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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:南條 綾
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9部 ViVid!
6章 たまにはまったりな日常
  学園祭が終わって

 学園祭が終わり、またまったりとした日々
ヴィヴィオとは思念波での会話で今までと仲良し姉妹?
季節も秋になり、今朝からヴィヴィオは大忙し
衣替えだったり、今日はなのはも朝からお仕事
いつもと変わらない日々
幸せだと思う
明日は、インターミドル地区予選準決勝らしいけど大丈夫でしょ
今度の連休でヴィヴィオ達が合宿に行くそうだ!
俺は参加しないけれど、ノーヴェやミカさんが引率するからそこらは心配してない。
なのはの予定も聞いて連休、海鳴の方に行ってもいいかもしれない。
フェイトはどうなんだろう
ついでに聞いてみるか?

 次の日準決勝
俺は余裕で勝利
主要の選手はみな突破したみたいだ
ミウラを除いて

チームナカジマのみんなとユミナとミカさんを交えて応援に来た。
俺も試合が終わりチームナカジマたちのみんなと同じ席に着いた。

「相手のエリー選手
良いフットワークだね
このままのペースなら結構きついな」

「そうだね、ミウちゃん少々厳しいかもしれないね」

 俺とミカさんとの会話でコロナとリオが残念そうな声を出していた

「普通の選手ならね、私は、みんなほどミウラのこと知らないけれど、
コーチたちは嫌というほど知っている。
相手選手は全く知らないけれど、格闘家の(さが)というものもね
その一瞬を実行できればミウラにも勝機があると思う。」

「本当、綾お姉ちゃん」

「可能性はね、このままいけば敗北だけどね」

「うぅ~」

「うなられても仕方ない
これもルールある戦いだから、まぁいい作戦だと思うけれどね・・・
絶対に仕込んでるはずだ!」

 最終ラウンドが始まり、先ほどと同じ射撃の嵐に防戦一方のミウラだが、
やはりやる気か

「あれ・・・?」

「ミウラさんなにか・・・」

 気づいたかアインハルトが気付くのは驚かないけれど、
あれって発言したユミナに俺はびっくり!
そういえば学園祭で俺のシュートを見切ったり、
観察力と目が良い
ヴィヴィオとは違った目の良さだ。
これはノーヴェも強力な軍師ができたものだ

 そうミウラは一瞬すきを作った。
相手のエリーは自分の射撃が効いて、ガードが緩んだと思ったはずだ。
それが罠とも知らずに
さぁってとミウラはそれを出すための力が残っているかどうか?
そしてやはりエリー選手若いな
その距離はミウラの距離だぞ

 強烈な一撃を食らい倒せると思ったのか数歩
フィニッシュを決めようと一歩エリーはミウラに近づいた。
その瞬間足元にためていた魔力を開放して
ダッシュが尋常じゃないスピードで近づき三撃のラッシュの後
最後は強力な回し蹴り『空牙』でとどめを刺した。
また逆転勝利でコマを進めた。

「また、恐ろしいダッシュ力だね」

「あぁ・・・ありゃヴィータさんの仕込みだな」

「まるでロケット弾です!」

 ミカさん、ノーヴェ、ユミナがびっくりしたように感想を言っていた。

「綾お姉ちゃんが言ってたのあれの事、知ってたの?」

「知るはずもない、聞いても教えてくれないしね、多分
ただヴィータなら奥の手として教えてると思ったしね」

「綾さんが言ってました格闘家の性ってもしかして」

「そりゃそうでしょ、アインハルト
倒せると思ったらK・Oを望むでしょ
罠は自分自身
ミウラは賭けに勝ったね」

「賭け?」

「そりゃね、ヴィヴィオ
目の前にぶら下がったK・Oの誘惑に勝ち
今までと同じアウトサイドで戦われたら、
いくらダッシュが良くても、あそこまで届かずに追撃されたと思うよ
そこまで甘い相手じゃないしね」

 俺の解説が終わったところで、ミカさんとノーヴェが大丈夫そうだと、
控室にお祝いに行くかということで行くことになった。

「それじゃ、私は戻るよ」

「綾お姉ちゃんはいかないの」

「本戦まで来たら戦うかもしれないからね。
ミウラにおめでとうとヴィータにも言っておいて」

「う・・・うん」

 なんとか勝ったけど、心配もある
ヴィータとザフィーラがいるからわかってると思うけど
いくら頑丈でも選手生命短くなる可能性がある
もし俺と戦うことになったら教えてやろうっと
そうして帰宅途中で連絡が入った。

 俺は瞬間移動で部屋に戻り、画像を開いた

「復帰するそうね」

「お久しぶりですレティさん
どうしたのですか?」

「お願いがあって連絡したのよ」

「まだ調査中なんだけど、来てもらえるかしら」

「了解です」

 レティさんの話を聞いてのんびりの生活は少しの間終了になった。
海鳴に帰省する計画も先延ばしになった。
探偵兼掃除屋『ファントムレディ』の再開になった
話を聞いて断るのは無しになった。
明日にルーフェンと言う地域に行くことになった。
ルーフェンとはリオの実家がある地域で
ルーフェン武術は地球の中国の武術によく似ているとリオの戦闘からしった。
そこには拳仙の伝説の武術家 レイ・タンドラがいる。
仕事が早く終わったら行きたいなっと思った。
準備に少しとルーフェンは行ったことがないので
綾式での瞬間移動は不可なのでルール通りの行き方をしないといけない
明日というけれど夜ぐらいに到着予定で現地調査
うまくいけば2泊3日ぐらいで終了のお仕事

 俺が帰ると、なのはも帰っていた。
「なのは、聞いた?」

「うん、行くんだよね」

「内容を聞いてね、ごめんね」

「ううん!場所はどこだっけ?」

「ルーフェンっていう地域」

「そっか、うん楽しんできてね」

「何か知ってる?」

「事件のことは知らないけれど、サプライズがあるかも」

「なに?」

「言ったらつまらないでしょ」

「うん。早く帰ってくるつもり」

「入れ違いでフェイトちゃんが帰ってくるよ」

「そっか!安心」

「もぅ、大丈夫だと思うけれど、気を付けてね」

「了解」

 なのはに会えない事久しぶりにアリサやすずか
士郎義父さんや桃子義母さんに会えないのは残念だけど
しっかりお休みを取った時の楽しみにしよう 
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