新世紀エヴァンゲリオン Another/EndlessWORLD
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第二話 エンドレス・ナイト
前書き
人生は後悔の連続である。
泣いている。
泣いている。
泣いている。
しくしくと。
しくしくと。
しくしくと。
鳴いている。
鳴いている。
鳴いている。
泣かないで。
泣かないで。
泣かないで。
しくしくと。
しくしくと。
しくしくと。
鳴かないで。
鳴かないで。
鳴かないて。
泣かないよ。
泣かないよ。
泣かないよ。
鳴かないの?
鳴かないの?
鳴かないの?
泣きたいよ。
泣きたいよ。
泣きたいよ。
鳴きたい。
鳴きたい。
鳴きたい。
泣き喚く?
泣き叫ぶ?
泣き落る?
生きたい。
生きたい。
生きたい。
死にたい?
死にたい?
死にたい?
逝きたい。
逝きたい。
逝きたい。
消えたい?
消えたい?
消えたい?
殺したい。
殺したい。
殺したい。
殺される?
殺される?
殺される?
くすくすと。
くすくすと。
くすくすと。
笑われた。
笑われた。
笑われた。
笑いたい?
笑いたい?
笑いたい?
考えたい。
考えたい。
考えたい。
ふふふふ。
ふふふふ。
ふふふふ。
笑われる?
笑われる?
笑われる?
嫌だ嫌だ。
嫌だ嫌だ。
嫌だ嫌だ。
あぁ。嫌だね。嫌だ嫌だ。
僕は今を生きている。平坦で平凡で代わり映えのしない日常の中で生きている。
生きる事が辛い事だと日々、実感しかながら僕は生きている。毎日、毎日、繰り返される日常に、飽き飽きしながらも生きている。繰り返される日常の中、繰り返される日々に安らぎを感じながら僕は生きている。
生きるという事は死から逃れるという事だ。
僕は、生きたい。でも、死にたい。
生きる事はとても辛い事だ。死ねば、こんな事なんて考えなくても済むのに。
でも、死ぬのは恐い。怖くて恐くて仕方ない。
死ぬということは生への苦痛から解放されるということ。
生きるという事は死の恐怖から逃れること。
僕は、生きる事が辛い。
僕は、死ぬのが恐い。
生きたくない。死にたいと思ってる。でも、死にたくはない。
結局は生きている。
死にたいとは思っても実際は死にたくなんてない。
死ねば、この苦痛から解放される。でも、僕は死にたくないんだ。
なんで?死ねば楽になれるよ?
と僕の心の闇は囁いている。
そうだろね。死ねば楽になれるだろう。
何も考えず、感じる事もない。生きる事よりも遥かに楽だろう。
だが。実際合切、死とはなんだ?生とはなんなんだ?
解らない。
分からない。
判らない。
死ねば楽になれる。なら死にたい。でも、死にたくない。生きていたい。もっと生きていたい。でも、嫌な想いはしたくない。死にたい。知れば楽になれる。なら死にたい。生きていても良いことなんて何もない。死にたい。死にたい死にたい。なんで他人は、あんなにも生き生きとしているの?なんで、そんなにも輝いているの?解らない。解らない解らない。なんで、自分はこんなにもちっぽけなんだ?なんで、他人はあんなにキラキラしているんだ?判らない。判らない。判らない。僕は、なんでこんにもちっぽけなんだ。他人は大きくて、僕はいつも山を見上げるようだ。とても大きい。そう、例えるならエベレストの山頂を下から見上げる登山家のような。どうやったら僕もそんな風になれるんだ?どうすれば僕も皆みたいになれるの?ねぇ、教えてよ。僕は変わりたいんだ。もう嫌なんだ。こんな意味のない繰り返される日常を繰り返すのは嫌なんだ。だから教えてよ。僕を助けてよ。僕を殺してくれ。
生きるのが辛い。なのに生きている。
死ぬのが恐い。なのに死にたいと思っている。
矛盾している。いや、矛盾しているように見えている。僕は、生きたいから生きている。死にたいから死にたいと思っている。今すぐに死にたいと思っている。生きるのは辛い事だ。こんなにも辛い事の繰り返しなら死んだ方がマシだと思っているのに、なんで僕は今も生きているのだろう。死にたいと思ってるのになんで生きているのだろう?
解ってる。分かってる。判ってるんだ。
そんなの知ってる。本当は分かってる。でも、だからってなんなんだ?
