ハイスクールD×D キングオブハジケリスト兵藤一誠
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第三十四話 爆誕!!究極の融合戦士!!!
前書き
今回・・・・・・遂に“アレ”が発動します!!!
「あの男が・・・・・ボボボーボ・ボーボボ。」
「今のイッセーさんを形作った人・・・・」
“赤龍帝の遊星鎧(ブーステッド・ヴェルバーメイル)”の中から現れたボーボボを前にゼノヴィアとアーシアがそう呟く
「き、貴様!!!一体何時の間に僕の“赤龍帝の遊星鎧(ブーステッド・ヴェルバーメイル)”の中に潜んでいたんだ!!!!?」
「“3日前”に潜んでいました❤」
誠治の問いにそう答えるボーボボであった
『・・・・・・・・えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
当然イッセー一行以外の全員はその答えに驚きの声を上げるのであった
「いやいやいやいやいやいやいやありえねえだろ!!!!!?3日前からって普通気付くだろ!!!?てかどうやって潜んでたんだよ!!!!!!?」
「それは・・・・・秘密❤」
「いや答えろよ!!!!!!」
ボーボボの答えに腹部の胃の辺りを抑えながらそう怒鳴るアザゼル
「まぁそんな事は置いといて。」
「いや置くなよ!!!!」
アザゼルのツッコミを無視してイッセーとボーボボは誠治の方を向き
「「誠治!!!!貴様の様な下種野郎は絶対に許さねえ!!!!!・・・・・・・・ってこいつらが言ってましたぁあああああああああああ!!!!!!!!」」
そう叫ぶと同時に首領パッチと天の助を誠治目掛けて投げ飛ばすイッセーとボーボボであった
「「イッセー!!ボーボボ!!!貴様らぁあああああああああああああああああ!!!!!!!」」
「ハハハハハハハハハハハハハハ!!!!そんなゴミ共を投げ飛ばしたところで弾き返すだけ・・・・・・」
飛んでくる2人を弾き返そうと肉薄していた誠治は気づいてしまった・・・・・・・2人に何かが巻き付いてる事に。そしてそれが何なのかに
「こいつら・・・・・・・・・・C4爆弾が巻き付いてるだとぉおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!?」
「今頃気づいても遅いぜ!!!!鼻毛真拳奥義“C4バカ爆弾”!!!!」
カチッ
ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ
「「「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」」」
イッセーが手に握っていたC4の起爆スイッチを押した瞬間、首領パッチと天の助、誠治は爆発に巻き込まれたのであった
「ガハァアアアッ!!!!ふ、ふざけたマネを・・・・・・・・」
「今の爆発を喰らってまだ立っているなんて・・・・・・・・」
「関係無い!!!!」
「よくも俺達の仲間を・・・・・・貴様だけは絶対に許さないぞ誠治ぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!」
そう叫びながら怒涛のラッシュを誠治にぶちかますイッセーとボーボボ
「「許さねえ!!!許さねえぞ誠治ぃいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!」」
「原因は貴様らだろうがぁああああああああああああああ!!!!!!!」
そう怒鳴りながら2人を殴り飛ばす誠治
「ガハァアアアッ!!!!」
「フッ、そうやって気に入らなかったらすぐ暴力か。やりたい放題だな。」
「理不尽にも程があるだろお前ら!!!!」
ボーボボの言葉にそうツッコむアザゼル
「ヒャハハハハハハハハハハハハハ!!!数を増やしたところでヴェルバーの力を得た僕に勝てるわけがないんだよぉおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
「力に呑まれたか・・・・・哀れな男よ。」
狂ったような笑い声をあげる誠治にボーボボは憐れみの声を呟きイッセーの方を向く
「イッセーよ、此処は“アレ”で行くぞ。」
「“アレ”ですね、わかりましたボーボボおじさん!!!」
ボーボボの言葉にそう頷いたイッセーはボーボボと共に誠治の方を向き口を開く
「愚弟誠治よ、貴様には鼻毛真拳唯一の融合技を見せてやる!光栄に思うが良い!!!」
『融合!!!!?』
