大大将棋について
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第一章
大大将棋について
大大将棋は将棋の一種で二人で遊ぶボードゲームだよ!天竺大将棋とは別の方向に向かった大将棋をさらにでかくしたもので特別な成りのルールがあって酔象の子と太子の子がいなくて普通の将棋と違って駒の子の配置が左右非対称になっていて駒の子の種類が大きいのが特徴なんだ。この駒の子達を整えてまとめながらさらに大規模にした将棋が摩訶大大将棋なんだ。
今からルールのことを説明するね!大大将棋の将棋盤は縦横十七マスずつに区切られているんだ。ただ他の将棋とは違って自軍、敵軍といった考えはなくて駒の子達が成るそのルールも違うからね。このことは後から説明するよ。
遊ぶ人達が一手ずつ交代で盤の上にある駒の子達を動かしていくよ。また本将棋と違って持ち駒という考えもないよ。
駒の子達の攻勢は仲人、桂馬、盲虎、酔象の子達を覗く大将棋の全ての駒の子を含めた合わせて六十四種類もの子達がいてそれぞれ動きが決まっているんだ。また大将棋でそれぞれ二人ずついる飛車、角行、堅行、龍王、龍馬、飛龍、猫又の子達はこの大大将棋では一人ずつに減っているんだ。あと駒の子達の数は九十六人、敵味方合わせて一九二人いるよ。あと中将棋、大将棋と同じ駒の子の動きは同じだけれど成り方が違う子が多いんだ。
あと自分の駒の子を動かす時に動く先に相手の駒の子がいる時はその子を取ることが出来るからね。
獅子、麒麟、鳳凰、猫刃、飛龍、盲猿、変狸、変狐、東夷、南蛮、西戎、北狄、馬麟、近王、狛犬、古鵄、毒蛇、老鼠、踊鹿、行烏、水牛の子達は成ることが出来るけれど本将棋や中将棋とは違って敵陣に入った時ではなくて敵の駒の子を取った時に成ることが出来るんだ。だから盤の何処でも成る可能性があってこの大大将棋では自陣、敵陣の意味はないんだ。敵の駒を取ったら成ることは絶対で成らないことを選ぶことは出来ないよ。だから遊ぶうえでこのことを注意しておいてね。あと本将棋と違って駒の子を取っても自分の持ち駒の子には出来ないからね。
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