そんなのどうしようもないじゃないか。死ぬのが恐いから生きている。生きるのが辛いから死にたくなる。そうだ。そうだよ。そんなの分かってる。分かってるんだよ。でも、でも、でも、僕は生きたいんだ。苦しくて辛い事しか無くても生きていたいんだ。死にたいと思っても生きていたいんだ。死ぬのは嫌だ。嫌なんだよ。僕は生きていたい。死ぬのなんてごめんだ。
僕は、これからも生き続ける。
これから何度だって死にたいと思うだろう。
でも、生き続ける。
生きる意味なんて知らない。生きることに絶望しながろこれからを生き続ける。
生きる意味を問われても応えることなんて出来やしない。
死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい。死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい。死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい。死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい。死ねない。死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい。死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい。死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死ねない。死にたくない。
なんて頭と心の中では思っている。
生きてるだけで苦痛だ。
死ねば楽になれるだろう。死ねば、こんな気持ちを味わう事はない。
なら、死ねばいい。死ねばいいんだ。死んだらいい。死ねよ。死んじゃえよ。
いや、そんな簡単に死ねるなら死にたいよ。
生きるのは難しい。多分、死ぬよりも難しい。
生きる事は死に近づくということ。
生き物である限り死は平等にやってくる。
その時の僕は、何を感じどう生きてきたのか?
死ぬ事に悔いはないのか?
生きる事に、生に執着しているのか?
そう。僕は今日も繰り返す。
繰り返される日常。
繰り返される日々。
これは、誰もが望んだ安らぎの一時。
繰り返され、退屈な日常に絶望しながらも生き続ける僕の物語だ。
「ただいま」
そう言って僕は家のドアを開ける。
勿論、返事は返ってこない。一人暮らしなのだから当然だ。
「……」
でも、あの人と過ごした日々で定着してしまった習慣に僕は従っている。
「………」
自分以外誰も居ない空間。
自分だけの空間。
何をしても文句を言うものは居ない。
自分の好きなように生きられる空間だ。
「………」
ソファーに座り込み、僕は倒れ込んだ。
寝心地のいい適度な感触…ベッドとはまた少し違ったこの感触が僕は好きだ。
「…」
少しずつ。少しずつ眠気が…睡魔がやってくる。
眠い。寝ちゃおうかな。
眠っている間は何も考えたくていいから好きだ。
何も考えず、目を閉じて自分の世界に閉じこもる。その刹那の時間だけが僕の唯一の救いだ。
「……」
眠ってしまう一瞬まで僕は考えてしまう。
この生活はいつか終わりを迎える。
そう遠くない未来に、僕はエヴァから降ろされるだろう。降ろされた後の僕の詳細は何も聞かせてはいないけどエヴァに乗る事は無くなるだろう。
「…」
エヴァの無い生活。
それは半年前までは当たり前だったのに、なんで僕は半年前の自分の生活に戻りたくないのだろう?
あの生活も嫌では無かった…筈なのに、なんでこうもモヤモヤするのだろうか。
「…………」
この先どうなるのか、どうしたのいか?何をしていけばいいのか?
漠然としない無数の選択肢と予期せぬ未来に僕はずっと頭を悩ましている。
可能なら何も考えず、時の流れにそって緩やかに生きていたい。
でも、何も考えず生きていけるほど人生っていうのは甘くない。そらは中学一年の僕でも解ることだ。
なら、考えて行動せよ。なんて思うことも有るけど…僕自身、自分が何をして生きていたいのか?よく分かっていない。
夢も無ければ希望もない。
ただ、のうのうと生きてきた十二年間だ。
考えて行動したことなんてない。本能の赴くままに生きてきた。
やりたくない事はしたい。したい事は特に無いから解らない。面倒な事はしたくない。生きていく意味なんて知らない。ただ、生きていくだけだ。
死ぬのは嫌だ。でも、死にたい。生きるのは面倒だ。でも、生きたい。
結局どっちなんだ?
