七夏「ここちゃー?」
心桜「ん?」
七夏「SEVEN LEAF(セブンリーフ)って、七枚の葉っていう意味ですよね?」
心桜「そうだけど? 今更どしたの?」
七夏「えっと、どおして複数形じゃないのかなぁーって」
心桜「・・・っ!!!」
七夏「こ、ここちゃー!?」
心桜「つ、つつ、つっちゃーから予想外の質問が来て驚いたぁ!」
七夏「そんなに驚かなくても・・・私、英語も頑張ってます・・・多分」
心桜「そ、そだねー。確かに普通に考えると『leaf』の複数形は『leaves』になるから『seven leaves』って、なるよね・・・」
七夏「どおして『leafs』にならないのかなぁ」
心桜「また、ややこしくなってきたなぁ」
笹夜「『SEVEN LEAF』で、ひとつの固有名詞になっているからかしら!?」
心桜「おぉ!! 笹夜先輩!! こんちわ!!」
七夏「こんにちわです☆」
笹夜「こんにちは♪」
心桜「んで、笹夜先輩の白ゲージ割り込み・・・いや、助け舟に納得だよ!!!」
笹夜「白ゲージ割り込みって何かしら!?」
心桜「切れ味、最高!!! ・・・って事!!」
七夏「セブンリーフで、ひとつの言葉なのですね♪」
笹夜「そう考えれば、自然かしら!?」
心桜「なるほどねー。セブンリーフのアイテムが2つ以上で『seven leaves』って事か」
笹夜「『SEVEN LEAF』が、ひとつの固有名詞なら複数形は『SEVEN LEAF’S』って考える事もできますね♪」
七夏「笹夜先輩の考え方、納得です☆」
笹夜「それと、七夏ちゃん『leafs』ではなくて『leves』です」
七夏「あ、そうですね☆」
心桜「あ、それはあたしも分かる!」
笹夜「あと、元々『leaf』の複数形が『leves』っていうのは、決まり事です」
七夏「『fish』に複数形が無いのと同じかな?」
心桜「おおっ! つっちゃー凄い!」
笹夜「そうですね。『fishs』と、ならないのも決まり事ですね・・・ですから、既に決められたルール自体に疑問を持つと、答えが見つからなくなります」
心桜「つっちゃーも、今日は紫ゲージの領域だね~」
七夏「紫ゲージ!?」
心桜「切れ味が鋭利やん・・・って事!! エイリヤン・・・平城京にも!?」
七夏「?????」
笹夜「まあ、ルール同士の衝突で疑問に思う事は、多々ありそうですね」
心桜「そだね。つっちゃーもセブンリーフの事になると妙に鋭くなるから・・・これつまり、属性!? ブランド効果!?」
七夏「もう・・・」
笹夜「まあ、でも好きな事なら、楽しく早く覚えられますので、苦手な事も好きな事に関連付けて覚えてしまうという方法は、とても効果的で良い事です♪」
心桜「それって、つまり、苦手な食べ物を、好きな食べ物で包んで食べる・・・つまり、ごまかして無理矢理口に詰め込むって事!?」
七夏「こ、ここちゃー・・・もう・・・」
笹夜「ごまかすのではなくて、嫌いな食べ物も、どうすれば美味しく頂けるか、考えて工夫をする事が大切かしら!?」
七夏「美味しくなるように考える事・・・私、頑張ります!!」
心桜「つっちゃーの手作り料理なら、なんでも美味しく頂くよ!」
七夏「くすっ☆」
笹夜「七夏ちゃんのお料理・・・とても楽しみです♪」
七夏「さ、笹夜先輩まで☆」
心桜「んで、つっちゃーから『fishsのムニエル』とか出てきたりして」
笹夜「まあ!」
七夏「ここちゃー・・・はぁ☆」
心桜「前回の『ホッドドッグ』と言い、英語は不思議に思う事があるよね」
笹夜「そうですね。特に英語の印象は動詞が先に来ますから積極的な印象ですね♪」
心桜「動詞が先・・・確かに! これってつまり、倒置法!?」