イッセーのその言葉に驚愕の声を上げるオカ研メンバーと誠治
「行くぞイッセー!!!!」
「了解!!!!」
ボーボボにそう答えると同時にイッセーはボーボボに向かって飛び出し
「鼻毛真拳究極奥義“聖鼻毛融合”!!!!」
ボーボボの口の中に入って行くのであった
『イッセーがボーボボに飲み込まれたぁああああああああああああ!!!!!!!』
リアス達がツッコミを入れた次の瞬間
「来たぁあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
ボーボボを恐ろしく強大なオーラが包み込むのであった
「な、何だこのバカでかいオーラは!!!!?」
「そめごろぉおおおおおお!!!!そめごろぉおおおおお!!!!!」
「な、何がどうなると言うんだ!!!!!?」
誠治がそう叫んだ瞬間、ボーボボを眩い光が包み光が消えた其処には
「融合完了。」
ジョジョ立ちを決める世紀末覇者風の恰好をした青年が立っていたのだった
「・・・・・・誰だぁああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!?お前は一体誰なんだぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!?」
アザゼルがその男に大声で尋ねる
「我が名は“ボッセー”。」
「ボッセー!!!!?」
「この姿でいられるのは1分だけなのでな、早急に終わらせてもらうぞ。」
「あ、アレがイッセーとボーボボって人?」
「雰囲気が全く違いすぎるわ!!!!」
ボッセーを見たリアスと朱乃がそんな事を呟く
「馬鹿が!!!融合したところで僕に勝てるわけないだろぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
そう叫びながらボッセーに突撃する誠治
「貴様如き我が剣の前では無力。」
そう言ってボッセーは懐から
1匹の可愛らしい犬を取り出したのだった
「“聖魔超越剣ワンちゃんソード”の錆にしてくれよう。」
「いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや!!!!それ何処からどう見ても武器じゃなくて可愛らしいワンちゃんだろ!!!!ていうかワンちゃん武器にするなんてお前何考えてんだよ!!!!?」
胃の辺りを抑えながらボッセーに突っ込むアザゼル。よく見ると彼の顔色が若干悪くなってる気がする
「そんな犬っころに何ができるぅうううううううううううう!!!!!!」
「実に愚か・・・・・・・・究極鼻毛真拳超奥義“ワンワンバーストストリーム”!!!!!」
ボッセーがそう叫ぶと同時にワンちゃんを振った次の瞬間、凄まじい光波が誠治を襲う
「ぐわぁああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
『えええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!?ワンちゃんからとんでもない光波が放たれたぁああああああああああああああああああああああ!!!!!?』
その光波の勢いは止まることなく宙の彼方にまで届くのであった
「な、何か光波が飛んでった先が一瞬光った様な・・・・・」
イリナがそう呟いてる隣でレオナルドやエクスカリバーらが何時の間にか用意してたテレビのスイッチを押すと何かのニュース番組がやっていた
「皆さんこんにちわ、ギャラクシーニュースの時間です。司会のレイブラッド星人です。」
「アシスタントのエンペラ星人です。」
「それでは先程入った速報です。つい先程、太陽系方面から突如飛来した光波によって南東の銀河系が壊滅状態に陥ったとの事です。」
『何かどえらい事になってるぅうううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!』
そのニュースを見たリアス達が叫んだのは仕方ない事だろう。まさか今の光波によって銀河系の1つが壊滅状態になるなんて夢にも思わないのだから
「ば、馬鹿な・・・・・・こんな出鱈目な事が・・・・・・・」
「愚かな、まだ攻撃は続いている。頭上を見るがいい。」
ボッセーの言葉を受けた誠治が空を見ると
無数のハムスターが此方へ目掛けて飛来してきたのであった
「な・・・・・なんじゃありゃあああああああああ!!!!!?無数のハムスターが大気圏突入してきやがったぁあああああああああああああああ!!!!!!!?」
「喰らうが良い!!究極鼻毛真拳超奥義“とっとこハムスター流星群”!!!!!」
ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!」
そのハムスターたちは周辺にまで被害を加えながら誠治に大ダメージを与えたのだった
「め、滅茶苦茶にも程がある・・・・・・・・・・」
「究極鼻毛真拳・・・・・・・彼1人でこの星が崩壊してしまうのでは!!!?」
「い、一体何なんだよお前!!!?何をどうすりゃこんな出鱈目な力になるんだ!!!!!?」
アザゼルの悲鳴混じりの問いに対しボッセーは口を開く
「我はボボボーボ・ボーボボと兵藤一誠、2人の鼻毛真拳伝承者が融合した事によって生まれた奇跡の融合戦士。同じ真拳の伝承者同士の融合によって従来の融合戦士を遥かに凌ぐ力を持つ融合戦士として我が誕生した。そしてその奇跡によって生まれた我が力は従来の融合戦士のおよそ・・・・・・・・・・・1億倍に相当する。」
『い、一億倍!!!!!!?』
ボッセーの言葉に驚愕するリアス達
「さて、我がこの姿でいられるのも残り10秒。次で決めさせてもらおうか。」
「ハァ、ハァ・・・・・クソがぁあああああああああああああ!!!!!!屑の分際で僕を舐めるなぁああああああああああああああああ!!!!!!」
これまでの攻撃によって満身創痍の状態となってる誠治はそんなのお構いなしでボッセーに襲い掛かる
「愚か・・・・・・実に愚かよ・・・・・・・・・究極鼻毛真拳究極奥義“KING鼻毛百裂撃”!!!!!!」
『イェエエエエエエエエエエエエエエエエエイッ!!!!!!最高の出番ありがとぉおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!』
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!」
ボッセーの鼻から出て来た100体のKING鼻毛の猛攻によって誠治は吹き飛ばされるのであった
「・・・・・・・終わりだな。」
ボンッ
「「痛ててて。」」
そしてボッセーは元の2人に戻るのであった
「も、元の姿に戻った・・・・・・・」
「せ、誠治さんはどうなったんでしょうか?」
「アレだけの攻撃を喰らったんだ。無事でいられるわけが無い。」
アーシアの言葉にそう返したゼノヴィアは誠治が吹き飛んだ先を見る
「ハァ、ハァ、ハァ・・・・・・」
そこには禁手の鎧の殆どが砕け立つのがやっとな状態の誠治がいた
「もうやめなさいセージ、そんな状態じゃあもう戦う事も出来ないでしょう?大人しく投降して。無罪放免にしてもらう事は叶わないけど出来るだけ罪を軽くしてもらうよう魔王様達にお願いするから。」
そんな誠治にリアスがそう語り掛けるだが当の本人は
「まだだ!!!!まだ僕には切り札がある!!!!」
「いい加減にして!!!これ以上貴方に何が出来ると言うの!!!!?もう諦めて投降して!!!!!」
「諦める?そんな必要は何処にもないよ・・・・・・・“覇龍”!!!!!!」
誠治がそう叫んだ次の瞬間、禍々しいオーラが誠治を包み込むのだった
「セージ!!!!」
「あの野郎・・・・・・覇龍を使うとは正気か!!!!!?」
「覇龍?どっかで聞いた事あるな?」
「ヴァかめ!!!この前ヴァーリ・ルシファーが使ったアレだろうが!!!!」
「ああアレか。」
イッセーとエクスカリバーがそんな呑気な会話をしてる間に誠治を包んだオーラが消えそこには禍々しい形状の龍人の姿とかした誠治が立っていた
「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!!こうなった僕はもう止められない!!!何もかも破壊しつくしてやるぅうううううううううううううううう!!!!!!」
「完全に狂ったか・・・・・・・愚かな愚弟よ。」
完全に正気を失った誠治を憐れんだ目で見るイッセー
「手を貸そうかイッセーよ?」
「いいえボーボボおじさん、愚弟の不始末は兄である俺がつけます。」
そう言って誠治の前に立つイッセー
「さぁ哀れな愚弟誠治よ。この兄が貴様に終止符を打ってやろう。」
此処に最終決戦の火蓋が切って落とされたのであった
後書き
今回は此処までです!!遂に融合戦士を出せましたよ・・・・・・当初は大人の女にしようかと思いましたが最終的にオリジナル融合戦士にしました。次回でとうとう最終決戦となる予定です・・・・・・それでは次回もどうぞお楽しみに!!!
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