結末=死にたくはないけど生きていたいとは思えない。でも、死ぬのは恐いから死にたくはない。
生きるって事は、死から逃れること。
死ぬって事は、終わりを迎えるということ。
死ねば生の執着から解放され、生きるという概念から解き放たれる。だが、代償に個という存在は消滅し、この世界から忘れられる。
人は、人を記憶する。
でも、死んだ人間の記憶なんて生きていく内に薄れていくに決まってる。それがどれだけ大切な人であろうと同じ事だ。
死は全ての生き物に平等に与えられ、死の恐怖から逃れる事は出来ない。
生き続ける限り、死の恐怖から怯えながら生きていかなければならない。
僕は、そんな恐怖に毎日、怯えている。
死ねば楽になれると解っても死にたくはない。生きたくなくても死ぬのはゴメンだ。生きていたい、死にたくなんてない。もっと生きていたい。何も考えず、何も感じず生きていたい。何も考えたなくない。この先の事なんて考えたくもない。繰り返される日常に何とかしがみついて生きてきたけど未来の事、これから先の事を考えただけで夜も眠れなくなる。
だから…僕は何も考えない。
無心で目を瞑る。
再び始まる地獄に備えて僕は眠りにつく。
あぁ、どうかこの眠りが永遠に続きますように…。
そう…祈りながら。
僕は、眠りに就いた。
「……………」
寝起きは憂鬱だ。
いつもの事とはいえ、こうも憂鬱だと気が滅入るよ。
時刻は…5時40分。起きるには少し早い時間だ。もう少し眠ってもバチは当たらないだろう。二度目を決め込もうと改めてソファーに倒れ込んだ瞬間────だった。
「ピンポーン」
家に響き渡る呼び鈴の音。
こんな朝早くに僕の家を訪ねに来る人物…それは寝起きで思考が整っていなくても容易に想像できた。ゆっくりとソファーから起き上がり、僕は玄関のドアを開ける。
「やぁ、おはよう」
やはり。この人か。
「加持さん…今、何時だと思ってるんですか?」
加持 リョウジ。
僕は、この人の事を詳しくは知らない。知ってるのは名前と好きなタイプの女性、趣味でスイカを作っており、たまに持ってきてくれる。そんな関係で、その程度の関係だ。
「何時って、朝の6時前だが?」
加持は右腕に巻かれた腕時計で時間を確認し呟いた。
「いや、こんな朝早くに迷惑ですよ」
こんなに朝早くに人の家を尋ねるのは迷惑な事だって僕でも分かる。まぁ、尋ねる人なんていないけどさ。
「健康の秘訣は早寝早起きだよ。ほら、朝日もこんなに綺麗だ」
そう言って加持は、一歩横にズレると────太陽の光が、僕を照らした。
「眩し…」
…くは無かった。昼間の暑苦しい太陽の光とは違う光だ。
ゆっくりと目を開けて太陽の光に改めて触れてみる。
それは…温かくてポカポカして少し懐かしく感じた。
「な、いいものだろう?」
「まぁ、それなりに…」
そう、それなりに…。
久々に味わった朝日の心地良さは中々良かった。でも、それだけた。
「で、こんな朝早くに何の用ですか?」
要件無しに、こんな朝方に来るなんて事は無いだろう。エヴァ関連の件だと判断するが…。
「なに、ちょっと人手が欲しくてね」
「ふぅ…」
一面のスイカ畑。
余分大きく実ったスイカの数々、こういうちゃんとした『畑』と呼ばれるものを目にすのは生まれて初めてだった。
そして、こうやって間近でスイカに触れて周りに生えた余分な雑草を取り除くのも初めての経験だった。
「なかなか面白いものだろう?」
スーツ姿で身を伏せ、シャツの袖を折り、農業をする人の被っている帽子を被りながら農作業に勤しんでいる加持 リョウジは言った。
「なんで、スーツ姿で農作業なんかしてるんです?」
「仕事の関係上、手持ちの服はスーツしか無くてね」
「他の服とか買わないんですか?」
「欲しい、とは思うけど買いたいとは思わないね。これくらいの作業なら別にスーツでも問題ないさ」
「でも、汚れちゃいますよ?」
「農作業ってのは汚れてなんぼさ」
何故か説得力のある発言だった。
「そういう君も学校の制服だけど大丈夫なのか?」
「僕も、服はこれしか持ってませんから」
家に帰れば同じ制服が何着もある。汚れても何ら問題はない。
「君こそ他の服を買わないのかい?」
「買ってもいいですけど…服は服だから」
お洒落したいとかカッコ良くなりたいとか…そういう願望を持っていないから制服だけなんだと僕は思う。まぁ、他が単に色んな服を着回すのが面倒だから買わない、というのも多少は有ると思う。
「勿体無いな。君のルックスは中々のモノだ。それなりに決めればモテモテだぞ?」
「別に、モテたいなんて思ってませんから」
「勿体無い。君は本当に勿体無いな」
「そういう加持さんこそ、スーツ以外の服を買って女の子にモテモテになって下さいよ」
「ふふふ。残念ながら俺は周りの女の子から既にモテモテなのさ」
少し嫌味口調で返したら何とも加持らしい返答。
確かに、加持さんはお洒落とかに全く興味のない僕でも分かるくらい男前だ。モテない訳ないのになんでそんな事を言ったんだ僕は?