笹夜「日本語で言うとそうなるかしら?」
心桜「つっちゃー! 倒置法だよ、倒置法!」
七夏「はい☆」
心桜「つっちゃー英語が苦手な分を、倒置法でカバーしているとか!?」
七夏「えっと、そんなつもりはないです」
笹夜「英語は必要最低限で効率よく意思を伝える事ができますね」
心桜「確かに、漢字とか無いからね」
笹夜「例えば『私』を表す言葉は『I』ですけど、日本語は『私』以外にも色々とありますよね」
心桜「アタシ、ワタクシ、アッシ、ワシ、ボク、オレ、オラ、オイドン、セッシャ、ワレ、ワラワ、ソレガシ、ショウセイ、ジブン、ショウショク・・・」
笹夜「まあ! 心桜さん! 随分たくさん思いつきましたね♪」
七夏「ここちゃー凄いです!」
心桜「よくよく考えたら、星の数ほどあるんじゃないかな?」
七夏「え!?」
笹夜「流石に、星の数までは無いのではないかしら?」
心桜「ホントにそう思います?」
七夏「えっと・・・」
笹夜「星の数っていう事は、相当な数になると思いますけど・・・七夏ちゃん、分かりますか?」
七夏「いえ、さっきここちゃーが話した一人称でも凄いと思ったのですけど・・・」
心桜「分かんないかなー」
笹夜「星の数は思い付かないです・・・『なぞなぞ』かしら?」
心桜「いえ、違います! 笹夜先輩、正解が知りたいですか?」
笹夜「・・・ええ。お願いします♪」
心桜「つっちゃーは?」
七夏「はい☆ 私も答えが知りたいです☆」
心桜「正解は、CMの後でっ! ・・・って言ったら怒る?」
七夏「こ、ここちゃー!」
笹夜「怒りませんけど、前にも同じような事が無かったかしら?」
心桜「そうそう!『コ・マーシャル』とかあって『コ』って何よ? ってあったよね?」
七夏「CMはコマーシャル・メッセージです☆」
心桜「おっ! つっちゃーしっかり覚えてるね!」
七夏「はい☆」
心桜「真面目に正解を言うと『心桜』」
笹夜「まあ♪」
七夏「なるほど☆」
心桜「ねっ! 星の数ほどありそうでしょ?」
笹夜「確かに、一人称を自分の名前で言うと星の数ほどになりそうですね。参りました」
心桜「おぉ! 遂に笹夜先輩を参らせたよ! ・・・ここまで長かった!」
七夏「もう! ここちゃー! 笹夜先輩、すみませんっ!」
笹夜「いえいえ、今回の心桜さんの正解は、思い付かなかったですので♪」
心桜「更に、あだ名なんかも入れると、もっと多くなるよねっ!?」
笹夜「ええ♪」
心桜「いや~日本語って本当に奥が深い!」
七夏「私も、お言葉遣いとか、もっと日本語も頑張ります!」
心桜「つっちゃーは、日本語もだけど、こっちも頑張るんだよ!」
七夏「え!? こっちって?」
心桜「って事で、つっちゃーがまだまだ頑張る『翠碧色の虹』本編はこちら!」
心桜「http://nanatsuiro.my.coocan.jp/nnt_frma_a.htm」
七夏「あ、こっちって、こっちの事なのですね☆」
心桜「そう! そして、あたしと笹夜先輩も頑張る『ココナッツ』宛てのお便りはこちら!」
心桜「http://nanatsuiro.my.coocan.jp/nnt_suiheki_novel.htm#QUESTIONNAIRE」
笹夜「私も・・・なのですか?」
心桜「もちろんです! 笹夜先輩の鋭い切れ味も欠かせませんので!」
七夏「笹夜先輩! 頼りにしています☆」
笹夜「は、はい♪ 私も頑張ります♪」
幕間十九 完
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幕間十九 をお読みくださり、ありがとうございました!
本編の方も鋭意制作中ですので、どうぞよろしくお願い申しあげます!