してね」
「なんでか聞いても?」
「フェイト執務官より私経由の方が許可が早いからよ」
「お願いします。結構な人数になりそうだから、フェイトにどう言おうか悩んでたんです」
「困らせるのもほどほどにね」
「了解です」
そうして俺は自分の家に帰宅した。
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