「そうだ。
リクト君、この後は暇かな?」
「暇では無いですけどなんですか?」
「暇ならこれからデートでも、と思ったんだが?」
「僕、男ですよ?」
「知ってるよ。でも、愛さえあれば性別なんて関係ないのさ」
相変わらず、本気で言ってるの巫山戯てるのか解らない人だ。
「まぁ、いいですよ。今日は一日、暇でしたから」
「よし、ならこれが終わったらショッピングに出掛けるか!」
「ショッピング…ですか?」
「あぁ、俺達の装備を整えようじゃないか」
「???」
装備を整える?
どういう意味かは理解でなきなかったが…まぁ、いいか。
取り敢えず、何も考えず生きていけるならそれでいい。
「そういえば、リクト君はなんで手伝ってくれるんだい?」
「なんでって加持さんが手伝ってくれって言ってきたんじゃないですか」
「でも、面倒なら断ればいい。そうすれば俺も無理に誘う事はなかった」
「そうですかね…」
何故、断らなかったのか?
面倒だと感じていたのに何故、僕は断ろうとしなかったのか?
そう言われてそう聞かれると…返答するのは難しい。
やってみたからったから、と応えるのも違う。そうだな…やっぱり、何も考えずに時間を過ごせるから…なのかな?
「まぁ、心境の変化だと思ってください」
答えを誤魔化すように曖昧に返答しておく。
「心境の変化…ね。何か悩み事でもあるのかな?」
「一年中悩んでます」
「即答だな」
「事実ですから、」
いつも不安と恐怖しか感じていないから悩んでいない日なんて一日も無い。
「その悩みってのは?」
「加持さんに話しても…解決しませんよ」
「そんなの話してみないと解らないじゃないか?」
「解ります。分かるんですよ。僕の悩みなんて些細な事で、皆思ってる事なんですよ。でも、僕はそんな素朴で当たり前の疑問に悩み続けている。この悩みは死ぬまで解決しませんよ」
「死ぬまでとは大きく出たね」
「だって、そうですから」
この気持ちは、共有する事は出来ても理解することは出来ない。
「僕が、僕である限り…この気持ちはずっと僕の胸の中で渦巻いてるんだ」
人の価値観なんて人それぞれで、人の数だけ存在する。
僕の気持ちを理解できるのは僕だけだ。他の誰でもない僕だけなんだ。
「まぁ、話したくないならそれでもいいさ。人の心ってのは繊細で単純だ」
「僕は、単純だと思います」
「俺もそうさ。好きな事は思いっ切りするし嫌いな事は適当にってね」
好きな事は思いっ切り…。
嫌いな事は適当に。
恐らく、加持の好きな事であろうスイカの世話。
加持は、一体どんな気持ちでスイカと接しているのだろうか?
「あの、加持さんは…なんで、スイカを育ててるんですか?」
「突然だね」
「その…気になって、」
すると加持は「うーん…」と頭を抱え。
「そうだな。多分、好きだから…じゃないかな?」
と加持自身も理解していないのか曖昧な返事を返してきた。
「?」
「いや、済まないね。何故って聞かれると答えに困るな。趣味って言えればそれでいんだが、俺が居ない時は放ったらかしにしてるし…大切にはしているが、そうでもない」
「よく分からないんですけど…」
「俺自身もよく分かってない。まぁ、日課だと思ってくれ」
「日課?」
「最初は気まぐれだったんだ。
職場の女の子からスイカの種を貰ってね。セカンドインパクト以降の日本ではスイカは希少な食べ物になって…どんな味だったかなぁってふと思ったんだ。それかはここの土地を少し借りてスイカ農園をやらせてもらってるって訳さ」
「…なんか、話が飛んだような…」
「結論を言えばスイカが食べたかったからスイカを育てて食べた。で、収穫したスイカの種で更にスイカを増やしていって今に至るわけさ」
そんな安易な考えでここまでのスイカ農園を…?
とても僕には考えられない発想と真似できない行動力だった。
「切っ掛けってのはそんなもんさ。あとは、それからどうやるかだ。
続けるのも辞めるのも自分次第、続けたいなら続ければいい。辞めたければ辞めればいい。それに、君は子供だ。したい事をして今を生きればいい。大人になったら面倒な事も嫌いな事も全部しなくちゃならない。今しか出来ないことを思いっきり楽しむんだ。後悔のないようにね、」
今しかない有限の時。
限りある時間の中で僕が今すべき事。
僕に出来ること。僕にしか出来ないこと。僕が成せること。僕以外の人間では不可能な事。
僕は何も持っていない。
僕に出来ることなんて大したことじゃないから。僕は、何にも持っていないんだ。
僕は…何をすればいい?
僕は、どう生きればいいんだ?
後書き
人生は不幸の連続である。
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