転生貴族の銀河
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第三十五話
前書き
お待たせしました。
私用で更新遅くなりました。
これからは定期的に更新して行くつもりです。
作戦会議は大きくその内容が変わっていた。
全員が多くの人間を巻きこみ、そして会議は紛糾していた。
詳細な会議は一旦止まり、皆が意見をぶつけ合っていた。
二週間で全員の考えが変化していた、ロルフはその間に皇帝と密かに肉体言語で語り合っていた。
「参りました。陛下は強すぎますよ、オフレッサーよりも強いです」
「そうかの?」
強すぎるし、どんな訓練してんだよ。
「そうなんです」
「だがな、国務尚書の方が怖いぞ」
「あの暗殺スキルは反則ですよ、全身に武器を隠してるし。この前は隙だらけだと首筋にナイフを充てられたんで」
「フフフフ、それはロルフが悪いなスキを見せたんじゃ」
「見せてませんよ、あの爺様の前では何時も臨戦態勢ですよ。それも二人っきりの時は特に」
「フム、しかし幼き頃より教えを受けてもダメかのう」
「アレは無理ですね陛下、化け物です」
「暗殺が趣味だからかのう~」
「暗殺が趣味って変です」
「それよりも、パウルの恋は順調か?」
「順調ですね恐らくですが、でも教えてくれないんですよね」
「愛も変わらずに秘密主義か?」
「それが問題ですが、本人同士の恋の恋の話で自分も強くは言えませんでした」
「ふむ、仕方が無いな。時間はあるワシももう少し調べてみるかの」
「良いのですか?」
「ワシの楽しみだ、後で報告書は送るぞ」
「陛下も好きですね」
「する事が無いのでな」
「では、私は会議にいきます」
ロルフはこの後に!
リューネブルクの件も陛下に御願いして置けば良かったと気が付いた....
それとだが、パウルの件はパウルの報復を恐れ誰もロルフに本当の事を報告しなかったとさ
「失礼します、何でしょうか」
「座れ」
三長官がそれって、お叱りの言葉か?
「はい、失礼します」
「飲み物は?」
軍務尚書の副官が聞いてきたので
「ブランデーをロックで」
と!司令長官
「貴様は軍務中だぞっ」
「怖っ、怒ってばかりいると血管切れますよ」
ロルフは安全を確保し、逃げ口も確保それでいて平然と言葉をかえす。
「・・・・貴様はなぜだ、何故なんだ俺にストレスを与えて何が楽しいんだ?」
「いいえ、楽しんでません。言いたい事を言ってるだけですから」
「少しは司令長官の事を考えないのか?」
と統帥本部総長のシュタインホフ元帥が聞いて来たのだが
「何故に!俺が悪者になっているんだ、変だよこれって」
「ロルフ...お前の爺さんも自由奔放で我らに困らせられた事も有るがな。
それでも爺さんは上官には一応の敬意を払っていたぞ、内緒でイゼルローン要塞のミニチュア等作らなかったしな」
「一応は敬意を持ってますよ、それに他の艦隊にミニチュアの補給基地は陛下に国務尚書も知っていますよ。
流石に財務尚書には知らせてませんがね、あの守銭奴に感づかれると厄介ですので」
「確かに財務尚書は厄介だが何処から金をだした」
「自分のポケットマネーと陛下のポケットマネーで作ったっす」
三長官は理解できなかった、ポケットマネーで作れる物では無いのだ
「ポケットマネーの意味を知ってるか?」
「失礼ですね知ってますよ」
「お前は分かってない、ポケットマネーの意味をな」
「そうだぞ、自分が自由に出来る金をだ小遣いをポケットマネーと言うのだぞ」
「ですからその金で作ったのですが?」
「お前はどれだけ資産を持っているのだ」
「内緒です、個人情報ですので」
「言えない程に有るのか資産が」
「言え、何故そこまでの資産があるのだ」
「株です、10歳位から儲けているので金は幾らでもありますよ。
陛下の資産もありましたし、豊富にある資産で作りましたよ」
「お前はどれだけの資産が本当にあるんだ」
「本当は知らないですね、概算で20兆帝国マルク以上です。資産運用は執事に任せているので今はどれだけなのか.....」
「正直に呆れたぞ、ジークヴァルト財団の資産と運用を甘く見ていたな。お前の爺さんの事を忘れていた」
三長官が頭を抱えていた。
何故だと、頭も良い、外見も良い、兵士には人気があり資産は帝国のトップクラスで其処の御曹司で....
正確が自由奔放で陛下にベーネミュンデ侯爵夫人の信用は厚く、また国務尚書の弟子でも有り、グリンメルスハウゼン子爵の孫娘を妻にし、性格だけが問題であった。
性格が.....
性格を除けば全てを持っている人物だった。
それだけに問題であったのだが
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